PUBG推奨スペックとグラボ別fpsとおすすめゲーミングPC
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近頃、100人のサバイバルゲームPUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)が大流行しています。これはTPSとFPSの要素があり、索敵を含めた立ち回りが重要なのでFPSプレイヤーに人気があるようです。
ぱっと見た感じだとそれほどグラフィックが綺麗ではないのですが、どうやらPUBGは異常なほど重いようです。動作環境やベンチマークを調べてみたのでPUBGにおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
PUBGの最低動作環境と推奨スペック
steamに公式サイトに記載されている動作環境をご紹介します。
PUBG最小動作環境
OS | Windows 7/8.1/10 64bit |
CPU | Intel Core i3-4340 |
メモリ | 6GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX660 |
今のところ最小動作環境が書かれているだけでPUBG推奨スペックは明らかにされていません。確かにPUBGはまだアーリーアクセスの段階ですし、今後のアップデートで重さがどんどん変わるでしょうから仕方がありません。
なお、今後重くなるか軽くなるかはまったく予想がつきません。軽くなる例はいくつもあります。しかし7DTDのように開発者が突然画質にこだわり始めて急激に重くなる例もあります。
PUBGのfpsを計測(ベンチマーク)
PUBG推奨スペックが公開されていないなら、自分でどれくらい重いのか調べるしかありません。そこでグラフィックボード別・設定別にPUBGのフレームレートを計測してみました。
ベンチマークした場所はPrizon、School、Pochinkiの3箇所です。それぞれ反時計回りにぐるっと一周しました。(*2018年4月17日にベンチマークした最新の情報に修正しました。)
PUBGのグラフィック設定
グラフィック設定はシンプルです。「画面モード」はウィンドウ、「解像度」は1920×1080、「クオリティ」はウルトラ、非常に低いの2つを試しました。以前はfps制限がかかっていて、最大144fpsまでしか出せなかったのですが、アップデートで「無宣言」を選択できるようになりました。ただ現実的には144fpsを目指せばいいので、最大フレームレートは144fpsに設定しています。
ベンチマークに使用したゲーミングPCはCPUがCore i7-8700K、メモリが16GB PC4-21300(8GBx2)、グラフィックボードはGTX1060 6GB、GTX1070、GTX1070Ti、GTX1080、GTX1080Ti、RTX2080の6種類です。
Prizon ウルトラ
グラボ | VRAM | フレームレート |
---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB |
144
|
RTX2080 | 8GB |
143
|
RTX2070 | 8GB |
141
|
RTX2060 | 6GB |
105
|
GTX1080Ti | 11GB |
141
|
GTX1080 | 8GB |
127
|
GTX1070Ti | 8GB |
113
|
GTX1070 | 8GB |
96
|
GTX1060 | 6GB |
70
|
Prizon 非常に低い
グラボ | VRAM | フレームレート |
---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB |
144
|
RTX2080 | 8GB |
144
|
RTX2070 | 8GB |
143
|
RTX2060 | 6GB |
142
|
GTX1080Ti | 11GB |
143
|
GTX1080 | 8GB |
142
|
GTX1070Ti | 8GB |
143
|
GTX1070 | 8GB |
143
|
GTX1060 | 6GB |
143
|
School ウルトラ
グラボ | VRAM | フレームレート |
---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB |
143
|
RTX2080 | 8GB |
141
|
RTX2070 | 8GB |
140
|
RTX2060 | 6GB |
104
|
GTX1080Ti | 11GB |
140
|
GTX1080 | 8GB |
124
|
GTX1070Ti | 8GB |
113
|
GTX1070 | 8GB |
98
|
GTX1060 | 6GB |
72
|
School 非常に低い
グラボ | VRAM | フレームレート |
---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB |
144
|
RTX2080 | 8GB |
143
|
RTX2070 | 8GB |
142
|
RTX2060 | 6GB |
141
|
GTX1080Ti | 11GB |
141
|
GTX1080 | 8GB |
140
|
GTX1070Ti | 8GB |
142
|
GTX1070 | 8GB |
143
|
GTX1060 | 6GB |
141
|
Pochinki ウルトラ
グラボ | VRAM | フレームレート |
---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB |
142
|
RTX2080 | 8GB |
140
|
RTX2070 | 8GB |
139
|
RTX2060 | 6GB |
106
|
GTX1080Ti | 8GB |
140
|
GTX1080 | 8GB |
117
|
GTX1070Ti | 8GB |
109
|
GTX1070 | 8GB |
96
|
GTX1060 | 6GB |
68
|
Pochinki 非常に低い
グラボ | VRAM | フレームレート |
---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB |
143
|
RTX2080 | 8GB |
142
|
RTX2070 | 8GB |
142
|
RTX2060 | 6GB |
141
|
GTX1080Ti | 11GB |
142
|
GTX1080 | 8GB |
142
|
GTX1070Ti | 8GB |
141
|
GTX1070 | 8GB |
141
|
GTX1060 | 6GB |
140
|
最低画質だとGTX1060 6GBで十分だとわかりました。逆に最高画質だとGTX1080Ti以上でないと厳しいですね。中画質でプレイするならGTX1070Tiがコスパ抜群でおすすめです。RTX2080Tiなら144fps張り付き状態だったのでとても快適です。
それにしても以前よりも随分と軽くなりました。2017年12月くらいまではGTX1080Tiでもポチンキに行くと80fpsくらいしか出ませんでしたからね。PUBGの良いアップデートとGeForceドライバ更新のおかげでしょう。ただ、人がたくさんいる場所だと10%以上フレームレートが落ちるので、ある程度グラフィックボードの性能に余裕を持たせたほうがいいです。
またグラフィックボードだけでなくCPUの性能もPUBGではとても重要です。CPUを下手に妥協してしまうとフレームレートが低くなる恐れがあるため、Core i7-8700やCore i7-8700Kのような最新世代の高性能CPUをおすすめします。
PUBGにおすすめのグラフィックボード
以上のベンチマークからタイプ別におすすめグラボをまとめます。
最低画質でもいいから144fpsくらい出したい | GTX1060 6GB |
最高画質で60fps出したい | GTX1060 6GB |
中画質で144fps出したい | GTX1070Ti 8GB |
最高画質で144fps出したい | RTX2080 8GB |
今後のアップデートで重くなるのが怖い | RTX2080 8GB |
PUBGのメモリ使用量
グラフィックボード以外にも大切なパーツがあります。それはメモリです。PUBGはCPUとメモリの性能が超重要だと言われているくらいです。で、PUBGをプレイしている最中にどれくらいメモリを使っているのか調べてみたところ衝撃を受けました。
Steamやブラウザを起動しているとはいえ、7.7GBもメモリを使用しています。PUBG単体だと3.5~4.0GBくらいで推移していました。「全部で10GB使ってる」なんて話を聞いたこともあります。(徐々にメモリ使用量が増えてるような?)
いずれにしても8GBでは足りません。ぎりぎりすぎてグラフィックボード本来の性能を活かせない危険性が高いです。だからメモリは16GBにするのがおすすめです。
PUBGにおすすめのゲーミングPC
以上の結果からPUBGにおすすめのゲーミングPCをピックアップします。
ドスパラ「GALLERIA RA7C-R46」
- OS:Windows11 Home 64bit
- CPU:Core i7-14700F
- メモリ:16GB
- グラボ:GeForce RTX4060 8GB
- 容量:500GB NVMe SSD
PUBGを60fps以上出したい人にはGTX1660Ti 6GBで問題ありません。非常に重い場面だと60fpsを下回ることもありますがほぼほぼ大丈夫です。でもメモリは16GBに増やしましょう。それにこのデスクトップはドスパラで人気No.1のゲーミングPCということもあり、様々なキャンペーン対象になっていてお得です。
ドスパラ 「GALLERIA RA7C-R47」
- OS:Windows 11 Home 64bit
- CPU:Core i7-14700F
- メモリ:16GB
- グラボ:GeForce RTX4070 12GB
- 容量:500GB NVMe SSD
将来の軽量化を見込んだ上で高fpsで遊びたいならRTX3070がおすすめです。今回のバージョンでは最高画質で144fpsに達したのはGTX1080TiとRTX2080だけです。RTX3070搭載ゲーミングPCならこのデスクトップがベンチマークスコアが高く、さらに他のパーツも高性能でおすすめです。
*「PUBG推奨ゲーミングPC」の後継機です。
ドスパラ「GALLERIA XL7C-R46-6」
- OS:Windows 11 Home
- CPU:Core Ultra 7 155H
- メモリ:16GB
- グラボ:GeForce RTX4060 8GB
- 容量:1TB NVMe SSD
ノートPCでPUBGをプレイするならRTX2060搭載モデルがおすすめです。普通のゲーミングノートPCだと60Hz液晶なので60fpsしか出す意味がありませんが、このRTX2060搭載ノートPCは120Hz液晶を搭載し、しかも120fps出せる性能を持っています。PUBGだけでなくFPSにもぴったりです。