GTX760 SLIの性能に衝撃!ドスパラ ガレリア ZT-SLI 性能レビュー
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ほとんどの人はゲームPCにグラフィックボードを1枚しか搭載しません。でもBTOメーカーではSLIと呼ばれる、グラフィックボードを2枚搭載したモデルを販売しています。
「グラフィックボードを2枚搭載することに意味はあるのか」「SLIはコスパ悪いんじゃないか」など色々な不安があると思います。そこで今回はGeForce GTX760を2枚搭載したガレリア ZT-SLIをレビューすることで、性能を検証していきます。
GTX960 SLI搭載!ガレリア ZT-SLI 性能レビューはこちら
ガレリア ZT-SLIはこんな方におすすめ!
コスパの良いハイエンドゲームPCが欲しい!
多機能でカッコイイPCケースを使いたい!
どんなに重いオンラインゲームでもヌルヌル動かしたい!
ガレリア ZT-SLIのスペック
OS | CPU |
---|---|
Windows7/8.1 Pro 64bit | Core i7-4770K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX760 2GB 2枚組 | 16GB |
HDD | チップセット |
2TB HDD | INTEL Z87 Express |
光学ドライブ | 電源 |
ブルーレイディスクドライブ | 750W |
GTX760 SLIであることを除けば、「そこそこハイスペックかな?」くらいの構成です。逆にさらに高性能なCPUやメモリを求めると、一気に5万円以上価格が跳ね上がるので、コスパを考えたら調度良い構成だと思います。
ただし、ここまでのスペックでHDDだけというのは勿体無い気がします。せっかくですからSSDを追加すべきでしょう。ドスパラはSSDがいつも安いので、128GBか256GB SSDを追加することをおすすめします。
ちなみに後述しますが、デスクトップ本体はかなり大きいです。ALIENWARE AURORAに匹敵するほどです。「机の下」に置くのは問題なくても、「机の上」に置くのは無理があるので注意しましょう。
ガレリア ZT-SLIの外観
次にガレリア ZT-SLIの外観や接続端子のレビューをしていきます。
やはり大きなサイズです。ドスパラのデスクトップは比較的コンパクト&シンプルだと思っていたのですが、今回初めてレビューするこのPCケースは大きいだけでなく、ゴツゴツとしたデザインになっています。
横のグネグネしたのはフィルムです。フィルムを剥がせば透明になります。ゲームPCって内部が見えるイメージがありますが、BTOメーカーで透明ケースを採用しているのは非常に珍しいです。
前面から見ると宇宙船のような印象を受けるデザインですね。最近「Portal」をプレイしているせいか、コンパニオンキューブを連想します。
インターフェイスはすべて上の方に配置されています。中央部分はすべてメッシュの通気口です。
前面上部を見てみましょう。丸いボタンが電源です。わかりやすくていいですね。接続端子はUSB3.0が2個、USB2.0が2個、ヘッドホン、マイクです。デスクトップゲームPCとしては一般的な構成です。
でもこの画像で本当に注目して欲しいのは右上の「Silence / Turbo」スイッチです。最初見た時「なんだこれ?」と思ったのですが、実際にカチカチと切り替えてみたらすぐにわかりました。
「Silence / Turbo」は前面の大きなファンの回転率を調節できるスイッチです。Silenceにするとファンの回転が緩やかになり、静音性が向上します。Turboにするとブオーンと高速回転します。
つまり普段使いや寝る時にはSilenceにしておけば、安定稼働する静音PCとして使えます。そしてオンラインゲームをするときだけTurboに切り替えるのです。
ファンの回転が早くなればPCケース内の温度が低くなります。CPUやグラフィックボードは温度が低くなればなるほど、ハイパフォーマンスを発揮してくれるので非常に有用な機能です。(CPUやグラフィックボードには温度が上がると自動的にクロック数を引き下げて、性能を低くする機能が組み込まれています)
前面のメッシュ部分は簡単に取り外せます。メンテナンス性も優れている素晴らしいPCケースですね。
上部は2種類の通気口があります。
メッシュはかなり細かく、ホコリが入りにくそうです。
左側は透明で内部が見えます。電源を入れると内部が赤く光るので、なかなか格好良いですよ。前述の通り、フィルムのせいでグネグネしていますが、剥がせば綺麗になります。
右側はシンプルに小さな通気口が1個あるだけです。
背面はこんな感じです。上から順にマザーボード端子、グラフィックボード端子、電源ですね。
ガレリア ZT-SLIはその名の通りグラフィックボードを2枚搭載していますから、接続端子も2つ分です。GeForce GTX760はDVIが2個、HDMI、DisplayPortで2画面出力対応です。つまり最大4画面のマルチモニタが可能です。
マザーボードの接続端子はPS2端子、USB3.0が4個、USB2.0が2個、LANポート、サウンド関連です。前面と合計するとUSB端子は10個あります。これだけたっぷりあれば充分ですね。
ガレリア ZT-SLIのベンチマークスコア
ではレビューの締めくくりとして、ガレリア ZT-SLIのベンチマークスコアをご紹介します。ただ、ベンチマークソフトによってはSLIに対応しているのかよくわからないものがありました。また、残念ながら3DMARKは上手く計測できませんでした。
そこで今回のベンチマークはFF14、PSO2、MHF、ドラクエ10ですが、参考にするならFF14とPSO2のスコアが良いのではないかと思います。いつものように「最高品質+1920×1080」の設定で計測しました。
す、すごい!14800という超ハイスコアを記録しました!これはGeForce GTX780Tiのスコアに匹敵する勢いです。GTX760を2枚搭載すれば、GTX780Tiと同じくらいの性能になることがわかりましたね。ちなみに標準画質では24244でした。意味不明レベルのハイスコアです。
PSO2ベンチマークは44857です。こちらも素晴らしいスコアです。私の間隔では「30000点越えたらハイスペック」ですから、約45000点はハイエンドクラスです。標準画質では66527でした。どんな激しい動きをしてもヌルヌル動かせますね。
ドラクエ10は17861です。ある程度ハイスペックだとみんな17000を越えてくるので、あまり参考になりませんね。
MHFは20000を越えるかも思っていたので、ちょっと意外な結果です。もしかしたらベンチマークソフト側がSLIを認識していないのかもしれません。
ガレリア ZT-SLIの評価
途中で述べたように、SSDは追加した方がいいです。それだけですべての動作が爆速になりますからね。Windowsの起動、ファイルのコピー、ゲームの起動、マップ移動・・・等などすべてが快適になります。
SSDを選んで後悔した人を私はひとりも知りません。みんなSSDにして良かったと言っています。ハイスペックなガレリア ZT-SLIの性能をさらに向上させるためにカスタマイズを検討してみてください。
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