Ryzen搭載ノート!ドスパラ GALLERIA RL5R-G50T 性能レビュー
Ryzen 5 4600H + GTX1650Tiの激安ゲーミングノートPC!
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2021年になってRyzen搭載ゲーミングPCが激増しました。2020年まではデスクトップゲーミングPCばかりでしたが、最近はゲーミングノートPCも見るようになってきました。
最大手のドスパラからもRyzenを搭載したゲーミングノートPCが販売されており、しかも約10万円という激安価格です。そんなGALLERIA RL5R-G50Tがどんな性能なのかレビューしていきます。
GALLERIA RL5R-G50Tはこんな方におすすめ!
軽量なゲーミングノートPCが欲しい!
11万円でゲーミングノートPCを買いたい!
120Hz液晶でゲームをヌルヌルにしたい!
GALLERIA RL5R-G50Tのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Ryzen 5 4600H |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1650Ti GDDR 4GB | 16GB(PC4-25600) |
ストレージ | チップセット |
512GB NVMe SSD | モバイル AMD チップセット |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 15.6インチ 1920×1080 120Hz液晶 |
GALLERIA RL5R-G50TはRyzen 5 4600H + GTX1650Ti + メモリ16GBで税込109,980円です。旧モデルのガレリア GR1650TGF-Tはメモリ8GBだったので純粋にスペックアップしていて、遊べるゲームが増えました。
上位モデルとしてRyzen 7 4800H + RTX2060搭載の「GALLERIA GR2060RGF-T」があります。GTX1650TiとRTX2060とでは1.7倍もの性能差があるので、3万円を上乗せしたとしても、私はRTX2060搭載のGALLERIA GR2060RGF-Tをおすすめします。予算や遊びたいゲーム次第ですけどね。
ストレージの速度
GALLERIA RL5R-G50Tのストレージは512GB NVMe SSDです。どれくらいの速度が出るのかCrystalDiskMarkで計測してみました。
SSDの速度
SSDは「ADATA IM2P33F8-512GD」で、シーケンシャルリードが2493MB/s、シーケンシャルライトが1719MB/sです。GALLERIA RL5R-G50TのストレージはこのSSD固定で、容量等をカスタマイズできないようです。
GALLERIA RL5R-G50Tの外観
次にGALLERIA RL5R-G50Tの外観や接続端子のレビューをしていきます。
メタリックな印象を受けるグレーカラーです。
全体の寸法は359.8(幅) × 243(奥行き) × 20.5(高さ) mmです。ゲーミングノートPCとしては薄型な部類です。
以前レビューした「ガレリア GCL2060RGF-T」と同じ筐体です。
各キーはやや小さめで、キー同士に隙間があります。
キーボードバックライトはデフォルトだと明るめの青色に光ります。もちろん設定で変更できます。
左側はファンコントローラー、右側は電源ボタンです。ファンコントローラーはOffice ModeとGaming Modeに切り替えられます。
ナローベゼル(液晶周辺が狭い)のおかげでスタイリッシュでいいですね。一度でもナローベゼルの液晶を使うと、広いベゼルはもっさりデザインに思えてしまいます。
液晶のリフレッシュレートは120Hz固定です。
左側にはケンジントンロック、LANポート、USB2.0、マイク入力、スピーカー出力があります。
右側にはSDカードスロット、USB3.2 Gen1が2つあります。
後ろ側にはmini-DisplayPortが2つ、HDMI、USB3.2 Type-C、電源端子があります。
GALLERIA RL5R-G50Tの重さ
ノートPC本体のみの重さは1.940kgです。ドスパラのゲーミングノートPCはほとんどが軽量モデルです。2年前だと2.5kgくらいが標準でしたよ。500mlペットボトル1本分軽くなったと考えると凄いですよね。軽量ゲーミングノートPCが欲しいならドスパラが一番おすすめです。
ACアダプターとケーブルを含めると2.506kgです。
GALLERIA RL5R-G50Tの温度
3DMARK FireStrikeを動作させたところ、CPU(Ryzen 5 4600H)の温度は平均59.9℃、最大88.2℃でした。ゲーミングノートPCとしてはまずまず低温度です。Core i7-9750Hだったら最大98℃くらいまで上昇します。
GeForce GTX1650Tiの温度は平均55.1℃、最大59.5℃でした。ゲーミングノートPC最大の悩みどころである熱を心配しなくていいのは本当にありがたいです。
GALLERIA RL5R-G50Tのベンチマークスコア
GALLERIA RL5R-G50Tの性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 1450 cb | 3356 cb |
シングルコア | 178 cb | 455 cb |
Ryzen 5 4600Hの性能です。Core i5-10300HのCINEBENCH R15ベンチマークスコアは192 cb / 884 cbだったので、Ryzen 5 4600Hのほうがシングルコアは負けていて、マルチスレッドは圧勝しています。マルチスレッドを活用する用途にはこちらのほうがおすすめです。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
3909 | 5511 | 7135 |
FF15ベンチマークは高品質だと「普通」、標準品質だと「やや快適」、軽量品質だと「快適」でした。軽量品質に設定してもややカクカクしていたので、FF15くらい激重なゲームは厳しそうです。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
10014 | 11209 | 13919 |
平均68fps | 平均77fps | 平均110fps |
FF14ベンチマークは最高画質でも「非常に快適」の評価です。とはいえ平均68fpsだとギリギリですから、標準品質をおすすめします。
PSO2ベンチマーク
PSO2ベンチマークは最高設定のウルトラ画質だと6308しかスコアが出ません。快適に遊べる基準となるスコアが10000なので、画質を下げるべきでしょう。
そこで自動設定で推奨された低画質にしてみたところ、30061という高いスコアになりました。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは22096です。GTX1060搭載ゲーミングノートPCに近いスコアです。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
3659 | 3389 | 6673 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyは上位83%の評価でした。デスクトップゲーミングPCを含めての評価なので仕方がありませんが、やはりエントリーモデルのゲーミングノートPCの性能は下の方ですね。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
8662 | 9395 | 18093 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位60%のパソコン」です。約10万円で購入できるゲーミングノートPCなら十分な性能ではないでしょうか。そこまで重くないゲームなら問題なく快適にプレイできます。
AMD CPUを搭載したゲーミングノートPCはやはりコスパは良いですね。今後さらにRyzen搭載モデルが増えてくる予感がします。
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