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手のひらサイズ!G-Tune NEXTGEAR-C ic100SA1 性能レビュー

最近G-Tuneは小型デスクトップゲーミングPCに力を入れています。最初に登場したのが取っ手付きのLITTLEGEARシリーズです。次が薄型のNEXTGEAR-SLIMシリーズです。ゲームPCバンクでは過去に「LITTLEGEAR i310PA1-SP5」や「NEXTGEAR-SLIM is100BA1」をレビューしてきました。

そして2017年、さらに小型のデスクトップゲーミングが発売されました。キューブ型ながら手のひらサイズのNEXTGEAR-Cシリーズです。今回はなかでも売れ筋の「NEXTGEAR-C ic100SA1」をレビューしていきます。

NEXTGEAR-C ic100SA1はこんな方におすすめ!

持ち運び可能なデスクトップゲーミングPCが欲しい!
グラフィックボードは人気のGTX1060がいい!
拡張性は気にしない!

NEXTGEAR-C ic100SA1のスペック

*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。

OS CPU
Windows10 Home 64bit Core i7-7700HQ
グラフィックボード メモリ
GeForce GTX1060 3GB 16GB PC4-19200
ストレージ チップセット
512GB M.2 SSD + 1TB HDD モバイル インテル HM175 チップセット
光学ドライブ 電源ユニット
なし ACアダプター

NEXTGEAR-C ic100SA1の価格と詳細はこちら

NEXTGEAR-SLIMシリーズと同じようにノートPCがベースになっています。CPUやチップセットがノート用ですね。NEXTGEAR-SLIMシリーズとの一番の違いはグラフィックボードです。NEXTGEAR-CシリーズはグラフィックボードがGTX1060 3GBに限定されています。

グラフィックボードだけでなくCPUやチップセットも固定されているため、モデルごとの違いってメモリとストレージしかありません。だからカスタマイズ画面で調整すれば他のモデルと同じパーツに組み上げることができます。

拡張性はほぼないのでパーツの増設をしようと思っているならこのゲーミングPCが選ばないほうがいいです。というか拡張性が欲しいなら始めから小型ではなくミドルタワー以上を選ぶべきです。

ストレージの速度

CrystalDiskMarkでSSDとHDDの速度を計測してみました。

SSDの速度

SSDは「SANDISK X400」で、シーケンシャルリードは554MB/s、シーケンシャルライトは530MB/sです。全体的にかなり優秀なSSDです。私が優秀だと判断する基準は連続アクセス500MB/s以上、ランダムアクセス300MB/s以上です。

HDDの速度

HDDは「WESTERN DIGITAL WD10JPVX」で、シーケンシャルリードは126MB/s、シーケンシャルライトは124MB/sです。ノート用HDDのなかでは高速な部類です。

NEXTGEAR-C ic100SA1の外観

次にNEXTGEAR-C ic100SA1の外観や接続端子のレビューをしていきます。

手のひらに乗るサイズです。こんなに小さいデスクトップゲーミングPC見たことありますか?寸法は幅158 x 奥行き143 x 高さ87 mmです。本当に衝撃的な小ささです。バッグに簡単に入りますから持ち運びに最適です。

正面には電源ボタン、マルチカードリーダー、USB3.0が2つあります。

電源を入れると電源ボタンの横が光ります。

左右は通気口です。冷却の要ですね。

驚いたのが背面です。小型デスクトップなのに接続端子がたっぷり揃っています。普通のデスクトップよりも充実しているくらいです。

ケンジントンロック、スピーカー出力、LANポート、USB3.0 Type-C、マイク入力、USB3.0が2つ、USB2.0が4つ、DisplayPort出力、HDMI出力が2つあります。

NEXTGEAR-C ic100SA1の重さ

本体だけの重さは1.57kgです。15インチゲーミングノートPCが2.5kgくらいあることを考えるととんでもなく軽量です。いえ、もちろん液晶モニターやキーボードがないのでその分軽いのはわかりますけど、こんなにコンパクトでGTX1060搭載なのは素直に驚きです。

ACアダプターと電源ケーブルを含めると2.319kgです。オフラインイベントに頻繁に参加するゲーマーはもうこれ買っとけばいいと思います。

NEXTGEAR-C ic100SA1の温度

コンパクトなPCケースにミドルスペックゲーミングPCのパーツを詰め込んで、果たして温度は大丈夫なのでしょうか。そこでベンチマークソフト動作中に温度を計測してみました。大体いつも3DMARK FireStrikeが一番高い温度になります。

CPU(Core i7-7700HQ)は最大81℃、HDDは最大41℃、SSDは最大44℃、グラフィックボード(GTX1060 3GB)は最大75℃でした。まったく問題ない温度です。省電力設計のパーツなので当然といえば当然です。

NEXTGEAR-C ic100SA1のベンチマークスコア

では最後にゲームがどれだけ快適に遊べるか、ベンチマークスコアをご紹介します。どのベンチマークソフトも1920×1080に設定しています。

FF14

最高品質 高品質 標準品質
10349 11540 14913

FF14ベンチマークは一番重い最高品質でも「非常に快適」の評価でした。しっかり60fps出せる性能です。

PSO2

設定6(最高画質) 設定5(高画質) 設定3(標準画質)
32808 47613 66533

PSO2ベンチマークは思ったよりも高いスコアが出ました。Core i7-7700HQ + GTX1060だと20000くらいしか出ないイメージでしたが、おそらくメモリ16GBが効いているのでしょう。

ドラクエ10

ドラクエ10は17663でした。

MHF

MHFは22872です。デスクトップ用GTX1060 6GBなら26000くらいまで伸びます。

3DMARK TimeSpy

総合スコア Graphics score Physics score
3504 3395 4290

3DMARK TimeSpyは「上位74%」という評価になりました。DirectX12の最新ゲームだとぎりぎりのスペックです。特にCPUは厳しいと思います。でも中画質を60fpsでプレイするくらいなら大丈夫だと思います。

3DMARK FireStrike

総合スコア Graphics score Physics score
9395 10941 10977

3DMARK FireStrikeの評価では「上位36%のパソコン」です。VR Ready推奨スペックぴったりの性能です。ほとんどのゲームをプレイできることがわかりました。

こんなに小さいデスクトップなのに意外と高性能ですよね。ゲーミングPCを持ち運びたい人にも机が狭くて置き場所に困っている人にもおすすめです。

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管理人 うらみん

格ゲーに飽きて2002年頃からオンラインゲームに参入。主にFPSとMMORPGをプレイしています。FPSでは大会で優勝し、海外クランと対戦したことがあります。RTSは下手糞です。

パソコンをカスタマイズするのが好きなので、趣味で当サイトを運営しています。ドスパラ、G-Tune、パソコン工房、エイリアンウェア、HP、フロンティアなどのゲーミングPCを使用した経験があります。

ゲーミングPCの選び方で迷ったら、Twitterで気軽に質問してください(╹◡╹)

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