G-Tuneのおすすめカスタマイズ 2024年版
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どうカスタマイズすればいいかわからない?
BTOゲーミングPCは膨大な数があります。その中から1つだけのデスクトップを選んだとしても、まだ終わりではありません。一番複雑なカスタマイズ画面が残っています。パーツの知識がないと意味不明な言葉が並んでいて、どうすればいいのか困ってしまいます。
もちろんカスタマイズせずにそのまま使っても良いのですが、ちょっとした変更や追加をするだけで劇的にパフォーマンスが良くなったり、ゲーミングPCが長持ちしたりします。そこで私がG-Tuneでおすすめのカスタマイズを優先度を付けてご紹介します。
G-Tuneのカスタマイズ最新版
G-Tuneのカスタマイズ画面を開きながら読むとわかりやすいと思います。
サポート
【予算次第】G-Tuneはサポートの種類が豊富です。センドバックとはパソコンをこちらから送ること。ピックアップとは配送会社がパソコンを取りに来てくれること。オンサイトとは担当者がパソコンを修理に自宅まで来てくれることです。
「安心パックサービス」とは通常保証が約1週間で修理完了するのに対し、最短当日対応してくれるサービスです。また初期不良があった場合には新品に交換してくれます。総合的に評価すると「3年保証/デスクトップPC] 安心パックサービス(専用ダイヤル/即日修理)+センドバック修理保証」のコスパがいいですね。
電話サポート
【不要】パソコンを遠隔操作してもらい、トラブルの解決方法を提示してくれるサービスです。
OS
【お好みで】この記事を書いている時点では、Windows10 HomeとWindows10 Proから選べます。余程メモリをたくさん搭載しない限り意味がないので、ゲーミングPCにはWindows Proは不要です。(Windows10 Homeはメモリ128GB搭載可能です)
CPU
【そのまま】CPU変更ができる製品とできない製品があります。Core i7-8700かCore i7-8700Kがおすすめです。
CPUファン
【重要】ゲーミングPCは熱対策が大切です。常に高温な状態だとCPUやグラフィックボードのパフォーマンスが落ちます。なぜならCPUとグラフィックボードは高温になると自動的にクロック数(性能)を引き下げる機能が備わっているからです。つまりゲームがカクカクします。
また、他のパーツにも悪影響を及ぼします。はっきり言ってしまうと温度が高過ぎるゲーミングPCは長持ちしません。確実に寿命が短くなります。だからCPUを冷やすためのファンは高性能なものを使うべきです。「オリジナルサイドフローCPUクーラー」がおすすめします。
CPUグリス
【重要】CPUとCPUファンのヒートシンクの間に塗るのがCPUグリスです。細かい説明は省略しますが、CPUの熱対策で非常に重要なポイントです。CPUファンと同等、あるいはそれ以上の効果を見込めます。良いCPUグリスを選べば、それだけで温度が10℃以上低くなります。
しかもCPUファンよりも安いためコスパ抜群です。予算が少ないならCPUファンはそのままでもいいので、CPUグリスだけでもカスタマイズしてください。おすすめは「ダイヤモンドグリス塗布 親和産業 OC7」です。
メモリ
【予算次第】G-Tuneは激安モデルだとメモリ4GB、ミドルスペックだと8GB、ハイスペックだと16GB、ハイエンドは32GB以上になっています。最近のオンラインゲームの推奨スペックはメモリ8GBや16GBになっていることが多いため、最低ラインは8GBです。
ただ、今後数年でさらに多くのメモリが求められる可能性もあります。最新ゲームや動画編集もするなら16GB搭載しておいたほうがいいです。私が使っているゲーミングPCはメモリ16GBにしていて、どのゲームもサクサク動いてくれています。
電源
【重要】残念ながらG-Tuneは電源のメーカーが明らかにされていません。でも80PLUS規格はわかります。電源には80PLUS規格というものあり、電源効率の良さを表しています。例えば500Wの電力を生み出すために550W分の働きをするのか、600W分の働きが必要になるのか・・・といった感じです。
電源効率が悪いと無駄な働きが多くなります。電源自体への負担が大きくなりますし、省エネでもありません。さらに高温になるためゲーミングPC自体にも影響してきます。だから良い電源を選んだほうがゲーミングPCの寿命が長くなります。
電源容量が500Wだったら500W 80PLUS GOLD、700Wだったら700W 80PLUS GOLDにするのがおすすめです。予算に余裕がある場合は、電源容量も増やしてください。ゲーミングPCの心臓とも言える重要なパーツです。
光学ドライブ
【お好みで】G-TuneのゲーミングPCは基本的に光学ドライブが搭載されていません。パッケージで購入したゲームをインストールするためにはDVDドライブが必要不可欠です。他のシリーズにはDVDドライブが初期搭載されています。アニメや映画好きならブルーレイディスクドライブを選びましょう。
SSD(M.2)
【お好みで】通常のSATA SSDに比べてNVMe SSDは4倍も高速です。データ転送で圧倒的な威力を発揮してくれます。しかしながら価格はまだまだ高額ですし、ゲームでその速度を体感できるかと言えば必ずしもそうではないので、現状コスパを重視するなら不要です。
SSD
【必須】ブートドライブは必ずSSDにしてください。すべての動作に影響があるため、グラフィックボードよりも重要度は高いです。容量は最低でも240GB、できれば500GBにしましょう。予算次第ですが最近はSSDの価格が下がってきているので、500GB SSDがおすすめです。
SSDまたはHDD
【お好みで】データ用のストレージです。容量あたりの価格はHDDのほうが遥かに安いので、ここは1TBか2TB HDDにするのがおすすめです。
HDD
【お好みで】さらにストレージ容量を増やしたい人のためのカスタマイズです。通常使用では必要ありませんが、例えばゲームを録画するなら動画保存用HDDとして追加しておきましょう。録画データの容量は凄まじく大きいですからね。
外付けストレージ
【不要】外付けストレージを追加するくらいなら、内蔵HDDを増やしましょう。外付けストレージは意外と邪魔です。
グラフィック機能
【そのままで】グラフィックボードは最初に選んでいるので変更不可です。
ケース
【お好みで】NEXTGEAR-MICRO、NEXTGEAR、MASTERPIECEは左側のサイドパネルを透明にできます。特に意味はありませんが、見た目が格好良くなり、開けやすくなる等のメリットもあります。優先度は低いですね。
キーボード
【お好みで】ゲームをするならゲーミングキーボードを使いましょう。WASD周辺やスペースキーの同時押しに対応したキーボードでなければ、操作が制限されてしまうからです。また、ゲーム中に操作不能に陥る可能性がある無線はおすすめしません。
人気なのは「Logicool PRODIGY RGB Keyboard G213」です。シンプルながら非常に使いやすいです。メカニカルタッチが好きなら「Logicool PRO テンキーレス メカニカル ゲーミング キーボード G-PKB-001 」もおすすめです。コンパクトでマウスとの距離が近くなるメリットがあります。
マウス
【お好みで】ゲーミングマウスも無線はありえません。必ず有線マウスを選んでください。また、あまりゴテゴテした感じなのは多機能ですが使いづらいと思います。この中なら比較的シンプルな「Logicool G300s」が良いでしょう。
マウスパッド
【不要】マウスパッドはマウスと同じくらい大切です。しかしG-Tuneのカスタマイズで選べるものは非常に限られています。Amazonなどで別途購入したほうが良いと思います。
ゲームコントローラ
【お好みで】オンラインゲームはマウスとキーボードを使って操作するものが大半です。でも無料ゲームやsteamのインディーズゲームはゲームコントローラに最適化されていることがあります。1つ持っておいたほうが何かと便利なのは確かです。「Microsoft Xboxコントローラー」は定番とも言えるほど人気です。
スピーカー
【不要】私はヘッドホンやヘッドセットがあればスピーカーはいらないと考えています。欲しい場合は、ゲーミングPCを購入してからじっくり選べばいいと思います。
ヘッドフォン
【お好みで】ゲームの音ってとても大切です。BGMを綺麗な音で聴ければ楽しさ2倍です。FPSなら音で敵の情報を察知できます。音を聞き逃したために一方的に撃ち負けるなんて経験、FPSプレイヤーなら一度はあるのではないでしょうか。
FPSなら音が立体的に聴ける7.1ch対応の「Logicool G933 Wireless 7.1 Surround Gaming Headset」がおすすめです。
WEBカメラ
【不要】WEBカメラを使う人はほとんどいないと思います。使いたくなったら改めて探しましょう。
各種出張サービス
【不要】PC設置やインターネットやメールの設定をしてくれるサービスです。ほとんどの人は自分でできるはずです。
モニタ
【予算次第】ゲーミングPCと一緒にモニタを買う人って意外と多いんですよね。プレイに大きく関わる部分ですから確かに重要です。幸いなことにG-Tuneはモニタブランドのiiyamaと同じグループです。過去にiiyamaのゲーミングモニタをレビューした際、とても良い製品だと感じました。
MMORPGなら見やすさを重視するためにAH-IPSパネルの「[ 23型ワイド液晶 ( AH-IPS ) ] iiyama ProLite XUB2390HS-2」がおすすめです。60fpsよりも高いフレームレートが出るFPSやMORPGなら最大240Hz対応の「[ 24型ワイド液晶 ( TN ) ] LG 24GM77-B」がおすすめです。
液晶は23インチか24インチが最適です。20インチだと小さいですし、27インチだと大きすぎてゲームがしにくい(画面端が視野に収まらない)と思います。
その他
これより下のプリンタやルーターなどは全部不要です。
重要な部分だけカスタマイズすればOK!
非常に長い記事になってしまいましたが参考になったでしょうか?「あれもこれも」となってしまうと確実に予算をオーバーしてしまいます。だからSSDを再優先、次にCPUファンとCPUグリスと電源、その次にメモリやゲーミングデバイスの順で選択していってください。
それでも迷ったり困ったりしてしまうかもしれません。そんな時にはTwitterで気軽に質問してください(╹◡╹)