ゲーミングPCを安く作りたい!お金をかけるべき場所と節約すべき場所
投稿日:
※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
あまりPCに詳しくない知人の話を聞くと、「ゲーミングPCは高価なパーツの集合体」と考えている方が少なくないようです。
確かに間違いではないのですが、実際にはすべてのパーツが高価なわけではありません。
そこで、できるだけ安くゲーミングPCを作るために、「お金をかけるべき場所」と「安く済ませても問題が無い場所」を切り分けてみたいと思います。
ゲーミングPCでお金をかけるべき場所
まず何といってもCPUとGPUには投資をすべきです。当然のことですが、この2つの価格を中心に予算を組んでいきましょう。
とはいえ、必要以上にお金を投じるべきではありません。「ハイエンドを買っておけば間違いない」ということを言う人もいますが、個人的には「迷ったら安いほうを買う」のが良いと思います。
必要以上に性能の高いパーツを購入しても、使われない性能領域はそれこそ純粋な無駄です。また、見落としがちなのが「電気代」。
CPUとGPUは性能が高くなるごとに電力消費も増えていきます。電気代は毎日・毎月・毎年つみあがっていくものです。
したがって、プレイしたいゲームが要求する性能を調べ、そこから少し余裕を持たせられるパーツを購入していきましょう。
個人的にはCPUならば「2~3万円」、GPUは「2~4万円」の価格帯から選ぶと、おおきなハズレを引くことが無いと思います。
また、PCケースと電源もある程度はお金をかけておきましょう。どちらも5年近く、もしくはそれ以上の時間を共にするパーツです。
PCケースは一旦組付けたら滅多に交換しませんし、電源はパーツすべての生命線とも言える存在。目立たないパーツですが、この2つをケチると非常に面倒なことになります。
PCケース、電源ともに「1~2万円」前後がボリュームゾーンです。
ゲーミングPCで節約すべき場所
逆に、節約すべき場所(もしくは節約しても問題が無い場所)としては、「マザーボード」「SSD」などが挙げられます。
意外だと感じる方が多いかもしれませんが、この2つは低価格帯であっても必要十分な性能を持ち、高いからといって効果を体感できるパーツではないからです。
まず、マザーボードは基本的な機能さえ備えていれば、1万円未満のもので問題ありません。現在はどのマザーボードも質が良く、価格と壊れやすさは比例しないのです。
OC機能やサウンド機能など、特殊な機能を重視しない限りは、廉価モデルで何ら問題ないでしょう。
また、SSDはNVMeが登場してから、速度差を体感することができなくなりました。OSインストール用に安めのNVMe SSDさえ積んでおけば、あとはSATA SSDでも何ら問題がありません。
SSDは増設や交換が簡単なので、お金に余裕ができたときに対応すればよいのです。
初心者なら保証をケチらないことが大切
初心者の場合、最も節約してはいけないのが「保証」です。つまり、保証がない中古パーツの購入や、保証の対象外となるような使い方は極力避けるべきでしょう。
BTOパソコンは、PCそのものに保証がついているため、パーツ交換だけでも保証の対象外になることがあります。
自作PCの場合はパーツ単位での保証が受けられますが、これも新品に限られることがほとんどです。安さだけに目がくらんで故障時のリスクを増やさないよう、注意していきましょう。