G-Tune EN-Z 性能レビュー!RTX3060 + Core i7-12700K
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ゲーミングPCにおいてCPUの重要性は年々上がってきています。昔はそこそこのCPUと高性能なグラボさえあればいい!みたいな感じでしたが、最近はCPU次第でゲームのフレームレートが大幅に変わるのです。
それに高性能なCPUを選んでおくと、数年後にグラボだけ交換してゲーミングPCを長く使えます。凄く大きなメリットですよね。今回はCore i7-12700Kを搭載したG-Tune EN-Zをレビューしていきます。
G-Tune EN-Zはこんな方におすすめ!
25万円以下のゲーミングPCが欲しい!
高性能なCPUを選びたい!
冷却性能に優れたゲーミングPCを使いたい!
G-Tune EN-Zのスペック
*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | Core i7-12700K(水冷) |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce RTX3060 12GB | 16GB PC4-25600 |
ストレージ | チップセット |
512GB NVMe SSD + 2TB HDD | INTEL Z690 チップセット |
光学ドライブ | 電源 |
なし | 700W(80PLUS GOLD) |
カスタマイズ不要な初心者向けのゲーミングPCです。CPU、グラボ、メモリはそのままでいいですし、ストレージは最初からSSD + HDDになっています。近頃はSSDしか搭載していないゲーミングPCばかりで、カスタマイズしないと容量不足になりがちです。
もちろんこのまま買ってもいいですし、1TB NVMe SSD + 3TB HDDのような大容量にカスタマイズしてから買うのもいいです。予算に余裕があるなら1TB NVMe SSD + 1TB SSDなんて組み合わせがおすすめです。
また、冷却に関するカスタマイズも必要ありません。Core i7-12700Kには水冷CPUクーラーがついていて、とても低い温度を保ってくれます。
ストレージの速度
ストレージの転送速度をCrystalDiskMarkで計測しました。
SSDの速度
SSDは「SK Hynix HFM512GD3JX013N」でシーケンシャルリードは3558MB/s、シーケンシャルライトは2887MB/sです。初めて見るSSDでしたがかなり良い速度が出てくれました。
HDDの速度
HDDは「WESTERN DIGITAL WD20EZAZ」でシーケンシャルリードは224MB/s、シーケンシャルライトは205MB/sです。
G-Tune EN-Zの外観
次にG-Tune EN-Zの外観や接続端子のレビューをしていきます。
G-TuneのNEXTGEARシリーズです。NEXTGEAR-MICROシリーズよりも一回り大きいミドルタワーケースです。電源を入れるとG-Tuneのロゴが赤く光ります。
光学ドライブ(初期構成では非搭載)と電源ボタンです。
上部に排気口はありません。
HDMI、SDカードリーダー、USB3.0が4つ、マイク入力、スピーカー出力です。
左側です。
右側にある2つのファンは水冷CPUクーラー用のラジエーターです。
水冷CPUクーラーはCPUファンよりもコンパクトです。メモリスロットはあと2つ空いています。
GeForce RTX3060は2連ファンのタイプです。
マザーボードは「MouseComputer Z690-S01」(MSIのOEM)で、グラフィックボードの下にはPCI Express ×16(x4として動作)とPCI Express ×1が3つ空いています。あとM.2スロットもありますね。
3.5インチストレージベイは1つ空いています。写真には写っていませんが、2.5インチストレージベイは3つ空いています。
右側です。
背面です。上部のHDMI端子を使うためには、背面のHDMIケーブルを引き伸ばし、グラフィックボードと接続しなければなりません。
マザーボードのバックパネルにはUSB2.0が2つ、USB3.0が4つ、USB3.2 Type-C、LANポート、サウンド関連があります。
GeForce RTX3060の映像出力端子はHDMI、DiplayPortが3つです。
G-Tune EN-Zの温度
3DMARK FireStrikeベンチマークを動作させたところ、CPU(Core i7-12700K)の温度は平均39.4℃、最大75℃でした。温度が跳ね上がることがあっても、基本的にとても低い温度で収まっています。さすが水冷です。
GeForce RTX3060の温度は平均54.3℃、最大66.8℃でした。非常に優秀です。
G-Tune EN-Zのベンチマークスコア
各種ベンチマークソフトでG-Tune EN-Zの性能を検証しました。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 3359 cb | 8724 cb |
シングルコア | 282 cb | 746 cb |
Core i7-12700Kの性能です。本当に素晴らしいスコアです。Core i7-11700に比べると、マルチスレッドのスコアはなんと2倍以上です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
8975 | 12352 | 16208 |
FF15ベンチマークは高品質だと「快適」、標準品質以下だと「非常に快適」の評価でした。FF15くらい重いゲームも標準画質ならサクサク動いてくれます。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 22145 | 平均 150 fps |
FF14ベンチマークは15000以上なら最高評価です。つまり最高品質の画質設定でもサクサク動かせます。
PSO2ベンチマーク
PSO2ベンチマークはウルトラ画質で19467でした。10000以上なら快適ですから余裕があります。
MHFベンチマーク
MHFは59646です。RTX3060 + Core i7-11700より10%以上高いスコアです。CPUの重要性が出ています。
3DMARK TimeSpy
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
9392 | 8752 | 16054 |
DirectX12用ベンチマークソフトのTimeSpyでは「上位34%」の評価です。
3DMARK FireStrike
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
21117 | 22114 | 36754 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位12%のパソコン」です。やはり同じRTX3060搭載ゲーミングPCでもCPUによってスコアがかなり変わります。将来のグラボ交換まで考えたら、こういう高性能CPUを搭載したゲーミングPCをおすすめします。
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