G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5910GA1 性能レビュー
GTX980Mは3840×2160でゲームを遊べるか調査しました!
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一時期G-TuneのGTX980M搭載ゲーミングノートPCがすべて販売終了していました。GTX980M単体もGTX980M SLIもです。そのうち新しいモデルが出るはずだ・・・と待っていたらやはり販売開始されました。
NEXTGEAR-NOTE i5910シリーズは今のところG-Tuneで唯一のGTX980M単体を搭載したゲーミングノートPCです。今回はその中でかなりハイスペックなゴールドモデルであるNEXTGEAR-NOTE i5910GA1をレビューしていきます。
NEXTGEAR-NOTE i5910GA1はこんな方におすすめ!
重いオンラインゲームをノートでプレイしたい!
動画編集や画像編集をサクサクにするためにメモリ量は多めがいい!
17インチよりも15インチを選びたい!
NEXTGEAR-NOTE i5910GA1のスペック
*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | Core i7-6700HQ(4コア/2.60GHz) |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX980M 8GB | 32GB PC4-17000 |
HDD | チップセット |
256GB M.2 SSD + 1TB HDD | INTEL HM170 Express |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 15.6型 クアッドフルHDノングレア 「IGZO」 |
少し前にレビューしたNEXTGEAR-NOTE i5710GA1と似たスペックです。NEXTGEAR-NOTE i5910GA1との共通点はCPU、メモリ、チップセット、ストレージ、15.6型などです。違いはグラフィックボードがGTX970MではなくGTX980M、液晶の最大解像度が1920×1080ではなく3840×2160などです。
GTX980Mのほうがずっとハイスペックですし、3840×2160対応になったことで液晶の表示が非常に綺麗です。この解像度でゲームをするかどうかは別として、少なくとも高解像度の画像や動画は本当に綺麗に見えます。
そしてGTX980Mなのに15.6型って結構珍しいです。他のBTOメーカーだと17.3型が普通です。17.3型だと画面が大きいメリットがありますが、持ち運びには向かないデメリットがあります。私は15.6型が一番万能なサイズだと思います。
SSDとHDDの速度
NEXTGEAR-NOTE i5910GA1のストレージはSSD + HDDの構成です。SSDは「256GB Samsung SM951 シリーズ M.2規格」です。どれくらい高速なのかCrystalDiskMarkで計測してみたところ、Seq Q32T1の読み込み速度は2214MB/sでした。とんでもなく爆速です。SSDの中でもトップクラスです。読み込みだけでなく書き込みも早いため、ソフトウェアのインストールがサクサクでした。
こちらはHDDの速度です。SSDが2214MB/sだったのに対し、HDDは118MB/sです。私がレビューのたびに「SSDは必須!」と主張する理由がよくわかるスコアだと思います。
NEXTGEAR-NOTE i5710GA1の外観
次にNEXTGEAR-NOTE i5710GA1の外観や接続端子のレビューをしていきます。
ノートPC本体のデザインは特に目新しい部分はないように見えます。いつものように黒いボディです。
G-Tuneのロゴが輝いています。
15.6型らしく調度良いサイズです。閉じた状態だと幅385 × 奥行き275 × 厚さ29mm です。重量は2.6kgと平均的です。
テンキーがあってマクロキーはありません。シンプルにまとまっている印象です。
WASD周辺のキー配置はスタンダードです。
電源を入れるとキーボードバックライトが青白く光ります。そこまで主張が強くない光り方です。
トラックパッドのストロークは浅めでした。
電源ボタンは右奥にあります。
液晶はIGZO IPSパネルのノングレアです。ノングレアの中でも反射が少ないように見えます。
WEBカメラは200万画素です。おそらく解像度は1600×1200です。
左側のインターフェイスはHDMI出力、USB3.0、mini-DisplayPort出力が2つです。随分と映像出力端子が多いですね・・・。外部液晶モニタ2つと接続してトリプルモニタで使いたい!みたいな需要があるのかもしれません。
右側のインターフェイスはS/PDIF、ヘッドホン、マイク、マルチカードリーダー、USB3.0が2個、LANポート、盗難防止用のケンジントンロックです。DVDドライブは非搭載です。
背面には電源端子とUSB3.0があります。USB3.0は合計4個、USB2.0はありません。
NEXTGEAR-NOTE i5910GA1のベンチマークスコア
ノート用グラフィックボード最強のGeForce GTX980Mの性能を検証していきましょう。今回は4K液晶ということで、1920×1080だけでなく3840×2160も一部計測しました。
DX11 最高品質 | DX11 高品質 | DX11 標準品質 |
---|---|---|
9347 | 12197 | 15208 |
DX9 最高品質 | DX9 高品質 | DX9 標準品質 |
11524 | 13314 | 15536 |
FF14ベンチマークはすべての設定で「非常に快適」です。さすがGTX980Mです。ちなみにDirectX 9 + 標準品質 + 4K解像度の設定で計測したところ8609でした。画質さえ落とせばFF14を高解像度でプレイできそうです。
設定5(最高画質) | 設定3(標準画質) | 設定1(低画質) |
---|---|---|
29701 | 51935 | 111849 |
PSO2ベンチマークはどの設定でもサクサクです。PSO2は1920×1080までしか解像度を上げられませんでした。
ドラクエ10は16474でした。4Kの場合、最高品質だと7782、標準品質だと9231、低品質だと10659です。もしも4Kでプレイするなら「すごく快適」の評価である低品質の設定がおすすめです。
MHFは20451です。4Kだと5929とかなりスコアが下がりました。でもMHFは30fps制限があるので、4Kでも大丈夫だと思います。
3DMARKの評価では「上位42%のパソコン」です。デスクトップに換算するとGTX960とGTX970の中間くらいの性能です。人気オンラインゲームは高解像度にしても画質さえ落とせば快適にプレイできるようです。もちろん画質優先で1920×1080でプレイするのもいいでしょう。選択肢があるのは良いことです。使い勝手が良いハイスペックゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。
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