ガレリア XGとガレリア ZGの違いを比較
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「ミドルタワーのRTX2080搭載デスクトップをドスパラで買おう」と思った場合、候補に上がるのが「ガレリア XG」と「ガレリア ZG」の2つです。人気ならガレリア ZGのほうが上ですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
当サイトではガレリア XGもZGもレビューしたことがあるので、パーツだけでなく性能の違いも比較してみます。どちらにするか迷っている方の参考になれば幸いです。
価格を比較
最初に価格を比較します。価格に関してはセールによっても変動しますし、円高・円安やパーツの希少性に応じても変わってきます。あくまでもこの記事を書いている2019年3月の価格なので、正確な情報は公式サイトをご覧ください。
ガレリア XGは税抜き199,980円、ガレリア ZGは税抜き229,980円です。つまり価格差は3万円です。ただしガレリア ZGはキャンペーンで229,980円になっていることもあります。この辺りは曖昧です。
パーツ構成を比較
では3万円の価格差は何によって生まれているのでしょうか。パーツ構成を比較してみましょう。
ガレリア XG | ガレリア ZG | |
---|---|---|
CPU | Core i7-8700 | Core i7-9700K |
メモリ | 8GB PC4-21300 | 16GB PC4-21300 |
グラフィックボード | RTX2080 8GB | RTX2080 8GB |
ストレージ | 500GB SSD + 1TB HDD | 500GB SSD + 3TB HDD |
チップセット | H370 | Z390 |
電源ユニット | 700W(80PLUS GOLD) | 700W(80PLUS GOLD) |
パーツはグラフィックボードと電源ユニット以外すべて違います。あらゆる面でガレリア ZGのほうがハイスペックです。ただしストレージだけはいつも無料アップグレードされているので単純な比較が難しいです。
最近だとガレリア XGは500GB SSD + 1TB HDDか500GB SSD + 2TB HDDになっていることが多いです。一方でガレリア ZGは500GB SSD + 3TB HDDが500GB NVMe SSD + 3TB HDDになっていたりします。さらにガレリア ZGのほうが売れ筋で、基本的にいくらか値引きされています。
ではどちらがコスパが良いか計算してみましょう。Core i7-8700とCore i7-9700Kの価格差は8,000円くらい、メモリを8GBから16GBにすると12,700円かかります。
このように足し算していくと最終的に3万5千円くらいの差になります。それが3万円の価格差に収まっているのですから、若干ではありますがガレリア ZGのほうがコスパ良好です。
性能(ベンチマークスコア)を比較
これらのパーツ構成の違いはどれくらい性能に影響するのでしょうか。レビューの際にベンチマークスコアを計測したので比較してみましょう。(どれも1920×1080の解像度です)
ガレリア XG | ガレリア ZG | |
---|---|---|
FF15 高品質 | 9856 | 10731 |
FF14 最高品質 | 17707 | 19049 |
PSO2 設定6 | 96411 | 98081 |
MHF | 60309 | 55634 |
3DMARK FireStrike | 21604 | 22667 |
3DMARK TimeSpy | 9476 | 9990 |
MHFベンチマーク以外はすべてガレリア ZGのほうが高いスコアになりました。MHFベンチマークはCPUの性能が妙な感じで発揮されてしまうので何とも言えません。あまり気にしないほうがいいでしょう。
だから私はどうせRTX2080搭載ゲーミングPCを買うなら、ガレリア ZGをおすすめします。安くすませたいなら、ガレリア XGをメモリ16GBにして購入するのがいいです。
ドスパラ 「ガレリア XG」
- OS:Windows 10
- CPU:Core i7-8700
- メモリ:8GB
- グラボ:GeForce RTX2080 8GB
- 容量:500GB SSD + 1TB HDD
ドスパラ 「ガレリア ZG」
- OS:Windows 10
- CPU:Core i7-9700K
- メモリ:16GB
- グラボ:GeForce RTX2080 8GB
- 容量:500GB SSD + 3TB HDD