ゲーミングノートPCはバッテリーや電源供給で性能が変わるか検証
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デスクトップなら電源オプションを変更しないかぎりは安定していいるため、ゲーミングPCとしての性能も特に変わりません。しかしゲーミングノートPCはデスクトップとは違い、電源供給の状況が必ずしも一定とは限りません。
- バッテリーを装着しているか
- ACアダプタと接続しているか
- バッテリーの容量は十分残っているか
以上のような状況によって電源供給量が変わり、性能にも違いが出てきます。では具体的にどれくらいの性能差が生まれるのでしょうか。ちょっと気になったので調べてみました。
完全な状態での性能
検証に使うのはガレリア QSF960HGです。使用するベンチマークソフトは3DMARK FireStrikeです。また、NVIDIAコントロールパネルの設定は性能が100%発揮される状態にしてあります。まずはバッテリーを装着し、ACアダプタとも接続した状態でベンチマークスコアを計測しました。
バッテリーを外した状態での性能
次にバッテリーは外して、ACアダプタは接続した状態です。ACアダプタの端子が抜けると電源が落ちてしまう危険な状態です。普通はこんな使い方をする人はいないと思います。
少しだけスコアが落ちました。ノートPCのバッテリーが装着されていないとグラフィックボードの性能が落ちるという話は本当でした。
ACアダプタを外した状態での性能
最後に充分な容量の残ったバッテリーを装着し、ACアダプタを外してベンチマークスコアを計測しました。外出先だとこういう使い方をする人が多いと思います。
はっきりと性能が落ちました。WindowsやNVIDIAコントロールパネルの設定で、性能が落ちないようにしていたはずなのですが、まさかここまで変わるとは・・・。
電源供給の状態 | ベンチマークスコア |
---|---|
バッテリー装着、ACアダプタ接続 | 4072 |
バッテリー非装着、ACアダプタ接続 | 3844 |
バッテリー装着、ACアダプタ非接続 | 3108 |
まとめるとこんな感じです。ゲーミングノートPCを自宅で使うにしても外で使うにしても、オンラインゲームをやるならバッテリーもACアダプタもしっかり使わないと性能が発揮されないことがわかりました。