手のひらサイズ!Diginnos Mini NUC-B5 性能レビュー
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前回スティック型PCのDiginnos Stick DG-STK1のレビューをしましたが、「もう少し大きくてもいいから性能アップしたい」と思う方もいるでしょう。そこで候補に上がるのがドスパラのDiginnos Mini NUC-B5です。
Diginnos Mini NUC-B5はノートPCよりも小型なデスクトップです。でもグラフィックボードが搭載していないため、インテルHDグラフィックス6000がオンラインゲームに耐えうるかどうかを検証していきます。
Diginnos Mini NUC-B5はこんな方におすすめ!
ノートPCよりも小型なデスクトップが欲しい!
1280×720の解像度でもいいからオンラインゲームを遊びたい!
10万円以内のパソコンを探している!
Diginnos Mini NUC-B5のスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows8.1 64bit | Core i5-5250U |
グラフィック | メモリ |
インテルHDグラフィックス6000 | 8GB PC3-12800 |
HDD | チップセット |
120GB SSD | 不明 |
なし | 電源 |
なし | 専用ACアダプター |
CPUはノートPCなどで採用されているCore i5-5250Uです(「U」が付いているとモバイル用です)。デスクトップなのにノートPC用のCPUを使っている理由は電源と熱でしょう。
小型デスクトップは大きな電源を内部に搭載できませんし、熱対策をしっかりしなければなりません。実際レビューをしている時に、何度か本体に触ってみたり排気口に手を当ててみたりしてみたところ、熱く感じませんでした。
Core i5にメモリ8GBですからミドルスペックのノートPCくらいの性能です。でもHDDではなくSSDを採用している分だけ高速です。そしてグラフィックボードは搭載していません。代わりにCPU内臓のインテルHDグラフィックス6000です。6000をレビューするのは今回が初めてです。
Diginnos Mini NUC-B5の外観
次にDiginnos Mini NUC-B5の外観や接続端子のレビューをしていきます。
手に乗せてみました。スティック型PCよりは大きいですが、デスクトップとしては充分過ぎるほど小型です。
電源ボタンは上部についています。
側面を見ていきましょう。通気口と鍵マークがあります。この鍵マークは盗難防止用の「KensingtonLock」を付けるためのものです。
反対側は通気口だけです。
前面にはUSB3.0が2個、ヘッドホン端子あります。
背面には電源端子、Mini-DisplayPort、LANポート、USB3.0が2個、Mini-HDMIです。無線LANが内蔵されているため、有線LANを使わなくてもインターネット接続は可能です。またBluetoothも使えます。まるでノートPCのようですね。
1つだけ注意しなければならないのが映像出力端子はMini-DisplayPortとMini-HDMIしかないことです。DVIはありませんし、通常のDisplayPortもHDMIも使えません。どちらの接続端子のケーブルも所持していないため苦戦しました。
DVI-DVIのケーブルしか手元になく、家電量販店でDVI>HDMI変換アダプタを買ってきたのによく見たらMini-HDMIで、また家電量販店に行って今度はHDMI>Mini-DisplayPort変換アダプタを買ってきて・・・と無駄に苦労しました。
だからDiginnos Mini NUC-B5を購入する際には、HDMI<>Mini-HDMIケーブルやDVI<>Mini-DisplayPortケーブルなども一緒に買うことをおすすめします。
Diginnos Mini NUC-B5のベンチマークスコア
インテルHDグラフィックス6000でオンラインゲームは遊べるのでしょうか?この疑問を解消するためにベンチマークソフトで性能を検証してみました。
ただ、ガレリア XFやガレリア XTのようにグラフィックボードを搭載しているデスクトップのようにはいかないことは明らかですから、解像度は1280×720、画質は標準品質に設定しました。
FF14は3392で「やや快適」という評価でした。プレイできなくはないようですが、ベンチマーク計測中の画面は若干カクカクしていました。
FF14は設定3で2082でした。これも厳しいスコアです。設定1まで下げればプレイできるかもしれません。
3Dオンラインゲームの救世主とも言えるドラクエ10は5571で「快適」です。これなら問題なく遊べそうですね。
MHFは2800です。4000以上なら快適な動作が見込めます。
3DMARKはほとんど紙芝居状態でした。2fpsくらいだったと思います。総合的に評価すると軽いオンラインゲームなら1280×720の解像度でプレイできそうです。
ただ、やはりあくまでも小型デスクトップという位置付けでしょう。人気のオンラインゲームを快適にプレイしたい場合は、グラフィックボードを搭載したゲーミングPCをおすすめします。
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