CPUベンチマークソフトまとめ!CPU性能の目安に
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自分が使っているパソコンに搭載されているCPUがどれくらいの性能なのかを検証するのに便利なのがベンチマークソフトです。そして目安となるベンチマークスコアが分かれば、次に購入するパソコンのCPUをどれにすればいいのか判断できます。
CPUベンチマークソフトは様々な種類があり、単純にCPUの性能を計測するものから、エンコードの速度がわかるものまであります。私がよく使っている代表的なCPUベンチマークソフトをご紹介します。
CINEBENCH R15
CINEBENCH R15はOpenGLグラフィックスとCPUの性能がわかるベンチマークソフトです。私がこれまで使用した感じではOpenGL用ベンチマークソフトとしては微妙です(限界が低いため)。
CPUはシングルスレッドとマルチスレッドの両方を計測でき、世界的に人気があります。どのサイトでもCPUベンチマークスコアを紹介する際には、まずCINEBENCH R15が使われています。目安として有用なのでおすすめです。
7-Zip
7-Zipは本来「.7z」形式の圧縮・解凍ソフトです。しかしその圧縮と解凍の速度を計測することでCPUの性能を検証する「ベンチマーク」の機能が盛り込まれています。
ベンチマークスコアが常に上下してしてしまうため動作を止めるタイミングがなんとも難しく、いまいち使い勝手がよくありません。
CPU-Z
CPU-Zはパソコンのシステム情報を表示するためのソフトウェアです。CPUだけでなくマザーボード、メモリ、グラフィックス等余すことなくPCの状態がわかるため、多くの人が使っています。
そしてCPU-ZにはCPUベンチマークの機能が搭載されています。CINEBENCH R15と同じようにシングルスレッド、マルチスレッドそれぞれの性能を計測できます。
CrystalMark 2004R7
CrystalMark 2004R7はパソコンの総合ベンチマークソフトです。CPU以外にもメモリ、ストレージ、OpenGL等の性能を計測できます。CPUベンチマークは「ALU」と「FPU」の2つがあり、ALUは整数演算速度、FPUは浮動小数点演算速度です。
x264 FHD Benchmark
CPUエンコードの速度を計測できるのが「x264 FHD Benchmark」です。名前の通り、H.264形式のフルHD動画をエンコードすることを想定しています。H.264は現在主流の形式ですし、ベンチマーク結果は他のCPUと比較もできるので参考になります。
HWBOT x265 Benchmark
H.264の次世代形式であるH.265のエンコード速度をベンチマークできるのがHWBOT x265 Benchmarkです。フルHDだけでなく4Kの解像度も実行できます。
ただ、事前にコマンドプロンプトで設定しなければならなかったり、セキュリティソフトとの相性が悪かったりと使い方がちょっと面倒です。
CPU選びで迷っているなら「ゲーミングPCにおすすめのCPUと選び方」の記事を参考にしてください。また当サイトではこれらのCPUベンチマークソフトを実際に使用し、CPU別のベンチマークスコアを掲載しています。詳しくは以下のページをご覧ください。