無料でできるゲーミングPCの高速化設定
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最近のPCは特に高速化対策をしなくても、十分な処理速度をもっています。しかし、PCゲーマーであれば、可能な限り高速な状態を維持したくなるもの。
そこで、お金のかからない高速化チューニングをいくつかご紹介します。
ゲーミングPCの無料高速化チューニング一覧
では早速、ゲーミングPCの処理速度を可能な限り高速に維持するための設定を紹介します。
ただし、ここで紹介する方法は「ゲーミングPCの”本来の性能”を引きだす」ものであって、オーバークロックのように定格以上のパフォーマンスを発揮させるものではないことを覚えておいてください。
CPUは常時100%を上限にする
「電源オプション」を開き「プラン設定の変更⇒詳細な電源設定の変更⇒プロセッサの電源管理」を選択しましょう。
ここではCPUの消費電力をコントロールすることができます。ここで「最小のプロセッサの状態を”50~70%”」、「最大を”100%”」にすると常にキビキビと動作してくれます。
システムの冷却ポリシーは「アクティブ」で良いでしょう。パッシブにしてしまうとファンコントロールがきかずに常時最大回転数でファンが回ってうるさくなることがあるからです。
ちなみに最小・最大ともに100%でも問題なく動作します。ただし、電力は少し無駄になりますね。
プライバシー設定、バックグランドアプリを動作させない
Windowsはバックグラウンドで動作しているアプリが非常に多いため、これを少なくすることでゲームプレイ時のパフォーマンス低下を防ぐことが可能です。
まず、「スタートメニュー⇒設定⇒プライバシー」にアクセスし、全般の一覧に出ている項目を全てオフにしましょう。音声認識や手描きも使用しなければオフで問題ありません。
さらに「スタートメニュー⇒設定⇒プライバシー⇒バックグラウンドアプリ」にアクセスし、一覧で表示されるアプリを個別に「オフ」にしていきましょう。
「Cortana」「Grooveミュージック」「Solitaire Collection」などはオフでも問題ないでしょうね。わたしはセキュリティ以外ほとんどオフにしています。
スタートアップの最小化
Windowsが起動したタイミングで同時に起動するアプリを最小限に減らす設定です。
起動時に動くアプリが多いと、恒常的に処理リソースが奪われるため、起動のタイミングで可能な限りアプリが動かないようにしておきましょう。
全ユーザー共通の方法は、エクスプローラーの「場所」へ「Shell:common startup」入力し、表示されているショートカットを削除することで完了します。
また、ログイン中のユーザーに関するスタートアップは「Shell:startup」で表示可能です。こちらも同じように不要なものを削除しましょう。
または、タスクマネージャーから「スタートアップ」タブを選択し、表示されているアプリの状態を「無効」にしてしまいましょう。
タスクマネージャーのスタートアップタブでは、スタートアップ時の負荷の度合いが「低・中・高」で表示されているため、負荷の高い順から無効にしても良いかもしれません。
視覚効果のカスタマイズ
Windowsでおなじみの「フォントの影」「ウィンドウを滑らかにする」「ウィンドウの開閉にアニメーションを付与する」といった機能を停止する設定です。
メモリが少ない時代は視覚効果を「パフォーマンス優先」にするだけで、かなり動作が軽くなりました。
「スタートメニュー右クリック⇒検索⇒パフォーマンスと入力⇒Windowsのデザインとパフォーマンスの調整」をクリック、「カスタム」か「パフォーマンスを優先」を選択しましょう。
カスタムが面倒な人は、パフォーマンスを優先に設定してから、個別の項目をオン・オフして試していくと良いかもしれません。
ちなみにこの設定画面には「スタートメニュー右クリック⇒システム⇒右側の”システムの詳細設定”⇒パフォーマンス⇒設定」でも辿り着けます。
無駄なリソースを省くことこそ高速化につながる
ゲーミングPCは、できるだけゲームに使えるリソースを多く保つことが高速化につながります。
バックグラウンドアプリや余計な視覚効果をオフにし、少しでもゲームに使える「計算資源」を増やしておきましょう。