Ryzen + RTX2070!ドスパラ ガレリア AF 性能レビュー
RTX2070は今一番おすすめのグラボです!
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AMD RyzenシリーズのCPUがとても人気なのか、最近BTOゲーミングPCでもRyzen搭載デスクトップが急増しています。格安のRyzen 5やハイエンドなRyzen Threadripperまで色々あるのですが、現在の定番はRyzen 7 2700です。
ドスパラにはRyzen 7 2700を搭載したゲーミングPCがいくつもあります。今回はGeForce RTX2070と組み合わせた「ガレリア AF」の実機をレビューしていきます。
ガレリア AFはこんな方におすすめ!
コア数・スレッド数の多い高性能CPUにしたい!
ハイスペックゲーミングPCが欲しい!
話題のRyzen 7シリーズを選んでみたい!
ガレリア AFのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Ryzen 7 2700 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce RTX2070 8GB | 8GB PC4-21300 |
ストレージ | チップセット |
500GB SSD + 2TB HDD | AMD B350 チップセット |
光学ドライブ | 電源ユニット |
DVDスーパーマルチドライブ | SILVERSTONE 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE / ET650-B) |
Ryzen 7 2700搭載ゲーミングPCで人気なのが、GTX1060を搭載した「ガレリア AT」です。少し前にレビューしました。CPUやメモリ容量は同じですね。でもGTX1060とRTX2070とではグラフィック性能に大きな違いがあります。
詳しくは後述のベンチマークで紹介しますが、RTX2070のほうが2倍も高性能なイメージです。RTX2070を選んでおいたほうがプレイできるゲームが増えますし、高画質で遊べますし、高いフレームレートを出せる等、たくさんのメリットがあります。
ただ、最新ゲームをプレイしたいならメモリ8GBのまま買うのはやめておきましょう。今は16GBないと厳しい時代です。購入前のカスタマイズでメモリ16GBにしてから購入することをおすすめします。
ちなみに上記のスペック表では電源ユニットがSILVERSTONEになっています。しかしレビュー準備する際に内部のパーツを見たところDELTA製でした。おそらくあなたが購入するガレリア AFはしっかりSILVERSTONE製になっているはずです。
ストレージの速度
SSDは「Western Digital WDS500G2B0A」でシーケンシャルリードは559MB/s、シーケンシャルライトは531MB/sです。500MB/s以上なので十分な速度です。
HDDは「Seagate ST2000DM005」で、シーケンシャルリードは167MB/s、シーケンシャルライトは153MB/sです。SeagateのHDDは速度に個体差が結構ありますね。180MB/s以上出ることのほうが多いです。
ガレリア AFの外観
次にガレリア AFの外観や接続端子のレビューをしていきます。
ガレリア AシリーズはすべてのこのPCケースです。ミドルタワーのため一番ちょうどいいサイズです。
正面にはUSB3.0が2つ、SDカードリーダー、マイク入力、スピーカー出力、リセットボタン、電源ボタンがあります。一番上にはDVDスーパーマルチドライブもあります。ドスパラはDVDドライブを初期搭載してくれる珍しいBTOメーカーです。
上部には2つの排気口があり、奥側にだけケースファンが付いています。
左側は吸気口です。パーツ全体の温度が低かったのでケースファンを追加しなくて大丈夫です。
ドスパラは基本的に表配線です。
CPUクーラーはAMD純正のトップフロータイプです。その下にPCIスロットとM.2スロットがあります。
グラフィックボードは「GeForce RTX 2070 GamingPro」です。RTX2080やRTX2080Tiに比べるとかなり小型です。
RTX2070の下にはPCIe 2.0 x1が3つとPCIe 3.0 x16があります。マザーボードはASRock AB350 Pro4です。
ストレージ用の3.5インチシャドウベイは5つあり、HDDとSSDが入っています。
電源を入れるとCPUクーラーとRTX2070が光ってました。
背面です。
マザーボードのバックパネルにはPS2、USB2.0が2つ、USB3.0が4つ、USB3.1、USB3.1 Type-C、LANポート、マイク入力、ライン入力、ライン出力があります。
RTX2070の映像出力端子はDVI、HDMI、DisplayPortが3つです。RTXシリーズでDVIがあるのはちょっと珍しいです。
ガレリア ATの温度
ベンチマークソフトで負荷をかけてパーツの温度を計測しました。Ryzen 7 2700は最大71℃、HDDは最大31℃、SSDは最大37℃、RTX2070は最大65℃まで上昇しました。RTX2070のようなハイスペックグラボが70℃に達しないのは本当に凄いです。
ガレリア AFのベンチマークスコア
各種ベンチマークスコアでガレリア AFの性能を検証しました。解像度はどれも1920×1080です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
8310 | 10141 | 11957 |
FF15ベンチマークは高品質だと「快適」、標準品質と軽量品質だと「とても快適」という評価です。画質を下げても最高評価の「非常に快適」には届きませんでした。FF15クラスに重いゲームを滑らかに動かしたいならRTX2080以上をおすすめします。例えば「ガレリア ZG」ですね。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
13184 | 13555 | 14626 |
Ryzenには明確にゲームとの相性が存在します。FF14ベンチマークだと画質を下げてもスコアがほとんど伸びません。もちろんガレリア AFならFF14なんて余裕でサクサクなんですけど、INTELのCore i7とかに比べてしまうとスコアが大きくダウンしています。同じRTX2070搭載ゲーミングPCでもCore i7-8700 + メモリ8GBの「ガレリア XF」なら15000以上のスコアが出ます。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
42488 | 55347 | 75766 |
PSO2ベンチマークも思ったよりスコアが伸びません。Ryzen 7 2700 + GTX1060の「ガレリア AT」が設定6で40353でした。グラフィック性能がきちんと反映されていない感じがします。
ドラクエ10ベンチマーク
ドラクエ10は18042です。
MHFベンチマーク
MHFは53653です。GTX1080より高いスコアが出ました。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
8169 | 8443 | 6904 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyでは「上位21%」の評価でした。ガレリア ATのGraphics Scoreが4125でしたから、2倍も高性能です。コスパでもRTX2070のほうが遥かに優秀ですね。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
15699 | 21925 | 17766 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位17%のパソコン」です。TimeSpyのベンチマークスコアと見比べてみると、RTX2070はDirectX12でより一層高い性能を発揮してくれています。これはRTX2070に限った話ではなく、RTX20シリーズ全体に見られる傾向です。
とはいえDirectX11を苦手としているわけではなく、「RTX20シリーズを選んだほうが将来のゲームも快適に遊べるよ」という意味です。Ryzen CPU搭載ゲーミングPCを買うと決めているなら、一番コスパが良くておすすめのデスクトップです。
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