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NEXTGEAR-SLIMとNEXTGEAR-Cの違いを比較

G-Tuneには2つの小型デスクトップゲーミングPCがあります。1つは薄型のNEXTGEAR-SLIM、もう1つはキューブ型のNEXTGEAR-Cです。デスクトップとは思えないほど小型なので持ち運びたい人には嬉しいゲーミングPCです。

ではNEXTGEAR-SLIMとNEXTGEAR-Cにはどのような違いがあるのでしょうか。どちらもレビューしたことがあるので、その経験を活かして比較してみます。

どちらもノートPC用パーツが採用されている

違いの前にまずは共通点です。NEXTGEAR-SLIMとNEXTGEAR-Cはどちらもデスクトップとして販売されていますが、採用されているパーツはノートPCのものです。

CPU、チップセット、グラフィックボードはノートPC用ですし、電源ユニットではなくACアダプターと電源ケーブルを接続して電力を供給します。

液晶モニターとキーボードは搭載されていないためゲーミングノートPCのような使い勝手にはなりませんが、性能面ではノートPCと同じだと覚えておきましょう。

グラフィックボードが違う

最大の違いがグラフィックボードです。NEXTGEAR-SLIMはGTX1070 8GB、NEXTGEAR-CはGTX1060 3GB搭載モデルしかありません。つまりグラフィックボードは自由に選べないのです。

グラフィックボードが違うため自然と価格にも影響してきます。NEXTGEAR-SLIMシリーズの最安値は169,800円、NEXTGEAR-Cシリーズの最安値は159,800円です。

この辺りはプレイしたいゲームと予算と相談しながらどちらかに決めるのがいいでしょう。

CPUとチップセットの世代が違う

グラフィックボード以外にもCPUとチップセットが異なります。NEXTGEAR-SLIMシリーズはどういうわけだか旧世代のCore i7-6700HQが採用されています。NEXTGEAR-Cシリーズはしっかり最新世代のCore i7-7700HQです。

Core i7-6700HQとCore i7-7700HQの違いは以下のとおりです。

Core i7-6700HQ Core i7-7700HQ
コア数 4コア 4コア
スレッド数 8スレッド 8スレッド
定格動作周波数 2.60 GHz 2.80 GHz
TB最大動作周波数 3.50 GHz 3.80 GHz

コア数・スレッド数は同じですが、動作周波数に大きな差があります。グラフィックはNEXTGEAR-SLIMのほうが高性能なのに、CPUはNEXTGEAR-Cのほうが高性能・・・となんだかちぐはぐな感じです。

ただ、ゲーミングPCならグラフィック性能を優先すべきなので、ゲーム推奨スペックさえ上回っていれば、CPUは無視してグラフィックボードだけ見ればいいと思います。

性能を比較

ではNEXTGEAR-SLIMとではNEXTGEAR-Cにはどれくらい性能に違いがあるのか比較してみましょう。過去にレビューしたベンチマークスコアを参考にしてみます。

NEXTGEAR-SLIM is100BA1 NEXTGEAR-C ic100SA1
3DMARK FireStrike 12385 9395
3DMARK TimeSpy 4960 3504
MHF 34322 22872

GTX1070とGTX1060の性能差がそのまま出ています。やはり30%くらいの差があるのでゲームに与える影響も大きいです。最新ゲームをプレイしたいならNEXTGEAR-SLIMのほうがおすすめです。そこまで重くないゲームしかプレイしない、あるいは画質を落としてもいいならNEXTGEAR-Cでいいでしょう。

サイズを比較

NEXTGEAR-SLIMは薄型、NEXTGEAR-Cはキューブ型とそもそもの形状が違います。持ち運ぼうと思ったら大きさってとても重要ですから、寸法を比較してみましょう。

NEXTGEAR-SLIM is100BA1 NEXTGEAR-C ic100SA1
幅(mm) 22 158
奥行き(mm) 385 143
高さ(mm) 274 87

数値だけだとちょっとわかりにくいですね。実際に小型だと感じるのはNEXTGEAR-Cです。手のひらに乗っかるくらいですから、液晶モニターの下に置けます。絶対に置き場所に困らないデスクトップです。

また、NEXTGEAR-SLIMは縦置きしかできず、専用のスタンドが必要なのがデメリットです。どこかに持っていくならスタンドまで持っていかなければならないので、結構邪魔です。本体だけなら鞄にすっぽり収まるのに、スタンドは横幅があるので入りづらいです。

重さを比較

持ち運ぶなら軽いほうがいいですよね。そこでレビューの際に計測した重量を比較してみましょう。(ACアダプターやスタンド等すべて含めた重さ)

NEXTGEAR-SLIM is100BA1 NEXTGEAR-C ic100SA1
重さ 3.499 kg 2.319 kg

NEXTGEAR-Cシリーズのほうが圧倒的に軽量です。サイズだけでなく重さで選ぶ場合もNEXTGEAR-Cをおすすめします。

総合的に見るとNEXTGEAR-Cのほうが使いやすくておすすめです。でも自宅でしか使わなくて、性能を重視するならNEXTGEAR-SLIMもいいですね。

G-Tune 「NEXTGEAR-SLIM is100BA1」

  • OS:Windows10 Home 64bit
  • CPU:Core i7-6700HQ
  • メモリ:8GB PC4-17000
  • グラボ:GeForce GTX1070 8GB
  • 容量:240GB SSD

G-Tune 「NEXTGEAR-C ic100SA1」

  • OS:Windows10 Home 64bit
  • CPU:Core i7-7700HQ
  • メモリ:16GB PC4-19200
  • グラボ:GeForce GTX1060 3GB
  • 容量:512GB M.2 SSD + 1TB HDD

管理人 うらみん

格ゲーに飽きて2002年頃からオンラインゲームに参入。主にFPSとMMORPGをプレイしています。FPSでは大会で優勝し、海外クランと対戦したことがあります。RTSは下手糞です。

パソコンをカスタマイズするのが好きなので、趣味で当サイトを運営しています。ドスパラ、G-Tune、パソコン工房、エイリアンウェア、HP、フロンティアなどのゲーミングPCを使用した経験があります。

ゲーミングPCの選び方で迷ったら、Twitterで気軽に質問してください(╹◡╹)

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