ゲーミングPCってなに?パソコンとゲーミングPCとゲーム機の違いとは
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ゲーミングPCって色々な呼び方があります。ゲームPC、ゲーム用PC、ゲームパソコン等はどれも同じ意味です。好き勝手に呼ばれています。ではゲーミングPCとはそもそも何でしょうか。定義が明確に決まっているのでしょうか。今回はこのあたりについて解説していきます。
ゲーミングPCとゲーム機の違い
ゲーミングPCとゲーム機が同じものだと思っている人がいることに最近気づきました。昔とは違って最近はゲーム機に色々な機能が盛り込まれているので、違いがよくわからないという意見もわからなくもありません。
ゲーミングPCのほうが幅広い使い方ができます
ゲーム機は一般的にコンシューマーゲーム機、あるいは家庭用ゲーム機と呼ばれています。PS4(プレイステーション4)やXBOX(エクスボックス)、Wii等がコンシューマーゲーム機に該当します。
これらのゲーム機には互換性がありません。PS4はPS4用のゲームしか遊べません。だから新作ゲームの発表ではどのゲーム機に対応するのかを必ず明記します。
一方、ゲーミングPCはパソコンです。パソコンですからExcelやWordも使えます。WEBブラウジングをしたりYoutubeの動画を視聴したりできます。そしてパソコン用のゲームを遊べます。
性能にバラつきがあります
コンシューマーゲーム機が基本的にどれも同じ性能なのに対し、ゲーミングPCは搭載されているパーツによって性能が大きく変わってきます。PS4用のゲームなら必ずPS4で快適に遊べる設計になっています。しかしグラフィックが綺麗な重いゲームは高性能なゲーミングPCでしか遊べない場合があります。
低性能なゲーミングPCだとゲームがカクカクしたり、起動できなかったり、ゲーム中に落ちたりします。だからゲーミングPCを買うつもりなら、自分がプレイするゲームがどれくらい重くて、どんなパーツを選ぶべきなのかを考えなければなりません。
なお、ゲーミングPCを自作するならケースからパーツまですべて自分で選ばなければなりませんが、BTOゲーミングPCならすでにパーツが選定された完成品をサクッと購入できます。パソコン初心者にはBTOゲーミングPCのほうがおすすめです。
まったく知識がないなら価格から選んでしまうのが手っ取り早いです。
ゲーミングPCは性能差がゲームの勝敗に影響します
ここからが重要です。ゲームに見合わない低性能なゲーミングPCを選んでしまうと必ず後悔します。なぜならゲーム機とは違って環境差によるプレイングの影響がはっきりと出るからです。
コンシューマーゲーム機なら性能が基本的に一緒ですから、みんな同じ環境で遊べます。でもゲーミングPCの環境は人によって異なります。同じゲームをプレイしていてもゲーミングPCが低性能ならカクカクしますし、高性能ならヌルヌルです。
対戦型オンラインゲームなら明確な有利不利に繋がります。ヌルヌルな方が勝率が高くなるのは言うまでもありません。協力型オンラインゲームならカクカクだと味方の足を引っ張ります。自分がカクカクしているせいでミスを多発し、パーティやレイドの雰囲気が悪くなるのは本当にきついですよ・・・。
ゲーミングPCとパソコンの違い
前述の通り、ゲーミングPCとはパソコンです。デスクトップやノートパソコンのような形状を表す言葉ではなく、クリエイター向けPCとか法人向けPCのような用途を表す言葉です。ゲーマー向けPCと言い換えてもいいでしょう。
ですからデスクトップゲーミングPCならゲーマー向けデスクトップ、ゲーミングノートPCならゲーマー向けノートPCということになります。
ゲーミングPCはグラフィックボードが命です
では普通のパソコンとゲーミングPCの何か違うのかと言えばグラフィックボードの有無です。グラフィックボードとはCPUやメモリのようなパソコンのパーツです。名前からもわかるようにグラフィックに関するパーツです。
ゲームタイトルによりますが、最新ゲームを動作させるにはとてつもないグラフィックス性能(映像関連の処理性能)が必要です。CPUにもグラフィックス機能が内蔵されていますが全然足りません。「おすすめのゲーム用グラフィックボードと選び方」の記事で書いたように、CPU内蔵グラフィックスに比べると最新世代のグラフィックボードは20倍以上も高性能です。
普通のパソコンでは動かないPCゲームが大半ですから、パソコンでオンラインゲームをプレイしたいならグラフィックボードを搭載したゲーミングPCを選ぶことをおすすめします。