ゲーミングPCの見逃しがちな故障ポイント
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ゲーミングPCの故障ポイントといえば、メモリやストレージ、グラボなどが有名ですよね。しかし、実はこれらよりも圧倒的に故障しやすいポイントがあります。
故障ポイントを把握することで、予備のストックパーツも効率よく確保していきましょう。
個人的な「3大故障ポイント」
あくまでも個人的な経験に基づくものですが、ゲーミングPCの故障しやすいポイントは「小さく、頻繁に脱着される部分」だと思います。
小さいパーツというのはそもそもの作りが脆弱ですし、脱着によって消耗しやすいためでしょうか。とにかく微妙な故障が多いです。
特に以下3点は、これまで何度も故障してきました。
USBポート
個人的に、故障ポイントの代表格といえばUSBポートです。USBポートの故障だけで言えば、過去10年間で6~7回はあると思いますね。
一般的なデスクトップ型のゲーミングPCの場合h、前面と背面にそれぞれ2~4個くらいのUSBポートが配置されます。
また、USBポートはマザーボードにつながっているのですが、このうち1つ~2つが高確率で認識しなくなるのです。念のため言っておくと、マザーボードの動作に異常はありません。
私の場合、購入後1年程度で前面ポートが認識しなくなったことが2回、背面のUSB3.0ポートが故障したことが3回あります。
やはり頻繁に抜き差しすることが多いからなのか、それとももともとの作りが脆弱なのかはわかりませんが、結構しっかりしたマザーボードでも認識しなくなりますね。
USBポートの故障は使い勝手が悪くだけでなく、OSの起動失敗やフリーズの原因にもなります。最近は無駄にUSBポートが多いマザーボードは避け、シンプルな構造のものを好むようになりました。
イヤホンジャック
2つ目のポイントはイヤホンジャックですね。こちらも、あまり強固な設計になっていないのか、2~3年で微妙になってくることがおおいです。
私は今でも優先イヤホンジャックのヘッドセットを愛用しています。理由は本体の価格が安いことと、代替品が確保しやすいこと、音質が安定していることなどです。しかし、肝心の本体型イヤホンジャックが結構な確率で故障します。
基本的にイヤホンジャックへコードを指しっぱなしにしておくのですが、だんだんと音量が小さくなったり、認識しなくなったりと、徐々に壊れていくイメージですね。
サウンドボードを入れて独立させればよいのでしょうが、そうするとケース前面のイヤホンジャックが使いにくくなるので、あえてマザーボード付属のジャックを使用しています。
万が一に備えてUSB型のDACなども保持しているのですが、うえで述べたとおりUSBポートが故障することもあるで、サウンドボードの導入も検討しています。
フロントパネル
PCケースのフロントパネルは、奥にダストフィルターが仕込んであり、パネルを取り外して清掃できるようになってたりしますよね。
このフロントパネルも故障しやすいです。特に海外製の安価なPCケースの場合、パネルの取り付け精度が悪いのか、何度も脱着しているとガタつきが出てきます。
私は自宅にデスクトップPCが3台あるのですが、そのうち2台は6年ほど前に購入した国内メーカーのPCケースです。この2台は今でも何ら問題ありません。
しかし残り1台は海外メーカー製の安価なモデルであり、これが購入後1年程度でフロントパネルにガタつきが出てしまいました。
故障ポイントから逆算すると確保すべき予備パーツは…
以上のことから、「マザーボード」と「PCケース」は予備を確保しておいたほうが良いかもしれません。
PCパーツは全体的に品質があがっているものの、やはり細かいところの故障しやすさは変わっていないように思います。
私は5年ほど前から、予備のPCケースとマザーボードを1つずつ確保しています。新品である必要はないですし、廉価モデルでよいので、最低1個ずつは確保しておくと精神的にも安心できますね。