ゲーミングノートPCの「手首が熱い」問題を解決する方法とは
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独立GPUを搭載しているゲーミングノートPCは、どうしてもキーボード部分が熱くなります。つまり、人間の手首も熱くなるということ。
手首が熱くなるとかなり不快ですよね。そこで、いくつかの解決法を紹介したいと思います。
夏は灼熱!体感温度を上げてしまう手首の熱
ゲーミングノートPCは、冬場は熱が心地よくて快適なこともあるのですが、夏場はかなり不快です。
それもそのはずで、キーボード部分の熱が手首に伝わり、手首が暖められることで体感温度があがってしまうのです。
人間は「首」と名前の付く部分を加熱/冷却すると体温が上下しやすいので、キーボード部分の発熱は結構な死活問題。
私の友人でも、「最近のゲーミングノートPCは、スペックや使い勝手は100点だが、手首の熱さが嫌で使いたくない」という方がいました。
厳密にいえば、最も発熱するのはキーボードの中央から奥のほう(ディスプレイのすぐ下あたり)なのですが、ゲームではファンクションキーを多用するので、どうしても掌から手首にかけて熱が伝わりますよね。
手首から掌に熱が伝わると、汗でキータッチにもミスが増えますし、何よりもベタついて不快です。個人的にノートPCのキーボードは長時間使用に耐えるものではないと考えているので、何らかの対策が必要だと思います。
手首が熱い問題を解決するの方法
ここからは私の個人的な経験ベースのお話です。私も過去にゲーミングノートPCを使っていた時、手首や掌の熱さに辟易しました。
しかし、以下のような対策をとることで、何とか我慢できるレベルになりましたね。
本体のパームレストは使わない
ノートPCはキーボードの下にトラックパッドがあり、その両脇がパームレストになっているかと思いますが、ここに手首の付け根を置いてしまうともろに加熱されます。
なので、ウレタンやスポンジ製のパームレストを購入し、本体の上に重ねて、その上に手を置いて使っていました。本体と多少距離が出るので、熱の伝わりがゆるやかになります。
外付けキーボードを使う
定番中の定番ですが、外付けキーボードを本体の手前に置き、本体のキーボードは使わないようにすると手首の熱さはほぼ解決です。
ただし、「画面が遠くなって見にくい」「持ち運びの時に邪魔」といった新しい問題も発生するので、15インチ未満のサイズを移動しながら使う方には不向きです。
ジェルクッションを使う
あまりお金もかからない解決方法としては「本体のパームレストにジェルクッションを置く」というものがあります。
「ゲルクッション」や「ウレタンクッション」でも良いのですが、内部がジェルのほうが手首を冷却してくれるので、快適さは上かもしれません。
大体、正方形1枚で600円程度、2枚なら1300~2000円程度で売っているのでお財布にも優しいですよね。ちなみに「冷えピタ」のような人間の体温を下げるジェル状の物体は使わないほうが良いです。
外の空気と中の空気の温度差が激しくなり、結露を引き起こして不具合の原因になる可能性もあるので、あくまでも「冷やすのは人間側だけ」にしておきましょう。
PC冷却台をつかい、なおかつ「ちょっと傾ける」
長時間ゲーミングノートPCを使うときは、USB電力などで駆動するPC冷却台の上に本体を置き、なおかつ少し傾きをつけて使っていました。
こうすると、本体の温度が上がりにくく、なおかつ熱源と手首の位置関係がズレるので、意外と快適なのです。
PC冷却台は、奥から手前に傾斜がつくように角度調整ができるタイプがほとんどですので、手首の熱問題との相性もばっちり。2000~3000円程度のものでよいので、ひとつ持っておくと安心かもしれないですね。