Ryzen 5 2600 ベンチマーク!6コア・12スレッドの性能を検証
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Ryzen 1000シリーズから2000シリーズになり、どれも性能が向上しました。2019年1月現在、デスクトップゲーミングPCにRyzenが採用されることが多くなり、主にRyzen 5 2600とRyzen 7 2700が人気です。
ちょうどRyzen 5 2600搭載ゲーミングPCを触る機会があったので、ベンチマークソフトで性能を計測してみました。
Ryzen 5 2600のスペック
まずはRyzen 5 2600の基本スペックを確認しましょう。
コア数 | 6 |
スレッド数 | 12 |
定格動作周波数 | 3.40 GHz |
最大動作周波数 | 3.90 GHz |
L3キャッシュ | 16 MB |
TDP | 65 W |
6コア・12スレッドといえばCore i7-8700やCore i7-8700Kを連想します。ただ最大動作周波数には大きな差があり、Ryzen 5 2600が3.9GHzなのに対し、Core i7-8700は4.6GHz、Core i7-8700Kは4.7GHzです。
それもそのはずRyzen 5 2600は価格が非常に安く、Core i5-8400よりも遥かに低価格です。そう考えるとかなりコスパが良いですね。
Ryzen 5 2600 のベンチマークスコア
次に各種CPU用ベンチマークソフトで計測したスコアをご紹介します。ベンチマーク環境は以下のとおりです。
OS | CPU |
---|---|
Windows 10 Home 64bit | Ryzen 5 2600 |
メモリ | グラフィックボード |
8GB PC4-21300 | GeForce GTX1060 6GB |
ストレージ | チップセット |
240GB SSD + 1TB HDD | B350 |
ドスパラのGTX1060 6GB搭載ゲーミングPC「ガレリア RT5」を使用しました。
CINEBENCH R15
シングルコア | マルチスレッド |
---|---|
1230 cb | 159 cb |
シングルコアの性能は低いですが、12スレッドもあるためマルチスレッドのスコアが高くなりました。Core i5-8500以上Core i7-8700未満って感じです。なお、Ryzen 7 2700のマルチスレッドスコアは1523 cbです。動作周波数の差がモロに出ています。
7-Zip
CPU使用率 | 評価 / 使用率 | 評価 |
---|---|---|
1140 % | 2642 MIPS | 30211 MIPS |
CPU-Z
Single Thread | Multi Thread |
---|---|
431.5 | 3348 |
やはりシングルスレッドの性能が低いですね。Core i3-8100と同じくらいです。
CrystalMark 2004R7
ALU | FPU |
---|---|
161195 | 111393 |
x264 FHD Benchmark
fps | エンコード時間 |
---|---|
39.13 | 1分04秒 |
H.264のエンコード性能を計測しました。こんなに安いCPUがCore i5-8500に勝っているのは面白いです。エンコードのようにマルチスレッドを最大限活かせる用途ならRyzenシリーズはとてもおすすめです。
3DMARK FireStrike
Physics Score | 15878 |
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3DMARK TimeSpy
CPU Score | 5380 |
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