GTX1080 SLIノート!G-Tune NEXTGEAR-NOTE i71120SA1 性能レビュー
ノートPCの常識を覆す最強モンスターマシン!
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G-TuneはSLIのゲーミングノートPCを販売する傾向があります。SLIとはグラフィックボードを複数枚搭載することを指します。過去にはGTX980M SLIやGTX1080 SLIのモデルを販売していたのですが、いつの間にか売り切れていました。
でも私はG-Tuneがまた新しいSLIのゲーミングノートPCを出してくれると信じていました。そしてついにGTX1080 SLIのNEXTGEAR-NOTE i71120シリーズが登場しました。今回は2番目に安いNEXTGEAR-NOTE i71120SA1をレビューしていきます。
NEXTGEAR-NOTE i71120SA1はこんな方におすすめ!
ノートPCだけどほとんど自宅でしか使わない!
究極最強のハイエンドノートPCが欲しい!
4Kの超高画質でゲームを遊んでみたい!
NEXTGEAR-NOTE i71120SA1のスペック
*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-7700K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1080 8GB SLI | 32GB PC4-19200 |
ストレージ | チップセット |
512GB M.2 SSD + 1TB HDD | インテル Z270 チップセット |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 17.3型 4K-UHDノングレア(3,840×2,160、G-SYNC対応) |
とんでもないモンスターマシンです。ノートPCの形状をしてみますが中身はデスクトップみたいなものです。まずCPUがCore i7-7700Kなのが驚きです。ハイスペックデスクトップゲーミングPCに採用されている人気CPUですね。
メモリは32GBと大容量です。ゲームだけなら正直16GBで十分ですが、動画編集やエンコードをするなら32GBが有効に働きます。32GBもいらないならNEXTGEAR-NOTE i71120SA1ではなく、一番安いNEXTGEAR-NOTE i71120BA1がおすすめです。
グラフィックボードは冒頭で書いたようにGTX1080 SLIです。GTX1080が1枚だけでも相当ハイスペックなのに2枚も入っているなんて凄すぎます。現在稼働中のゲームが余裕なのは当たり前です。それ以上に長く使えるメリットに注目したいです。
もう1つの特徴として液晶の最大解像度が1920×1080ではなく3820×2160の4Kに対応しています。4倍も高画質ですから、4Kの鮮明な画像や動画を楽しめますし、もちろんゲームだって4Kに対応していれば今までにはない超絶美麗な画質でプレイできます。
ストレージの速度
512GB SSDと1TB HDDというストレージ構成です。CrystalDiskMarkで速度を計測してみました。
SSDの速度
SSDは「SANDISK X400 SD8SN8U-512G-1122」で、シーケンシャルリードは553MB/s、シーケンシャルライトは524MB/sです。特に不満のない良い速度です。
HDDの速度
HDDは「WESTERN DIGITAL WD10JPVX」で、シーケンシャルリードは120MB/s、シーケンシャルライトは118MB/sです。
NEXTGEAR-NOTE i71120SA1の外観
次にNEXTGEAR-NOTE i71120SA1の外観や接続端子のレビューをしていきます。
GTX1080 SLIの17インチということでかなり大きなサイズです。寸法は幅428 x 奥行き308 x 高さ52.5 mmです。
大きい分だけ持ち運びには不向きですが、操作がしやすかったり画面が見やすかったりするメリットがあります。
癖のない配置です。キーボードは107キー、ピッチ約19mm、ストローク約2mmです。
キー配置もノートPCとして一般的です。
キーボードバックライトは青色です。群青色と言ったほうが正確かもしれません。
タッチパッドには指紋認証の機能が付いています。
物理ボタンは電源ボタンだけです。マクロキー等はありません。
液晶はIPSパネルのノングレアです。最大解像度は4Kで本当に綺麗に表示されます。実際に見るとその鮮明さに衝撃を受けます。
5cmを越える分厚さです。左側にはLANポートが2つ、USB3.0が3つ、スピーカー出力、マイク入力、ラインアウト、ラインインがあります。LANポートが2つってどういう使い方をするんでしょうね。ちなみにギガビットLAN対応の「Killer E2500」です。
右側にはUSB3.0、マルチカードリーダー、Thunderboltが2つ、mini-DisplayPort出力が2つ、ケンジントンロックがあります。光学ドライブは非搭載なので必要なら外付けを別途購入しましょう。
後ろ側にはHDMI出力、USB3.0、電源端子があります。
NEXTGEAR-NOTE i71120SA1の重さ
本体だけの重量を計測したところ5.77kgでした。人気の15インチゲーミングノートPCが2.5kgくらいのことが多いので、2倍以上の重さです。デスクトップ用パーツ、GTX1080 SLIですから仕方がないでしょう。
しかし問題はここからです。NEXTGEAR-NOTE i71120SA1はACアダプターが2つあります。「えっ!?」となりますよね。私も驚きました。2つのACアダプターを左下のデバイスに接続し、そこから本体に電力を供給します。
つまりバッテリー充電状態だとこんな感じになります。電源ケーブルも2つありますから、もちろんコンセントも2つ必要です。こんなノートPC初めて見ましたよ・・・。
もしもすべてを持っていく場合、8.664kgにもなります。毎日持ち運ぶのはちょっと無理があります。だからNEXTGEAR-NOTE i71120SA1はほぼほぼ自宅専用ノートPCだと思います。「たまにイベントに持っていく用にハイエンドノートPCが欲しい」という用途ならぴったりです。
NEXTGEAR-NOTE i71120SA1のベンチマークスコア
ではGTX1080 SLIがどれほど高性能なのかベンチマークスコアを見ていきましょう。ただしSLIに対応したベンチマークソフトはTimeSpyとFireStrikeだけなのでご注意ください。
FF14
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
16431 | 17300 | 17732 |
FF14ベンチマークはどの設定でも余裕ですね。最高評価である「非常に快適」の基準の2倍以上のスコアです。4Kに設定しても最高品質で11012でした。素晴らしい性能です。
PSO2
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
35088 | 39087 | 60138 |
PSO2ベンチマークは想像よりも伸びませんでした。Core i7-7700K + メモリ32GB + GTX1080なら設定6で50000以上になると思っていました。
ドラクエ10
ドラクエ10は21257でした。4Kでも19328とGTX1080らしい高いスコアです。
MHF
MHFは28289です。まったくの謎スコアです。GTX1080なら45000前後になるはずです。SLIを無効にしても変わらなかったので何か相性があるのかもしれません。とはいえこのスコアならMHFはヌルヌルです。4Kだと11877でした。
3DMARK TimeSpy
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
9878 | 12496 | 4517 |
ここからがGTX1080 SLIの本領発揮です。上位5%の評価ということでGTX1080Ti搭載デスクトップを越えています。GTX1080Tiだとグラフィックスコアが9420だったので、GTX1080 SLIのほうが約32%も高性能です。数年後に出てくる最新ゲームもサクサクな性能です。
3DMARK FireStrike
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
20090 | 29508 | 12873 |
3DMARKの評価では「上位3%のパソコン」です。ノートPCでありながらデスクトップを含めてハイエンドな領域です。今のところこのNEXTGEAR-NOTE i71120シリーズより高性能なゲーミングノートPCは他に存在しません。
大きくて重いデメリットはありますが、自宅メインで使うなら最強の相棒として大活躍してくれます。究極のゲーミングノートPCが欲しい人は一度チェックしてみてください。
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