ゲーミングPCの買い替えに関する3つの基準
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友人や知人から相談を受ける中で、意外と多いのが「PCっていつ買い換えたら良いの?」という質問です。
最近は、ゲーミングPCについても同じ傾向がみられるようになりました。おそらく、ゲーミングPCの性能が上がっているので明確なスペック不足を感じる機会がなくなったからでしょう。
人気タイトルのほとんどが、5年ほど前のゲーミングPCで普通に遊べてしまいますからね。とはいえ、故障やスペック不足はいつか必ずやってきますから、買い替えが必要なことも事実。
そこで、ゲーミングPCに関する買い替えの基準を3つ挙げてみました。
最もわかりやすいのは「壊れてから」だが?
結論を言うと「壊れてから買い替えれば良い」ということになるのですが、新しいゲーミングPCが到着するまでゲームができませんし、PCが無い生活というのは意外と不便です。
また、壊れてしまうと「壊れたPCの廃棄にかかる時間とお金」に加えて、新しいゲーミングPCの購入費用もかかるため、実は不経済なのです。
壊れる前に買い替えると、「新しいPCの購入費用-売却価格」となるので、結構お得にゲーム環境を入れ替えられます。なので、できれば壊れる前に買い替えたいところですね。
さて、壊れる前の買い替えタイミングですが、私は以下3つが良いと思います。
自分の中の基準(高画質、フルHD、60FPSなど)を満たさなくなったとき
私はこれが最も適切なタイミングかなと感じています。ゲームのプレイ品質は、個人の感覚に依存することが多いため、まずは自分の中で快適だと思う条件を決めておきましょう。
ちょっと前までは「高画質、フルHD、60FPS」で満足する方が多かったのですが、今は「最低100FPSは欲しい」「レイトレ込みで80FPSは欲しい」という具合に、人によってかなり条件が細分化されます。
なので複数のタイトルのベンチマークなどを回してみて、自分が納得できるラインを決めておくことが大切です。そして、このラインを割りこんだら(タイトルの進化にPCが付いていけなくなったら)買い替える、というイメージですね。
最近のメジャーなタイトルは、一部を除いてハイスペックを要求してこないので、「高画質、フルHD、60FPS」程度なら買い替えのタイミングは5~7年に一度かもしれません。
Steamのハードウェア調査などを見ても、いまだにGTX1060を使用しているプレイヤーがいますし(2023年3月時点で8%)。しかもGTX1060ユーザーの割合は、RTX3060、RTX2060に次いで高いとのこと。
2023年に入ってようやく3060が増え始め、3月に1位(10.67%)になっていますが、これはグラボの高騰が落ち着いたからでしょうね。
参考:Steamハードウェア&ソフトウェア調査 March 2023
プレイするタイトルの種類や分野が変わったとき
これも結構わかりやすいタイミングだと思います。MMORPGを辞めてFPSに参入するとか、国内のタイトルから海外のオープンワールド系に移行するとか、ですね。
要するに「趣味の傾向が変わった」タイミングなのですが、ここで買い替えておくと、満足度が高いことが多いです。
OSの世代交代が起こってから1年以上経過したタイミング
マイナーだけども意外と重要なタイミングがこちら。OSの世代交代(Windows10→11など)が起こってすぐは、新世代OSの不具合がつぶされて成熟していく時期です。
なので、無理に新しいOSに乗り換えず、1年ほど様子を見てOSが安定してきたらPCごと買い替えるというイメージですね。
大体、新しいOSが出てから1年程度でドライバなども安定版が出そろいますから、タイミングとしては悪くないと思います。
ちなみにWindows10のサポートは2025年10月14日までとされているので、2024年に買い替えるというのも悪い選択肢ではないと思いますね。
Windows11もだいぶ安定してきてゲーム用OSとしての評価も固まってきましたので。
まとめ
ということで、個人的な意見となりますが、
- 自分の中の基準(高画質、フルHD、60FPSなど)を満たさなくなったとき
- プレイするタイトルが変わったとき
- OSの世代交代が起こってから1年以上経過したタイミング
のいずれかがゲーミングPCの買い替えタイミングだと思います。もし今のPCがまだ使用できるのならば、売却して購入予算に充ててしまいましょう。