ゲーミングPC初心者向け!1年間に必要なメンテナンス回数とその内容
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ゲーミングPCは決して安い買い物ではありませんから、できるだけ長く使いたいですよね。しかし、寿命を延ばすために何をしたらいいのかわからない、という方が結構います。
そこで、ゲーミングPCのメンテナンススケジュールを長期(1年間)で整理してみました。
ゲーミングPCメンテナンスの年間スケジュール
以下は、私がPCを新規で購入してから1年間の間にやったことと、その時期をまとめたものです。
購入初日
- ケーブル類の挿しこみ具合やメモリの挿しこみに問題がないかを目視と手動で確認
- BIOSやデバイスドライバに最新版が無いかを確認
- OSのアップデートとエイジング(強めの負荷をかけて1時間ほど放置)
- エイジングは2時間×3セットほど
購入後、1カ月目まで
- 一度ケースのフタをあけ、ホコリの清掃
- PCケースに付属しているフィルターの清掃
- ファンに異音が発生していないかを確認
購入後、3カ月目まで
- 特に問題が発生しない限り、内部とフィルターの清掃を1カ月に1回程度実施
購入後、半年~(夏)
- 引き続きケース内部の清掃を月一度の頻度で実施
- 購入後10カ月程度でCPUグリスの塗り直し(夏場の冷却対策)
- CPUクーラーのヒートシンクをエアダスターで清掃
- ケースファンを静音モデルに換装
- 電源内部にホコリが見えていたら、エアダスターで清掃
購入後、1年(冬)
- 清掃のついでにメモリとGPUの挿し直し、ケーブルマネジメントが緩んでいないかを確認
重要なのはエイジングと定期的な清掃
これを見てもわかるように、初日以外はほとんど清掃と点検レベルのチェックしかしていません。
ちなみに24時間稼働ですから電源のoff/onは月に1回あるか無いかです。ただし、「購入初日にエイジングを十分にすること」は私なりのこだわりであり、これが後々のトラブルを少なくすると考えています。
エイジングをしたからPCが丈夫になるわけではありませんが、「高負荷状態」を最初にチェックすることで、マシンの不具合を炙りだしたいのです。
ここで何かしらの不具合が発見されれば初期保証の対象ですし、OS以外に余計なソフトウェアがインストールされていないため、切り分けも楽です。
また、夏を迎える前にある程度の冷却対策はしていますね。購入後半年でCPUグリスの塗り直しは少し早いのですが、念のためチェックしました。
PCメンテナンスで必ず使うツール類
次に、ゲーミングPCのメンテナンスで必ず使用するツールも紹介します。購入時にできればセットで揃えておきましょう。
プラスドライバー
PCのネジはほぼすべてがプラスドライバーで回せるため、必須です。電動ドライバーでも問題ないですが、微妙な締め付けが必要な場所も多いので、手動のドライバーも必ず用意しておきましょう。
エアダスター
清掃には必須ですね。実は消耗品の中で最も高くつくものだったりします。定期的に清掃を行うと年間4~5本は使うので、意外とバカになりません。ホームセンターなどで安くまとめ買いしてしまいましょう。
結束バンド
ケーブル類の配置換え、まとめなおしなどで必ず使用します。BTOメーカー製や自作であればPC購入時に付属してくることがほとんどですが、念のため自分でも用意しておきましょう。100円均一のもので十分です。
薄手のゴム手袋
使い捨てのものでかまわないので、薄手のゴム手袋があると、メンテナンスに役立ちます。手の表面を保護してくれるほか、滑り止めや静電気の防止という側面もあるからです。
静電気対策が施された帯電防止手袋もあるので、そちらを使用しても良いかもしれません。
月1回はケースを開ける習慣をつけよう
ゲーミングPCのメンテナンスは特に難しいこともなく、こだわりが無ければ内部と防塵フィルターの掃除だけでも十分です。
もちろん、OSやソフトウェアのアップデートは行う必要がありますが、ハードウェア的にはほとんど何もする必要が無いわけです。
それだけに放置してしまいがちですが、月に1回はケースを開ける習慣をつけておけば、掃除も苦では無くなると思いますよ。