ガレリア ZZとガレリア ZZ-SLIの違いを比較

投稿日：2019/02/12
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ガレリア ZZはRTX2080Tiを搭載したハイエンドゲーミングPCながらも、ドスパラで売れ筋ランキング3位を誇る驚異的な人気モデルです。

ではこれ以上の性能を持つゲーミングPCは存在しないかといえば、そんなことはありません。さらに性能アップする道は2つあり、「CPUを高性能にするか」「グラフィックボードを2枚にするか」です。

CPUかグラボか・・・。すでにCore i9-9900Kがベースになっているならグラフィックボードを優先したいです。そしてガレリア ZZにRTX2080Tiをもう1枚追加したのが「ガレリア ZZ-SLI」です。両者にはどのような違いがあるのか比較してみましょう。

2019年2月時点ではガレリア ZZの価格は339,980円（税別）、ガレリア ZZ-SLIが559,980円です。その差は22万円、割合だと約40%ですからガレリア ZZ-SLIのほうが約1.4倍高いことになります。

RTX2080Tiが17万円することを考えると妥当な価格だと思います。むしろ他のパーツの分だけZZ-SLIのほうが格安です。

では具体的にどんなパーツが違うのか比較してみます。

違うのはグラフィックボード、メモリ、電源ユニット、PCケースです。CPU、ストレージ、チップセットは一緒です。ただ、ストレージの容量はキャンペーンや時期によって若干変わってくるので詳細は公式ページをご確認ください。

ガレリア ZZのKTケースはミドルタワー、ガレリア ZZ-SLIのGR oneはフルタワーです。

すべてにおいてガレリア ZZ-SLIのほうが大きいです。ついでに言うと5kgくらい重いです。またガレリア ZZ-SLIのGR oneケースは、前面のインターフェイスが上のほうに集まっているので、机の上に置くと使いづらいと思います。私なら机の下に置きます。

そういう意味ではガレリア ZZのほうが好きな場所に置けて使いやすいと思います。

これらのパーツ構成の違いはどれくらい性能に影響するのでしょうか。レビューの際にベンチマークスコアを計測したので比較してみましょう。（どれも1920×1080の解像度です）

グラフィックボードを2枚にしたからといって、性能がそのまま2倍になるとは限りません。とはいえ3DMARK TimeSpy グラフィックスコアは1.9倍も性能が向上しているので、ゲームのフレームレートに与える影響は凄まじく大きいです。

ちなみに総合スコアはCPU等の性能も加味しているため、グラフィック性能よりも数値が低くなっています。基本的には安い価格のガレリア ZZのほうがおすすめですが、SLI対応ゲームをプレイしたかったり何年も最先端のゲーム体験をしたかったりするならガレリア ZZ-SLIを選ぶのもいいと思います。