ゲーミングPCの下取り価格相場と売却との差
投稿日:
※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
ゲーミングPCの廃棄方法といえば、「パーツ単位にバラして売る、もしくは捨てる」が主流だったと思いますが、近年は下取りサービスも充実しています。
そこで今回は、ゲーミングPCの下取り価格を網羅しながら、売却との差(価格、労力)を明らかにしてみました。
BTOメーカーの下取り価格
ゲーミングPCの下取りは、「ドスパラ」「パソコン工房」「マウスコンピューター」などで実施しており、それぞれ価格は以下のとおりです。
ドスパラ
ドスパラの下取り価格は3000円均一のようですね。重量は25kg以内、マザーボード・CPU・メモリがそろっていて、PCとしての外観が整っていれば下取り対象となるようです。
新規でPCを購入する際に、購入1台あたり下取り1台が条件。破損が激しいものはNGとのこと。
ちなみにPCとしてのパーツがしっかり揃っていれば、自作PCでも下取り対象とのこと。10年前に自作したPCがあって、不要なので廃棄したい…というような場合に便利ですね。
パソコン工房
パソコン工房の下取りは、一律1100円。どれだけ元の販売価格が高くても下取り価格は均一のようです。
また、ほかの条件はドスパラとほぼ同じです。重さは25kg以内で使用年数・メーカー・起動状態は問わないとのこと。ただし、外観の損傷が激しいものは対象外になっています。
下取りを利用できるのは、対象となるPCを新規購入する場合に限ってであり、購入1台あたり下取り1台までとなっています。ドスパラと同じく自作PCも対象です。
マウスコンピューター
マウスコンピューターの条件は価格など含めてパソコン工房とまったく同じですね。一律1100円の下取りで25kg以下、購入1台につき下取り1台。
BTOメーカー中ではドスパラが最も高い
だいたいどのメーカーも1100円程度ですが、ドスパラだけ3000円という価格でした。たった2000円程度の差とはいえ、下取りを考えているなら取り合えずドスパラに問い合わせるのがよさそうですね。
ちなみに廃棄するとなると逆に数千円のお金が発生するので、新規でPCを購入する予定があるなら間違いなく下取りのほうが良いです。
その他のPC下取りサービス
BTOメーカー以外にも、家電量販店やリサイクルショップで下取りを行っています。
例えばヤマダ電機では、Windows8、10、11の3OSを搭載したPCに限り、1000円で買い取りとのこと。壊れていても対象になるので、とりあえず3つのうちいずれかのOSが載っている場合は検討してみましょう。
ただし、7・XP・Vistaからのアップグレードは対象外とのことですので、実質OSの買取なのかもしれないですね。
下取りと売却の差は?
お金の面だけを見ると、パーツ単位でバラして売ったほうが確実に上です。どんなに古いPCでも、ケースは1000円くらいで売れますし、電源やメモリもお金になります。
ストレージも数百円でよければお金になり、CPUは5世代前くらいまでなら数千円の値が付くでしょう。したがって、根気よく捌けば1~3万円くらいにはなるはず。
しかし、古いPCをパーツ単位でバラして売却するのは非常に面倒くさいです。ヤフオクやメルカリなどで売ることになりますが、まず値下げ交渉の対象になります。
したがって、購入希望者とのやりとりをこなしていかなくてはなりません。また、商品の撮影と掲載、落札後の梱包と発送など、結構な量の労働が待っています。
こうした労働時間を時給換算すると……あまり割に合わないのが実情ですね。CPUやGPUなど万単位のお金ですぐに売れるもの以外は、パーツの売却はおすすめできません。
ちなみに、パソコン工房ではゲーミングPCの買取価格がすぐにわかるスペック査定も行っています。
参考までに「Windows10 home、Core i3 8100、GTX1650、メモリ8GB、SSD256GB」で査定してみると、価格は20900円と算出されました。
バラして売るのが面倒だけど、さすがに1000円や3000円では売りたくないという方は、パソコン工房のゲーミングPC買取サービスが便利かもしれません。