停電でもゲームは中断しない!UPS導入のメリット
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停電や電源トラブル、家族が誤って電源タンプを踏んでしまったなど、突然の電源断が起こる可能性はそこらじゅうにあります。
PCにとって何よりも怖いトラブルのひとつが、電源に関するもの。その電源トラブルは、突然の電源断によって引き起こされることもあるのです。
この電源断に備える方法はないものでしょうか。
突然の電源断でもゲームとPCを守るUPSとは
10代から20代のPCゲーマーであれば、UPSという単語にあまり馴染みが無いかもしれません。
UPS(Uninterruptible Power Supply)とは「無停電電源装置」のことを指し、停電などで電力が断絶したときでも、一定時間電力を供給する電源装置です。
最近のPCは突然の電源断でも問題なく復旧することが増えましたが、それでもデータの損失やゲームクライアントの破損、メモリの不具合などを引き起こす可能性があります。
こういたトラブルを防ぐには、コンセントとPC電源の間にUPSを挟むのが効果的です。
停電やコンセントの引き抜きがあっても、中継されているUPSに蓄えられた電気によって一定時間はPCが稼働するため、安全にPCを終了させることができます。
エクセルやテキストエディタで作業していたとしても、保存して終了する時間は十分にありますからね。
UPSの選び方
給電方式
UPSは、給電方式によって大きく3つに分類できます。
常用商用給電方式
通常はコンセントからの電気をそのまま電源に伝え、停電や電源トラブルが発生した瞬間に内蔵バッテリーからのインバータ給電に切り替えます。
常時インバータ給電方式
コンセントの交流入力を一度直流に変換し、内蔵バッテリに充電します。これと並行して、インバータで直流を交流に再変換し、電気を流します。
ラインインタラクティブ方式
通常はコンセントの電気をそのまま伝えつつ、電圧変動に対しての調整を行います。また、停電時や電源トラブル時には、バッテリーからのインバータ給電が行われます。
最大出力容量(VA/W)
UPSを使うには、UPSのVA(皮相電力)とW(消費電力)の両方がPC全体(周辺機器含む)のVA/Wよりも小さくなる必要があります。
VAは表向きの最大
PC用の電源ユニットは、通常「W」で容量が表示されていますよね。UPSを選ぶ際には、この容量がとても重要です。基本的にはPC用電源と同等以上の容量を持つUPSが望ましいのですが、ワットチェッカーを用いて実際の消費電力を計測してみても良いでしょう。
例えばPC電源は650Wのものを使っていても、フル稼働時の消費電力を調べてみると400W以下ということが良くあります。このとき、UPSの最大出力容量が「650VA/450W」という表記であれば使用可能といえます。
BTOショップでも入手可能なUPS
UPSは大手BTOショップであれば大体取り扱っているので、比較的簡単に入手できます。例えばドスパラで販売されているCyberPower社の「Backup CR 750 CP750SWLT JP」ですね。
最大出力容量が「750VA / 525W」ですから、GTX1060搭載程度のゲーミングPCならば十分に使用可能な範囲でしょう。価格は18380円。
UPSの導入によって大切なゲーミングPCやゲームデータを、思わぬ電源トラブルから守ること出来るため、長期的に見ればお得です。
また、電源出力も安定しますから、OC(オーバークロック)をするPCゲーマーにもかなりおすすめですよ。電源出力の安定は、PCパーツの性能を最大限に引き出しますからね。