Core i7-6700K搭載!G-Tune NEXTGEAR i650GA1-GPB 性能レビュー
Core i7-6700KとPCI Express x4接続のSSDに注目!
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2015/8/5、最新CPU「Skylake」のCore i7-6700Kが発売されました。早速G-TuneはCore i7-6700Kを搭載したゲーミングPCを販売しています。Core i7-4790Kとどのような違いがあるのか気になるところです。
また、カスタマイズでPCI Express x4接続のSSDを搭載できるのもポイントです。いつもとは違い、グラフィックボードだけでなくCPUやSSDの性能に注目しながらレビューしていきます。
NEXTGEAR i650GA1-GPBはこんな方におすすめ!
最新CPU「Core i7-6700K」を使ってみたい!
カスタマイズで爆速SSDを追加したい!
GTX970であらゆるゲームをヌルヌル動かしたい!
NEXTGEAR i650GA1-GPBのスペック
*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | Core i7-6700K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX970 4GB | 16GB PC4-17000 |
HDD | チップセット |
M.2 256GB SSD + 2TB HDD | INTEL Z170 Express |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 700W(80PLUS BRONZE) |
Windows10搭載です。現在Windows7やWindows8.1を使っていて、Windows10にアップグレードしようか迷っている人は多いのではないでしょうか。今回のレビューで少し触っただけですが、Windows10はかなり使いやすいと感じました。少なくともWindows8.1よりは好感触です。Windows10については別記事にまとめる予定です。
Core i7-6700Kは4コア8スレッドで、動作周波数が定格4.0GHz、TB時4.2GHzです。対するCore i7-4790Kは4コア8スレッドで、動作周波数が定格4.0GHz、TB時4.4GHzです。TDP(熱設計電力)はCore i7-6700Kが若干上回っています。
本来はSSDを搭載したゲーミングPCではありません。今回は特別なカスタマイズ仕様です。こんなタイミングでレビューしていることからもわかるように、プロトタイプ機なので製品版とは異なる部分があると思います。
NEXTGEAR i650GA1-GPBの外観
次にNEXTGEAR i650GA1-GPBの外観や接続端子のレビューをしていきます。
G-Tuneで人気のNEXTGEARシリーズです。
正面に大きな吸気口があります。
DVDドライブを使うときに正面を開きます。
電源や接続端子は上部に配置されています。
マルチカードリーダー、USB3.0が2個、USB2.0が2個、マイク端子、ヘッドホン端子です。
左側も吸気口です。ちょうどGeForce GTX970が見えます。
内部はこんな感じです。
Core i7-6700K(に装着しているCPUクーラー)です。
右側には何もありません。
マザーボードの接続端子はUSB3.0が4個、USB2.0が2個、PS2、LANポート、サウンド関連です。
GeForce GTX970の接続端子はDVI-I、DVI-D、HDMI、DisplayPortです。
Core i7-6700Kの性能
いつもはグラフィックボードやSSDのベンチマークスコアを計測するだけですが、Skylake初レビュー記念としてCPUの性能も調べてみました。使用したベンチマークソフトはCINEBENCH-R15、PassMarkです。
CINEBENCH-R15のCPUスコアは876でした。Core i7-4790Kのスコアを検索してみたところ849という数値が見つかりました。
PassMarkのCPU Markは11140でした。公式サイトに掲載されているCore i7-4790Kの平均スコアは11243なので、わずかですが負けてしまいました。他にも計測してみて思ったのは「そんなに変わらない」ってことです。総合的には5%程度の性能向上ではないでしょうか。
SSDの速度を検証
次にカスタマイズで追加したSSDの速度をご紹介します。
正直言ってCrystalDiskMarkのバグかと思いました。あまりに高い数値だからです。いつものM.2 SDなら「Seq Q32TI」のReadは800MB/sくらいなのに、2000MB/sを越えています。何度やっても変わらないので改めて調べたらPCI Express x4接続のSSDだったのです。
バグでも何でもなく、ただの仕様でした。BTOゲーミングPCでここまで高速なSSDを搭載したモデルは初めて触ったので混乱してしまいました。Windows10が非常にサクサクだと感じたのは、このSSDのおかげかもしれません。
ここまでCPUとSSDのことばかり書いてきましたが、やはり肝心なのはグラフィックボードを含めた総合的な性能です。CPUの影響でベンチマークスコアが伸びているか確認してみましょう。
DX11 最高品質 | DX11 高品質 | DX11 標準品質 |
---|---|---|
10990 | 12682 | 21295 |
DX9 最高品質 | DX9 高品質 | DX9 標準品質 |
14319 | 14753 | 24033 |
今回から高品質の設定も計測することにしました。FF14ベンチマークは一番重いDirectX11 最高品質の設定でも「非常に快適」です。綺麗なグラフィックでFF14を快適に遊べます。
PSO2ベンチマークは最高画質(設定5)で89838、標準画質(設定3)で161043です。過去にレビューした「GTX970 + Core i7-4790K + メモリ16GB」のスコアは85655だったため、約5%スコアアップしています。
ドラクエ10は19345でした。
MHFは24065です。同様に2.3%のスコアアップです。
3DMARKの評価では「上位20%のパソコン」です。FireStrikeの9867とGTX970の中では比較的高いスコアです。5%スコアアップしています。総合的にはCore i7-4790Kよりも高いスコアになりました。
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