240Hz液晶ノートPC!G-Tune H5 性能レビュー
RTX3070 + 240Hz液晶のおかげで超ヌルヌル!
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FPSのような動きの速いゲームをプレイするなら120Hz液晶モニターや144Hzモニター液晶を使うのが常識です。ゲーミングノートPCにも120Hzや144Hz液晶搭載のモデルがあり、ゲーマーから愛されています。
でも今回レビューするのは、さらに上位の240Hz液晶搭載ゲーミングノートPCです。240Hz液晶を使うのは滅多にないことだったのでとても興奮しました。あまりにヌルヌルなので本当に驚きました。
G-Tune H5はこんな方におすすめ!
動きの速いゲームをプレイする予定!
高性能なゲーミングノートPCが欲しい!
25万円以下の予算で買いたい!
G-Tune H5のスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-11800H |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce RTX3070 8GB | 16GB(PC4-21300) |
ストレージ | チップセット |
512GB NVMe SSD | モバイル インテル HM570 チップセット |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 15.6インチ 1920×1080 240Hz液晶 |
高性能なRTX3070搭載ゲーミングノートPCです。メモリは16GB、ストレージ512GB NVMe SSDとこちらは定番です。このパーツ構成ならすべてのゲームを快適にプレイできます。
ただ240Hz液晶を活かすためには240fps以上を出さなければなりません。OverWatchなら画質を落とせば大丈夫でしょう。Apex Legendsだと200fps以上を維持するのは困難です。
一方でCS:GOやレインボーシックスシージは動きがあまり速くないため240Hz液晶が必要かどうか微妙です。私は144Hz液晶で十分だと思います。MOBAのLoLやDOTA2も120Hzや144Hzがいいでしょう。
もしももう少し予算に余裕があって、容量を増やしたい場合は、さらに1TB M.2 SSDの追加をおすすめします。やはり合計1.5TB以上あったほうがなにかと使いやすいです。
ストレージの速度
G-Tune H5のストレージは512GB NVMe SSDです。どれくらいの速度が出るのかCrystalDiskMarkで計測してみました。
SSDの速度
SSDは「Micron 2210 MTFDHBA512QFD」で、シーケンシャルリードが1542MB/s、シーケンシャルライトが1162MB/sです。SATA SSDより2~3倍くらい高速ですが、NVMe SSDの中ではそこまで高速ではありません。
G-Tune H5の外観
次にG-Tune H5の外観や接続端子のレビューをしていきます。
全体のサイズは幅:359.8 x 奥行き:243 x 厚さ26.8 mmです。ゲーミングノートPCは性能が年々向上しているのに、サイズはコンパクトになってきており、技術の進歩を実感します。
タッチパッドは左上を2回タップするとON/OFFを切り替えられます。
キーボードは個別キー設定対応 RGB LED、99キー、キーピッチ約18.8mm、キーストローク約2.0mmです。
キー配置はスタンダードです。メカニカルタッチで軽快な打鍵感です。PCゲーマーはこういうのを好む人が多いと思います。
LEDバックライトの光り方は穏やかな部類です。派手にビカビカ光る感じではありません。
電源ボタンの他にモードチェンジボタンもあります。
液晶の最大解像度は1920×1080です。ノングレアで反射がほとんどありません。
リフレッシュレートは240Hzと60Hzに切替可能です。144Hzへの変更はできません。240Hzと144Hzの差がわかるかどうかは人や使い方によります。私はマウスカーソルを動かした瞬間に「あ、144Hzより圧倒的にヌルヌルだ」とすぐにわかりました。
左側には盗難防止用ロック、USB3.1、マイク入力、スピーカー出力があります。
右側にはSDメモリーカードリーダー、USB3.0が2つあります。
後ろ側にはUSB3.1 Type-C、HDMI出力、LANポート、電源端子があります。
G-Tune H5の重さ
ノートPC本体のみの重さは2.218kgです。重くも軽くもない、普通の重さの15.6インチゲーミングノートPCです。
ACアダプターとケーブルを含めると3.056kgです。旧モデルのRTX2070搭載ゲーミングノートPCより300g以上軽くなりました。
G-Tune H5の温度
3DMARK FireStrikeを動作させたところ、CPU(Core i7-11800H)コアの温度は平均77.6℃、最大94℃でした。Core i7-10870Hよりも高温度です。
GeForce RTX3070の温度は平均69.0℃、最大77.6℃でした。
G-Tune H5のベンチマークスコア
G-Tune H5の性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 1852 cb | 4028 cb |
シングルコア | 229 cb | 574 cb |
Core i7-11800Hの性能です。マルチスレッドはCore i7-10870Hより約33~40%も高性能です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
8967 | 11978 | 13027 |
FF15は高品質だと「快適」、標準品質だと「とても快適」、軽量品質だと「非常に快適」でした。RTX2070搭載ノートPCより14%高いスコアです。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 17647 | 平均 130 fps |
FF14ベンチマークは最高画質でも平均100fps以上でした。RTX3070の性能ならMMORPGは余裕です。
PSO2ベンチマーク
PSO2ベンチマークはウルトラ画質で21518でした。RTX3070 + Core i7-10870Hより33%も伸びました。CPUの大切さがよくわかります。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは68337です。RTX3060搭載ゲーミングノートPCの「G-Tune E5-165」より39%高いスコアが出ました。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
9792 | 10145 | 8181 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyは上位36%の評価でした。RTX3060搭載ゲーミングノートPCの総合スコアが7786だったので、このG-Tune H5のほうが約25.8%も高性能です。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
20518 | 26876 | 21645 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位13%のパソコン」です。デスクトップゲーミングPC含めてこの評価ですから凄いですね・・・。240Hz液晶とか関係なく、純粋に高性能なので多くのゲームがサクサク動きます。
25万円の予算で買えるゲーミングノートPCとしては間違いなく最高級仕様です。動きが速いゲームや重いゲームをプレイする予定の方におすすめです。
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