ゲーミングキーボードの押下圧の違いとおすすめ
投稿日:
更新日:
※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
ゲーミングキーボードは大半がメカニカルスイッチ構造ですが、押下圧(キーを押し込むために必要な圧力)はそれぞれ違います。
一般的には押下圧45gが多いと思いますが、繊細な部分だけに45gだと重い!と感じる方もいるようです。
そこで、個人的な体験をもとにゲーミングキーボードの押下圧の最適地を探ってみました。
ゲーミングキーボードの押下圧の種類
まず2022年3月時点で世に出ているゲーミングキーボードの押下圧をざっと調べてみると、以下のようになります。
押下圧60g
Cherry製キースイッチの「青軸」や「黒軸」など、クリック感やタクタイル感(押し込み感)が強くフィードバックもしっかりしたタイプ。
押下圧55g
「しっかり目」の押し心地がありながら、使い勝手も重視したタイプ。茶軸など。
押下圧45g
いわゆる「軽め」にカテゴライズされるキーボードで、なめらかさやスムーズ感重視。赤軸やROMER-Gなど。
押下圧30g
ゲーミングキーボードの中ではかなりの軽量使用で、タイピングの軽さや静かさを追求したものが多い。
ほかにも50gや40gがあるのですが、数が少ないのでここでは割愛します。大体有名どころは45~60gの範囲が多いようですね。
私が愛用しているロジクールのROMER-Gも45gでした。ちなみに押下圧45gですと、メンブレンやパンタグラフからの移行でも「軽いな」と感じます。
個人的には、押し込む力と押し返してくれる力のバランスが良いのが45gだと思っていますね。ただ、これも30gに慣れた人からは反対されそうですが…。
適切な押下圧を探る
まず、ゲーミングキーボードに何を求めるかで、適切な押下圧は変わってきます。私のこれまでの経験を総合すると、次のように場合分けが可能です。
「気持ちよさ」重視
完全に45g以上が適切だと思います。ゲーミングキーボードを使った時の気持ちよさとは、すなわちクリック感やタクタイル感なので、押下圧がある程度はあったほうがベターです。
ただし、大量にテキストを打ち込む必要がある場合は、45gまでにしておいたほうが良いと思います。50gを超えるとかなり疲れが溜まりやすくなるので…。
疲労感の軽減を重視
45g未満が適切ですね。前述したように大量のテキストを打ち込むとか、キー操作が非常に多いゲームをプレイする、といった場合は30~40gが良いかもしれません。
あとはプログラミングもこのあたりが適正です。逆FPSなんかだと、少し物足りないというか軽すぎて誤操作を招く可能性もあります。
ゲーム用途なら押下圧45g以上が適切かもしれない
私はテキスト入力もゲームも両方やりますが、ほとんど押下圧45gのゲーミングキーボードを使っていますね。
ただし、打鍵数が多い場合は例外的に30gのキーボードを使用します。そのため、「ゲームからテキスト入力、プログラミングまで幅広くこなすなら45gが最適」と言えるかもしれません。
逆に「FPSなど打鍵数は少ないが操作の確実さや気持ちよさが大切!」という場合は、45~50g近辺が良いような気がします。
ちなみに、東プレのリアルフォースなどは数値(45g)以上に重く感じるので、個人的にはゲーム向きなのかもしれません。
適切な押下圧は指の筋力や耐久力など、個人によってかなり変わりますから、できるだけ店頭で試し打ちを行ってから買うようにしてみてください。