「テンキー無しキーボード」のメリットとデメリット
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PCゲーマーの使うキーボードは「テンキー付きのフルサイズキーボード」と「ショートタイプのテンキーレスキーボード」に大別されるかと思います。
私はテンキー無しのタイプのほうが好きなのですが、人によっては「使いにくい」という評価もあるようです。そこでテンキー無しキーボードのメリットとデメリットをまとめてみました。
テンキー無しキーボードのメリット
まずメリットからです。
コンパクト性と携帯性
テンキーレスキーボードは、テンキー部分を省略しているため、一般的なフルサイズキーボードよりもコンパクトなデザインです。これにより、デスクスペースを節約できるばかりか、持ち運びや収納の際にも便利です。
エルゴノミクスと手の移動の軽減
テンキーレスキーボードは、テンキーがない分だけマウスとの距離が縮まります。また、数値入力のたびにマウスから手を放す必要もありません。右手が自然な位置にあり、長時間の作業中でも手の疲れやストレスを軽減することができます。
使いやすさはテンキー無しが優秀?
私が個人的に感じているメリットとしては、
- 省スペースなので置き場所に困らない
- フルサイズキーボードよりも安い
- デザインが優れている製品が多い
といったところでしょうか。一言でまとめると「小さくて使いやすく、安い上の見た目もそこそこ」といった感じなのです。
テンキーを常用する方々からすると「半角数値を何度も入力する場合に困る」「上下左右キーを使うとき、テンキーのほうが肩幅のサイズに近くなるので腕の動きが自然になる」といった反論もあるようです。
これも全くそのとおりなのですが、そもそも半角数値を連続で入力する機会自体がほとんどありません。
ビジネス用途で大量に数値をエクセルに打ち込む、といった特殊な環境でなければ半角数字の連続入力はほとんど発生しませんよね。
Webで何かを申し込む場合に郵便番号や電話番号を打ち込みますが、この程度なら全角数値を打ち込む→F10で半角化で十分なわけです。
また、チャットなどの会話でわざわざ半角数字を使う必要はなく、意外とテンキーの出番はありません。
テンキー無しキーボードのデメリット
もちろん、以下のようにデメリットもあります。
数値入力の制限
テンキーレスキーボードはテンキーを持たないため、大量の数値入力が必要な作業(会計業務やデータ入力など)には向いていません。テンキーが必要な場面では、別途外部テンキーを使用する必要が出てきます。
適応の必要性
従来のフルサイズキーボードを使用してきたユーザーにとっては、テンキーレスキーボードへの適応が必要です。数値入力やテンキーのショートカットを頻繁に利用する場合、新しいキーボードレイアウトに慣れるまでに時間がかかることがあります。
特定の作業に向いている
人によっては半角数値を入力する機会が多いこともあります。例えばリモートワークで頻繁に数値の報告をしたり、クラウド上の表計算シートに入力したりと、テンキーがあると便利なシーンはそれなりにあるものです。
また、F10の位置がキーボードの右上なので、毎回手を伸ばす手間が苦痛に感じる方もいます。慣れるとリズムになるのですが、慣れるまでの労力がもったいないですしね。
ゲーマーならテンキーは外付けでOK
結論としては、普段はテンキー無しのゲーミングキーボードを使い、数値入力が必要な場合だけ外付けのテンキーを購入して使う、というパターンが最適解だと思います。
外付けのテンキーは2000円程度で購入できますし、USB接続なので普段は取り外しておけば良いでしょう。私はもう5年ほど外付けのテンキーを使用していますが、使用するのは年に2回程度です。
テンキー付きに縛られないことで、安価で見た目が好みなキーボードを選択できますから、外付けテンキーは1つ持っておいて損はないですよ。