Windows10の高速化チューニング
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Windows11への切り替えが徐々に進んでいます。しかし、まだまだWindows10で十分という人も多いはず。私もその一人です。
そこで、Windows10を使い続けるために、今だから見直しておきたいWindows10の高速化チューニングを紹介します。
まずは基本の「パフォーマンスオプション」
WindowsにはOS全体の動作を、視覚優先にするか速度優先にするかを決定する機能があります。
この機能が「パフォーマンス」ですね。アクセスの方法は、次のとおり(2022年4月時点)
- Windowsマークを右クリックし「設定(N)」をクリック
- 「システム」をクリック
- 左側メニューの「詳細情報」をクリック
- 右側メニューの関連設定から「システムの詳細設定」をクリック
- パフォーマンス項目の「設定」をクリック
ここまで行くと、パフォーマンスオプションで4段階のレベルが選べます。
特にこだわりがなければいちばん上の「自動設定」でよいですが、少しでもパフォーマンスを上げたい場合は3番目の「パフォーマンス」にチェックを入れましょう。
この項目にチェックを入れることで、視覚効果がほぼすべてカットされ、PCのリソースをフルに使うことができます。
ただし、見た目がかなり素っ気ない感じになるので、必要に応じて4番目の「カスタム」で視覚効果を調整するのもアリですね。
仮想メモリで高速化
仮想メモリは、PCに搭載された物理メモリの量が足りていない場合に、高速化の恩恵がある設定です。
現在は大容量メモリが当たり前になりましたので、それほど恩恵はないかもしれませんが、PC自体が古い・メモリが少ない(8GB未満)場合にはチューニングを施してみてください。
先ほどと同じく「システムの詳細設定」まで辿っていき、「パフォーマンスオプション」画面の「詳細設定タブ」をクリック。
下段にある「仮想メモリ」をクリックし、仮想メモリの詳細設定画面を表示させます。画面上の「すべてのドライブの~」の項目のチェックが入っている場合は、これをオフにしてください。
オフにすることで、その下のグレーアウト部分が入力できるようになります。入力できるようになったら「カスタムサイズ」に任意の値を入力。
仮想メモリの最適なサイズはPCのスペックや使用環境によって異なりますが、もし常に仮想メモリを使いたいのであれば、2~4GBあたりになるように入力してみましょう。
実際には、PCの負荷が高い状態でタスクマネージャーを開き、そのときのメモリ使用量から実際に積んでいる物理メモリを差し引くことで、仮想メモリの最適なサイズが判明します。
例えば、仮想メモリ設定が自動の状態で、タスクマネージャーでのメモリ使用量が「9GB」であり、実際に積んでいるメモリが「8GB」であれば、差し引き1GBが仮想メモリとして使われていることになりますよね。
この1GBを先ほどの仮想メモリのカスタムサイズに設定すれば良いわけです。
画像の縮小表示をやめる
動画や画像が含まれるフォルダを開くと、サムネイルが表示されますよね。
このサムネイルを非表示にすることで、フォルダアクセス時の動作を速めることができます。これは、「エクスプローラーのオプション」から設定が可能です。
Windowsマークを右クリックし「検索」に「エスクプローラー」と入力しましょう。その後、「エクスプローラーのオプション」をクリック。
さらに「表示タブ」をクリックし、下の「詳細設定」項目をスクロールして「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」にチェックを入れましょう。
こうすることで、フォルダを開いたときにサムネイルが表示されないようになります。これは意外と効果が高いのでおすすめですね。