G-Tune XN-Z 性能レビュー!RTX3080 + Core i9-10900K
水冷CPUクーラーにメモリ32GBとハイエンド!
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ハイエンドゲーミングPCを買おうと思ったら第一候補はおそらくRTX3080搭載デスクトップでしょう。RTX3090だと高額過ぎるのでRTX3080を選ぶ人はかなり多く、堅実な判断です。
そんなRTX3080を搭載したゲーミングPCをG-Tuneが販売しています。RTX3080だけでなくCPU、CPUクーラー、メモリまですべてが高性能なのでとてもおすすめです。
G-Tune XN-Zはこんな方におすすめ!
30万円以下でゲーミングPCを買いたい!
グラボ以外のパーツにもこだわりたい!
熱対策もしっかりしたい!
G-Tune XN-Zのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | Core i9-10900K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce RTX3080 10GB | 32GB(PC4-21300) |
ストレージ | チップセット |
512GB NVMe SSD + 2TB HDD | INTEL Z490 チップセット |
光学ドライブ | 電源ユニット |
なし | 800W 80PLUS TITANIUM |
こんなに高性能なパーツが詰め込まれているのに30万円で購入できるなんて素晴らしいです。とてつもなくコスパ抜群です。CPUはゲーミングPCとしてほとんど最上位のCore i9-10900Kですし、熱対策として水冷CPUクーラーが採用されています。
メモリは16GBではなく32GBも搭載されているので、重いゲームがサクサク動くだけでなく配信までもしっかりこなせます。そしてストレージ構成もばっちりです。もう少し予算があるなら1TB NVMe SSD + 3TB HDDにするのがおすすめです。
電源ユニットが800Wになっているのは普通ですが、80PLUS TITANIUMなのがいいですね。80PLUS BRONZEやGOLDに比べて電力効率に優れていて、熱を発しにくい高級電源ユニットです。つまり何から何までハイエンド仕様です。
ストレージの速度
G-Tune XN-Zに搭載されているSSDとHDDの速度を計測しました。
SSDの速度
SSDは「SK Hynix HFS512GD9TNG-L2A0A」で、シーケンシャルリードが3457MB/s、シーケンシャルライトが2118MB/sです。理想的な速度です。わざわざ別のSSDに変更する必要はありません。
HDDの速度
HDDは「WESTERN DIGITAL WD20EZRX」で、シーケンシャルリードが210MB/s、シーケンシャルライトが191MB/sです。
G-Tune XN-Zの外観
次にG-Tune XN-Zの外観や接続端子のレビューをしていきます。
高さは43.5cmです。机の下に余裕を持って置けるサイズです。
電源を入れるとG-Tuneのロゴが赤く光ります。
上部に排気口がなく、インターフェイスが揃っています。
HDMI出力、マルチカードリーダー、USB3.0が4つ、マイク入力、スピーカー出力があります。背面のHDMI端子をグラボに接続すると、このHDMI端子を使用できます。
左側です。
開けてみました。左上に電源ユニットが格納されています。
これが水冷CPUクーラーです。一般的に空冷(ファン)よりも水冷のほうがしっかり冷やしてくれます。
水冷CPUクーラーの循環液を冷やすためのラジエーターです。背面ではなく右側に設置してあります。
グラフィックボードは「MSI RTX 3080 VENTUS 3X 10G」です。冷却性能に優れた3連ファンのタイプです。BTOパソコンで3連ファンのグラボが初期採用されているのはかなり珍しいです。さすがG-Tuneです。
3.5インチストレージベイはあと1つ空いています。
右側です。
背面です。
マザーボードのバックパネルにはPS2、USB3.0が4つ、USB3.1、USB3.1 Type-C、LANポート、S/PDIF、センターサブウーファー、リアスピーカー、マイク入力、ライン入力、ライン出力があります。
RTX3080の映像出力端子はHDMI、DisplayPortが3つです。最大同時出力画面数は4つもあります。ただし前述の通り上部のHDMI端子を使おうと思ったら、ここのHDMI端子を1つ使ってしまうことになります。
G-Tune XN-Zの温度
3DMARK FireStrikeを動作させたところ、CPU(Core i9-10900K)の温度は平均47.6℃、最大71℃でした。水冷CPUクーラーの威力がよくわかります。
GeForce RTX3080の温度は平均61.5℃、最大72℃でした。ハイエンドゲーミングPCとは思えないほど低い温度に収まりました。
G-Tune XN-Zのベンチマークスコア
G-Tune XN-Zの性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 2588 cb | 6206 cb |
シングルコア | 229 cb | 546 cb |
Core i9-10900Kの性能です。Core i7-10700Kと比べるとシングルコアが12.8%、マルチスレッドが25%も高性能です。ゲーミングPCを長く使いたいならCore i9のほうがおすすめです。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 低品質 |
---|---|---|
14561 | 18590 | 19850 |
FF15ベンチマークは最高画質でも「非常に快適」です。RTX20シリーズではこんなに高いスコアは絶対に出ません。今買うならRTX30シリーズにしましょう。コスパが全然違いますよ。
FF14:漆黒のヴィランズ ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
23522 | 24102 | 27741 |
平均192fps | 平均203fps | 平均246fps |
20000くらいで頭打ちになりがちなFF14ベンチマークで、ここまで高いスコアを出せるのは本当に凄いです。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
144438 | 156427 | 203638 |
PSO2ベンチマークはまさかの14万越え!
MHFベンチマーク
MHFベンチマークに至ってはカンストの99999です。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
16115 | 16742 | 13298 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyでは「上位1%」の評価でした。5年以上快適に使い続けられる性能です。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
30026 | 41385 | 29513 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位1%のパソコン」です。なんとRTX2080Tiより約30%も高いグラフィックスコアです。重いゲームがヌルヌル動いてくれるので、本当に快適ですし他のプレイヤーよりも有利に戦えます。
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