パソコンのデスクトップが何かおかしいときはここを見よう
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PCは精密機械の塊であり、小さな不具合で不安定になってしまうことがあります。
一方、不具合の原因を突き止めるには長年の経験や豊富な知識が必要とされるため、初心者には難しいのが実情です。
そこで今回は、PCを使う中で発生する「よくわからない動き」の原因と対応方法をまとめて紹介します。
デスクトップ関連のトラブルと対応策の一覧
デスクトップのトラブルは設定の変更で治ることが多いです。以下は、私が過去に経験した不具合とその修正方法です。
マウスカーソルの動きが遅い
マウスが自分の手の動きよりも遅いと感じる場合は、まず電池切れを疑います。もし電池を交換しても変化がなかったり、そもそも電池不要である場合には、以下を試してみてください。
・Windowsの設定からマウスの設定画面を開き「マウスポインターの速度」を右に動かす
・同じ画面から「一度にスクロールする行数」を右に動かす
この2つを変更することで、マウスカーソルの動きが良くなります。ただしあまり早くしすぎると却って使いにくくなりますので、すこしずつ動かしながら変更してみてください。
文字サイズが小さすぎる
4Kなど高解像度なモニターを使用すると、途端に文字が小さく感じることがあります。画面サイズが30インチ未満で解像度が4Kですと、特に文字が小さく感じますね。
このときは、以下3つを試してみましょう。
・モニターの表示倍率を変更する(設定→システム→ディスプレイ→拡大・縮小)
・テキストの表示倍率を変更する(設定→アクセシビリティ→テキストサイズ→バーを右に動かす)
・モニターの解像度を下げる(設定→システム→ディスプレイ→ディスプレイの解像度)
この3つうち、いずれかを変更することで文字の小ささ問題は解決します。個人的にはテキストの表示倍率を変えるだけで良いような気がしますね。
ウィンドウが画面外に出てしまって操作しにくい
何かの拍子に操作中のウィンドウが画面外に出てしまうと、マウス操作がきかなくなります。
再起動すれば治ることがあるのですが、いちいち再起動するのも面倒という方には次の方法がおすすめです。
・タスクバーに表示されているウィンドウのアイコンにカーソルを合わせてプレビューを表示
・表示されたプレビューを右クリックし「移動」を選択
・↑↓→←キーでウィンドウを操作できるので、画面内に戻す
意外と知られていませんが、この方法はマルチモニター環境でも使えるのでぜひ覚えておいてください。
スタート画面が開かないなのでシャットダウンできない
こちらもよくあるトラブルですが、OCの設定変更などを行っているとスタートボタンが効かなくなることがあります。
スタート画面が開けない場合は、
・タスクバーにあるスタートボタン(Windowsマーク)を右クリック
・右クリックメニューの「シャットダウンまたはサインアウト」を選択
もしくは、次の方法でも電源を切断できます。
・Alt+F4を押下して電源操作専用のウィンドウを開く
・↑もしくは↓キーでメニューを選択してシャットダウン
突然、すべての文字が英語に変わってしまった
最近はあまり見かけませんが、以前はOSの再インストールなどで発生したトラブルです。
システム言語が何らかの理由で英語に変わってしまっているので、以下の手順で日本語に変更します。
・スタート画面から「Settings→Time&Language→Language®ion」を選択
・「Windows display language」の項目を「English」から「日本語」へと変更
もし日本語が選択できない場合は、「Preferred language」から日本語を追加すれば選択できるようになります。
中級者でも意外と知らないデスクトップトラブルの対応方法
今回紹介したトラブルは、ゲーミングPCでもたびたび起こります。あまり経験することがないので、中級者以上でも知らないことがあるようですね。
私もウィンドウのキーボード操作は最近知りました。覚えておくと非常に便利ですので、ぜひ参考にしてみてください。