G-Tune NEXTGEAR-MICRO im520BA12 実機レビュー
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G-TuneのデスクトップゲームPCの中でも格安モデルとして人気のNEXTGEAR-MICRO im520BA12の実機レビューをします。今回も以前参加したマウスコンピューターカンファレンス2013で撮影した写真やベンチマークスコアをご紹介します。
NEXTGEAR-MICRO im520BA12公式ページはこちら
NEXTGEAR-MICRO im520BA12のスペック
OS | CPU |
---|---|
Windows8 64bit | Core i3-3240 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX650(1GB) | 4GB PC3-12800 |
HDD | チップセット |
500GB HDD | インテル B75 Express |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 500W |
格安デスクトップですから当然ハイスペックなパーツは搭載していません。CPUもメモリもグラフィックボードもそれなりです。はっきり言ってしまうと、「このスペックでオンラインゲームを快適にプレイできるのか?」と不安に思ってしまいます。
しかし実際にベンチマークスコアを計測したところ、衝撃的な結果になりました。後述しますが、このスペックで高いベンチマークスコアが出るとは思っていませんでした。つまり5万円台という激安価格にも関わらず、大抵のオンラインゲームがぬるぬると動いてしまうのです。
G-Tuneの売れ筋ランキングは毎週更新されていて、NEXTGEAR-MICRO im520BA12は度々上位にランクインしています。格安なのに高性能でコスパが良いことが評価されている証拠です。でもなぜロースペックのパーツなのに優秀なゲームPCとして動くのでしょうか。その秘密をこれから書いていきます。
NEXTGEAR-MICRO im520BA12の外観
まずは外観と内部構造、接続端子などをレビューしていきます。
全体的な大きさは普通です。前面にはDVDマルチドライブ、マルチカードリーダー、音声端子、USB3.0端子などが搭載されています。注目すべきはメッシュです。中央と下の方がメッシュ構造になっているのがわかりますか?内部がちょっと透けていますよね。実はこのメッシュがすごいんです。
一見ただのエアフロー用の入り口です。確かにここから空気を取り込んで内部を冷やします。ただ、パソコンにとって一番の敵はなんでしょうか。それはホコリです。ホコリが内部に入ってしまうとパーツに付着し、故障の原因になります。NEXTGEAR-MICRO im520BA12のメッシュは非常に細かく、ホコリをシャットアウトしてくれます。
ここまで大きなメッシュ構造ですから空気をよく取り込み、内部の冷却効果が優れています。でもよく考えてみてください。ホコリをシャットアウトするということはメッシュにホコリがびったりと付着することを意味しています。これを放置していては冷却効果が落ちてきてしまいます。
実は最近のCPUやグラフィックボードは温度によって性能を自動調節しています。ゲームPC内部の温度が上がるとクロック数が自動的に落ちるため、ゲームが重くなってしまうのです。そこで大切なのがメンテナンスです。メッシュについたホコリを取らなくてはいけません。
では手やティッシュでささっと拭くだけでホコリは綺麗に取れるでしょうか?答えはNOです。でもご安心ください。NEXTGEAR-MICRO im520BA12は前面のメッシュを取り外すことができます。中央は扉式になっていて、メッシュだけを取って水洗いできます。下部もパカっと外すことができ、丁寧に掃除できます。
過去にここまでメンテナンス性に優れていたデスクトップゲームPCがあったでしょうか?少なくとも私は知りません。パソコンの寿命を長くするだけでなく、ゲームを快適にプレイするためにもメンテナンス性は非常に重要です。その点、NEXTGEAR-MICRO im520BA12は素晴らしいケースです。こんな優秀なゲームパソコンは絶対に家電量販店には売っていませんよね。
背面には接続端子がひと通り揃っています。本来なら接続端子について書いていっても良いのですが、この画像を見て「あれ?」と思いませんか?電源の周りも通風口になっていますよね。非常に珍しい構造です。パソコン内部の熱の発生源といえば、CPUとグラフィックボードと電源です。
一般的なデスクトップなら電源は完全に隠していますが、NEXTGEAR-MICRO im520BA12は冷却効果を高めるため、電源周りもエアフローを通しているんですね。どこまでも安定性にこだわっていることがわかります。
NEXTGEAR-MICRO im520BA12の内部をレビューしていきましょう。ケース前面である右側のほうがぽったりと空洞になっています。普通ならDVDマルチドライブやHDDがごちゃごちゃと埋め尽くしているはずです。これは前面中央から取り込むエアフローをグラフィックボードやCPUに直接当てるための構造です。もう感動するレベルですね。
NEXTGEAR-MICRO im520BA12のベンチマークスコア
さて、CPUやメモリ、グラフィックボードはとても高性能とは言えませんが、ケースの構造によって安定性を生み出しているNEXTGEAR-MICRO im520BA12はゲーミングPCとしてコスパが良いのでしょうか。いよいよベンチマークスコアをご紹介します。
いつものように新生FF14ベンチマーク、PSO2ベンチマーク、3DMARKのスコアを計測しました。設定はどれも最高画質+1920×1080解像度の組み合わせです。
恐ろしい結果が出てしまいました。新生FF14が6107で「とても快適」、PSO2が19287、3DMARKが4028です。もちろんハイスペックなゲームパソコンならこれ以上のベンチマークスコアが出ます。でも問題はコスパです。
家電量販店で売っている5万円台のデスクトップで、こんな高いスコアは絶対に出ません。いえ、むしろ10万円のメーカー製パソコンでも無理でしょう。NEXTGEAR-MICRO im520BA12なら重いFPSやMMORPGでも最高画質でサクサク動作することが証明されました。
ベンチマークスコアランキングでは上位に入れませんでしたが、コスパランキングなら1位です。「新しいゲームPCは欲しいけれど、予算が少なくて10万円以上出したくない!」というゲーマーに本気でおすすめできる格安デスクトップです。
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