Ryzen 5 1400搭載!G-Tune NEXTGEAR-MICRO am540BA1 性能レビュー
10万円以下で買えるGTX1050搭載ゲーミングPC!
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これまでRyzen 7搭載のゲーミングPCを3つレビューしました。少し前にRyzen 7 1700搭載の「NEXTGEAR-MICRO am540SA1」をレビューしましたね。でもRyzen 5もあることを忘れてはいけません。
G-TuneにはRyzen 5 1400を搭載した激安ゲーミングPC「NEXTGEAR-MICRO am540BA1」があります。そのお値段、なんと税抜き8万円台です。G-Tuneでは最安値のデスクトップゲーミングPCです。どのような性能なのか調査してみました。
NEXTGEAR-MICRO am540BA1はこんな方におすすめ!
10万円以内の激安ゲーミングPCが欲しい!
そこそこ軽いゲームだけプレイする予定!
AMD RyzenシリーズのCPUが気になる!
NEXTGEAR-MICRO am540BA1のスペック
*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | AMD Ryzen 5 1400 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1050 2GB | 8GB PC4-19200 |
ストレージ | チップセット |
1TB HDD | AMD B350 チップセット |
光学ドライブ | 電源ユニット |
なし | 500W(80PLUS SILVER) |
「NEXTGEAR-MICRO am540SA1」との違いはCPU、グラフィックボード、ストレージです。ある程度重いゲームをプレイする予定ならNEXTGEAR-MICRO am540SA1のほうがおすすめです。
Ryzen 5 1400は4コア・8スレッドなのでINTEL CPUで言うとCore i7-7700に近いです。とはいえ動作周波数には大きな差があります。Ryzen 5 1400が定格3.2GHz、最大3.4GHzなのに対し、Core i7-7700は定格3.6GHz、最大4.2GHzです。重いゲーム以外ならRyzen 5 1400で問題ありません。
1つだけ絶対にカスタマイズすべきなのはストレージです。どんなに安いゲーミングPCが欲しかろうとHDDだけなんてありえません。必ずSSDを追加してください。快適性に雲泥の差が生じます。
NEXTGEAR-MICRO am540BA1の外観
次にNEXTGEAR-MICRO am540BA1の外観や接続端子のレビューをしていきます。
正面には5つのメッシュがあります。ここから一気に空気を取り込んで内部のパーツを冷やします。それぞれのメッシュは簡単に取り外すことができ、水洗いすら可能です。
やや上のほうにマイク入力、スピーカー出力、USB2.0が2つ、USB3.0、電源ボタン、リセットボタンがあります。
電源ボタンを右側にRyzen 5のシールが貼ってあります。
上部には排気のケースファンがあります。
左側も正面と同じくらい大きな吸気口です。でもケースファンをカスタマイズで追加することはできません。
NEXTGEAR-MICROシリーズは裏配線になっていて、ケーブルがある程度すっきりしています。ケーブルがパーツに干渉しなかったり、エアフローを邪魔しなかったりと色々なメリットがあります。
CPUクーラーは「AMD Wraith Stealth Cooler(LEDなし)」です。
グラフィックボードは「MSI GEFORCE GTX 1050 2G OC」だと思います。
拡張スロットはPCI Express ×1が1つ空いているのですが、グラフィックボードに近いので使うのは厳しいかもしれません。
右側です。
背面です。
マザーボードのバックパネルはPS2が2つ、USB3.0が4つ、USB3.1が2つ、LANポート、マイク入力、ラインイン、ラインアウトがあります。
GTX1050の映像出力端子はDVI、HDMI、DisplayPortです。
NEXTGEAR-MICRO am540BA1のベンチマークスコア
CPU性能とグラフィック性能をベンチマークソフトで計測しました。
CINEBENCH R15
CPU性能のベンチマークはCINEBENCHを使いました。スコアは686cbです。大まかに比較すると以下のようになります。
Ryzen 5 1400 | Ryzen 7 1700 | Core i5-7400 | Core i7-7700 |
---|---|---|---|
686 cb | 1381 cb | 546 cb | 877 cb |
Ryzen 5 1400はCore i7-7700には及ばないものの、Core i5-7400には勝っています。同価格帯のゲーミングPCだとCore i5-7400が搭載されていることが多いので、Ryzen 5 1400を搭載したNEXTGEAR-MICRO am540BA1のほうがコスパ良好だとわかります。
FF14
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
6853 | 7741 | 10477 |
FF14ベンチマークは最高品質だと「とても快適」、画質を下げたら「非常に快適」でした。紅蓮のリベレーターになって重くなりましたから、最高品質でプレイしたいならGTX1060以上がおすすめです。
PSO2
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
17391 | 29602 | 34773 |
PSO2ベンチマークは問題ないスコアです。設定6だとプレイヤーや敵が密集したエリアで重くなるかもしれないので、設定5の画質のほうが安定しそうです。
ドラクエ10
ドラクエ10は13111でした。Ryzenシリーズだといまいちスコアが伸びません。
MHF
MHFは14160です。
3DMARK TimeSpy
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
1988 | 1859 | 3291 |
TimeSpyはDirectX12の最新ゲーム用ベンチマークソフトです。全体的なスコアを見るとCPU Scoreが突出しています。でもグラフィックスコアはなかなか厳しい数値なので、DirectX12のゲームをやるならGTX1070以上がおすすめです。
3DMARK FireStrike
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
6137 | 6970 | 10501 |
3DMARKの評価では「上位63%のパソコン」です。激安ゲーミングPCなのに大健闘です。重いゲームには向いていませんが、そこそこ軽いゲームならこのデスクトップで大丈夫です。
できるだけ安い予算で買うなら一番おすすめですよ、ホント。それにしても10万円以下のゲーミングPCで多くのオンラインゲームが遊べるなんて良い時代だと思います。
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