ドスパラ Magnate MH 性能レビュー!ホームPCでもゲームを遊べる
GTX1650搭載なのに約8万円で買える激安デスクトップ!
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パソコンでゲームをを遊ぶために必要なのはゲーミングPCです。でも必ずしもゲーミングPCである必要はありません。というのも普通のホームPCでもスペックさえしっかりしていれば、ゲームはサクサク動くからです。
例えばドスパラが販売しているMagnate MHです。10万円以下で購入できるのにグラフィックボードを搭載しています。そんなMagnate MHの実機を入手したので性能を検証してみました。
Magnate MHはこんな方におすすめ!
10万円以下のゲーミングPCが欲しい!
あまり重いゲームはプレイしない予定!
静音性に優れたデスクトップを選びたい!
Magnate MHのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i5-9400 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1650 4GB | 16GB PC4-21300 |
ストレージ | チップセット |
240GB SSD + 1TB HDD | INTEL H310 チップセット |
光学ドライブ | 電源ユニット |
DVDスーパーマルチドライブ | 400W 静音電源 80PLUS |
約8万円で買えるのに異常なほどしっかりしたスペックです。しかしそれには理由があって、どうやら今回レビューしているMagnate MHはキャンペーン中のモデルで、色々な部分がアップグレードされていたみたいです。
公式ページを今見てみたら、メモリ8GB、HDDなし、光学ドライブなしでした。試しにメモリ16GB、240GB SSD + 1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ搭載にカスタマイズしてみたところ、それでも10万円以下で収まったので激安なことに変わりありません。
私ならメモリ16GB、500GB SSD + 1TB HDD、光学ドライブなしのパーツ構成にします。SSDは500GB以上あったほうが後々困りません。光学ドライブは滅多に使わないため、必要になったタイミングで外付けを買えばいいと思います。
ストレージの速度
SSDは「Crucial BX500 CT240BX500SSD1」でシーケンシャルリードは557MB/s、シーケンシャルライトは473MB/sです。
HDDは「TOSHIBA DT01ACA100」で、シーケンシャルリードは203MB/s、シーケンシャルライトは202MB/sです。
Magnate MHの外観
次にMagnate MHの外観や接続端子のレビューをしていきます。
Magnate MHはミニタワーケースです。ただしゲーミングPCのガレリアシリーズとは違い「Diginnos EM041」という名称のケースです。
光学ドライブはDVD-ROMドライブやブルーレイドライブも用意されています。
正面にはUSB3.0が2つ、スピーカー出力、マイク出力、リセットボタン、電源ボタンがあります。SDカードリーダーの類はありません。
上部に吸気口はありません。ミニタワーケースだと塞がっているのがスタンダードです。
左側に吸気口があります。ケースファンの追加はできません。
内部の様子です。マザーボードやグラフィックボードを含め、全体的にコンパクトにまとまっています。左から吸気、背面に排気するシンプルなエアフロー設計です。
CPUクーラーはINTEL純正の「E97379-003」です。INTEL純正クーラーって久々に見ました。マザーボードはASRock H310CM-HDV/M.2です。メモリは最大32GBまで増設可能です。
GeForce GTX1650はASUS製です。
HDDとSSDです。拡張性はほとんどありません。
右側です。
背面です。唯一のケースファンがここに設置されています。
マザーボードのバックパネルにはPS2、USB2.0が4つ、USB3.1 Gen1が2つ、LANポート、マイク入力、ライン入力、ライン出力があります。
GeForce GTX1650の映像出力端子はDVI-D、HDMI、DisplayPortです。
Magnate MHの温度
3DMARK FireStrikeを動作させたところ、Core i5-9400の温度は平均38.9℃、最大51℃でした。非常に低い温度で驚きました。
GTX1650の温度は平均58.3℃、最大72℃でした。
Magnate MHのベンチマークスコア
各種ベンチマークスコアでMagnate MHの性能を検証しました。解像度はどれも1920×1080です。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 976 cb | 2408 cb |
シングルコア | 176 cb | 430 cb |
Core i5-9400の性能です。そこまで重いゲームをプレイしないのであればCore i5-9400で十分です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
3817 | 5031 | 6637 |
重いゲームの代表例がFF15です。GTX1650では推奨スペックに足りていません。快適に遊ぼうと思ったらGTX1660 SUPER以上は欲しいです。高画質でサクサクを目指すならRTX2080 SUPER以上です。ゲームによって重さが大きく異なることは覚えておきましょう。
FF14:漆黒のヴィランズ ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
9325 | 10626 | 16064 |
平均62fps | 平均71fps | 平均116fps |
リリース当初、ハイエンドゲーミングPCが必要だったFF14ですが、今では10万円以下のゲーミングPCで余裕です。Magnate MHでも最高画質で遊べます。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
31224 | 77313 | 97306 |
PSO2ベンチマークで30000以上出ていればサクサクです。
MHFベンチマーク
MHFは17264です。GTX1050より15%程度高いスコアです。GTX1060には及びません。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
7918 | 9027 | 12531 |
製品名 | グラボ | ベンチマーク(総合スコア) |
---|---|---|
GALLERIA ZA9C-R39 | RTX3090 |
31852
|
GALLERIA UA9C-R38 | RTX3080 |
29228
|
GALLERIA XA7C-R37T | RTX3070Ti |
25613
|
GALLERIA XA7C-R37 | RTX3070 |
22414
|
GALLERIA XA7C-R36T | RTX3060Ti |
22836
|
GALLERIA XA7R-R36 | RTX3060 |
19707
|
GALLERIA XT | GTX1660 SUPER |
14380
|
GALLERIA DH | GTX1650 |
8015
|
3DMARK FireStrikeの評価では「上位65%のパソコン」です。所謂エントリーモデルのゲーミングPCに該当する性能です。このように普通のホームPCでもゲーミングPCとして使える製品もあります。ゲーミングPCより安いことも多いのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
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