TITAN X搭載!G-Tune NEXTGEAR i650PA7-SP5 性能レビュー
TITAN Xはゲーム用途におすすめなのか?
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現在NVIDIAのゲーム用グラフィックボードといえばGTX10シリーズが主流です。でも別のシリーズも存在します。それがTITANシリーズです。これまでGTX TITAN、TITAN Black、TITAN Z等がありました。そして今回登場したのがTITAN Xです。
G-TuneからTITAN X搭載ゲーミングPC「NEXTGEAR i650PA7-SP5」が早速発売されました。今回はTITAN Xがゲーム用途に適しているか性能をレビューしていきます。
NEXTGEAR i650PA7-SP5はこんな方におすすめ!
コスパ度外視で最強ゲーミングPCが欲しい!
ゲームだけでなくVR開発等に興味がある!
Cudaをフル活用したい!
NEXTGEAR i650PA7-SP5のスペック
*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | Core i7-6700K(4コア/4.00GHz) |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce TITAN X 12GB | 32GB PC4-17000 |
HDD | チップセット |
480GB SSD + 3TB HDD | INTEL Z170 Express |
光学ドライブ | 電源ユニット |
DVDスーパーマルチドライブ | 700W(80PLUS BRONZE) |
最近のハイスペックゲーミングPCの標準を越えるパーツ構成です。TITAN Xを搭載しているのもそうですが、メモリ32GB、SSD 480GB等はハイエンドクラスのスペックです。
TITAN Xの立ち位置は結構微妙で、ゲーム用途に適しているものの価格が非常に高くデメリットがあります。私はTITAN X搭載ゲーミングPCを買うならゲーム以外の用途にも使います。動画編集とかゲーム開発とかですね。日本のVRゲーム開発者はTITANシリーズを使っていたはずです。
また、TITAN XとGTX1080を比較してみると、TITAN XのほうがCudaコアが優秀です。だからGPGPUを活用するようなGPUコンピューティングとかエンコードとかに使うならTITAN Xは良いかもしれません。
SSDとHDDの速度
SSDのシーケンシャルリードは553MB/s、シーケンシャルライトは485MB/sです。書き込みも読み込みも高速です。
HDDはシーケンシャルリードもシーケンシャルライトも206MB/sです。
NEXTGEAR i650PA7-SP5の外観
次にNEXTGEAR i650PA7-SP5の外観や接続端子のレビューをしていきます。
正面だけは光沢のあるアクリルっぽい素材で覆われています。ツルツルなので反射しています。
横に開けます。DVDドライブと吸気口があります。
正面のメッシュはワンタッチで取り外せます。たまに開いて、エアダスターとかでホコリを吹き飛ばしてあげましょう。
上部手前に電源ボタンがあります。床置きを前提としたデザインだと思います。
上部の接続端子はマルチカードリーダー、USB3.0が2つ、USB2.0が2つ、マイク入力、スピーカー出力です。正面側にUSB端子が4つあるのは結構多い方です。
左側には吸気口があります。カスタマイズでのケースファン追加はできないようです。
内部はこんな感じです。ケースファンはフロントとリアの2枚だけです。
メモリは8GB x 4のクアッドチャネルです。
TITAN Xは思ったほどゴツくありません。GTX1060と大差ないように見えます。補助電源は6 + 8pinです。
グラフィックボードの上下に拡張スロットの空きがあります。PCI Express ×16が1つ(x4として動作)、PCI Express ×1が4つ空いています。
背面です。
マザーボードの接続端子はUSB3.0が4つ、USB2.0が2つ、PS2、LANポート、サウンド関連です。
TITAN Xの映像出力端子はDVI、HDMI、DisplayPortが3つです。この辺りはGTX10シリーズと一緒です。「HDMI、DVI、DisplayPortの違いは?ゲーミングPCの映像出力端子はどれが人気か調べました」の記事ではHDMIとDVIが人気でしたが、NVIDIAとしてはDisplayPort推しのようです。
NEXTGEAR i650PA7-SP5のベンチマークスコア
当サイトはゲーミングPC紹介サイトなのでゲーム用ベンチマークソフトで性能を検証します。果たしてTITAN Xはゲーム用途におすすめできるのでしょうか。
FF14
DX11 最高品質 | DX11 高品質 | DX11 標準品質 |
---|---|---|
20991 | 21326 | 26140 |
DX9 最高品質 | DX9 高品質 | DX9 標準品質 |
22262 | 23163 | 26444 |
FF14ベンチマークはついにすべての設定で20000越えです。GTX1080だと19000前後なので、やはりTITAN Xのほうが優秀です。それにしても20000越えですか・・・。14000越えで凄いとか言っていた時期が懐かしいです。
PSO2
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
71940 | 80286 | 110216 |
PSO2ベンチマークはCPUやメモリの性能にも左右されますし、不安定なのでなんとも言えません。でも最高画質でも200fps越えていたので、ハイエンドなことは間違いありません。
ドラクエ10
ドラクエ10は21255です。
MHF
MHFは60821です。50000台がこれまでいなかったのにいきなり60000越え!ぶっちぎりで歴代No.1のスコアです。GTX1080だと45000前後です。MHFベンチマークはスコアが素直でいいですね。
3DMARK
3DMARKの評価では「上位3%のパソコン」です。19439というスコアは歴代最高です。4KゲーミングPCの基準もクリアしています。4K解像度に対応しているゲームをプレイするのに良さそうです。