144Hz液晶で軽量!ドスパラ ガレリア GCL2060RGF-T 性能レビュー
RTX2060搭載ノートなのに約1.9kg!
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以前ドスパラには「ガレリア GCR2060RGF-E」というRTX2060搭載ゲーミングノートPCがありました。その後継モデルが今回レビューする「ガレリア GCL2060RGF-T」です。
CPUがアップグレードされただけでなく、旧モデルよりさらに軽量になりました。RTX2060搭載ゲーミングノートPCの中では最もおすすめできるモデルです。どのような性能なのか検証したのでご紹介します。
目次
ガレリア GCL2060RGF-Tはこんな方におすすめ!
軽量なゲーミングノートPCが欲しい!
でも性能は犠牲にしたくない!
144Hz液晶でゲームをヌルヌルにしたい!
ガレリア GCL2060RGF-Tのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-10750H |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce RTX2060 6GB | 16GB(PC4-21300) |
ストレージ | チップセット |
512GB NMVe M.2 SSD | モバイル インテル HM470 チップセット |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 15.6インチ 1920×1080 144Hz液晶 |
RTX2060 + Core i7-10750Hは最新パーツの組み合わせです。ドスパラはゲーミングノートPCにはメモリ8GBが標準だったのですが、最近は16GB搭載モデルが増えてきています。
RTX2060の性能を活かすにはどう考えてもメモリ16GBのほうが良いため、この変更は大歓迎です。メモリ8GB以上使うゲームはどんどん増えているので、私は16GBをおすすめします。
カスタマイズするならストレージです。512GB NVMe M.2 SSDは優秀ですけど、さすがに容量が足りません。がっつり使うなら1TB以上欲しいところです。HDDの追加はできないため、1TB NVMe SSDへの変更がおすすめです。
ストレージの速度
ガレリア GCL2060RGF-Tのストレージは512GB NVMe M.2 SSDです。どれくらいの速度が出るのかCrystalDiskMarkで計測してみました。
SSDの速度
SSDは「PHISON PS5012-E125-512G」で、シーケンシャルリードが3440MB/s、シーケンシャルライトが2378MB/sです。非常に素晴らしいSSDです。書き込み速度も読み込み速度も完璧です。
ここだけの話、SSDってBTOメーカーによってかなり違うんですよ。特にNVMe SSDは速度が2倍も違うことがあります。その点、ドスパラは高速なSSDを採用してくれるのでありがたいです。
ガレリア GCL2060RGF-Tの外観
次にガレリア GCL2060RGF-Tの外観や接続端子のレビューをしていきます。
おそらく初めて見る筐体です。グレーカラーを採用することよりメタリック感が生まれています。個人的にはかなり好きなデザインです。
全体の寸法は359.8(幅) × 243(奥行き) × 19.9(高さ) mmです。厚さが2cm未満なのはゲーミングノートPCではかなり薄型の部類です。
各キー同士の隙間が見えることからわかるように、キーは結構小さめです。
WASD周辺のキー配置は一般的です。SHIFTキーやスペースキーの大きさもちょうどいいですね。
左側がファンコントローラー、右側が電源ボタンです。
ファンコントローラーは3タイプを切り替えられます。普段はOfficeモードにしておいて、ゲームをするときはTurboモードにしましょう。
ベゼルが薄いせいか画面が大きく見えます。ノングレアですし、ゲームに集中しやすい良い液晶だと思います。ここまで反射が少ない液晶は滅多にありません。
デフォルトで144Hzになっていました。マウスカーソルがヌルヌル動くのですぐにわかります。
左側にはケンジントンロック、LANポート、USB2.0、マイク入力、スピーカー出力があります。それにしてもゲーミングノートPCとは思えない薄さですね・・・。
右側にはSDカードスロット、USB3.2 Gen1が2つあります。
後ろ側にはmini-DisplayPortが2つ、HDMI、USB3.2 Type-C、電源端子があります。
ガレリア GCL2060RGF-Tの重さ
ノートPC本体のみの重さは1.893kgです。現在販売されているRTX2060搭載ゲーミングノートPCでガレリア GCL2060RGF-Tより軽いのなんてあるんですかね。持ち運びやすさを考えたらめちゃくちゃおすすめですよコレ。ちなみに公式の情報だと約1.85kgです。旧モデルより約100g軽くなりました。
ACアダプターとケーブルを含めると2.478kgです。合計3kgを越える製品も珍しくありません。500mlペットボトル1本分も軽いと考えると、どちらを選ぶべきかは明白です。
ガレリア GCL2060RGF-Tの温度
3DMARK FireStrikeを動作させたところ、CPU(Core i7-10750H)の温度は平均70.1℃、最大90℃でした。旧モデルより約4℃下がりました。
GeForce RTX2060の温度は平均64.1℃、最大71℃でした。CPUに比べるととても安定しています。
ガレリア GCL2060RGF-Tのベンチマークスコア
ガレリア GCL2060RGF-Tの性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 1325 cb | 3217 cb |
シングルコア | 209 cb | 503 cb |
Core i7-10750Hの性能です。Core i7-9750Hに比べて5~12%スコアアップしました。特にシングルコア性能の進化が素晴らしいです。デスクトップ用CPUに引けを取りません。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
6435 | 8409 | 10391 |
FF15は高品質と標準品質だと「快適」、軽量品質だと「とても快適」でした。RTX2060 + Core i7-9750Hより7.4%もスコアアップしました。CPUの重要性がわかりますね。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
14056 | 14643 | 17703 |
平均99fps | 平均106fps | 平均148fps |
FF14ベンチマークは最高画質でも「非常に快適」の評価です。MMORPGを遊ぶのにぴったりなノートPCです。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
40317 | 44715 | 63680 |
PSO2ベンチマークはデスクトップゲーミングPCに比べると半分くらいのベンチマークスコアになってしまいます。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは35485です。GTX1070 + Core i7-8700くらいのスコアです。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
6102 | 5950 | 7138 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyは上位57%の評価でした。ゲームの画質を多少下げればすべてのゲームをプレイ可能です。何度でも書きますが重いゲームをプレイするならメモリ16GB必要です。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
14439 | 15638 | 18230 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位30%のパソコン」です。デスクトップゲーミングPC含めてこの順位ならなかなか高性能ですね。デスクトップ版RTX2060には及ばないものの、ハイスペックゲーミングノートPCとしてあらゆるゲーム・用途に活用できます。
そして軽量・薄型のゲーミングノートPCというのが素晴らしいです。頻繁に持ち運ぶ予定があって、しっかりした性能が欲しいならこのガレリア GCL2060RGF-Tはとてもおすすめです。
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