有機ELパネル!G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5751GA1 性能レビュー
表示がめっちゃ綺麗な液晶でゲームを堪能!
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ゲーミングPCを使うからには液晶モニターにもこだわりたいです。ただ、ゲーミングノートPCの場合は自由に液晶モニターを選べるわけではありません(外部出力する手もありますが)。スペックを軸にするとどうしても選べる液晶モニターは限定されてしまいます。
特にゲーミングノートPCの液晶モニターはまず間違いなくノングレアです。しかしG-Tuneが新発売したNEXTGEAR-NOTE i5751シリーズにはなんと有機ELパネルのグレア液晶が搭載されています。今回はゴールドモデルであるNEXTGEAR-NOTE i5751GA1をレビューします。
NEXTGEAR-NOTE i5751GA1はこんな方におすすめ!
リフレッシュレートよりも表示の綺麗さを優先したい!
高性能なゲーミングノートPCが欲しい!
30万円以下の予算で買いたい!
NEXTGEAR-NOTE i5751GA1のスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-9750H |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce RTX2070 8GB | 16GB(PC4-21300) |
ストレージ | チップセット |
256GB NVMe M.2 SSD + 1TB HDD | モバイル インテル HM370 チップセット |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 15.6インチ 3,840×2,160 60Hz 有機EL液晶 |
RTX2070 + メモリ16GBなので非常に高性能なゲーミングノートPCです。基本的なパーツ構成は前回レビューした「NEXTGEAR-NOTE i5750GA1」と完全に一緒です。
唯一の違いは液晶です。NEXTGEAR-NOTE i5750シリーズが1920×1080、240Hz、ノングレア液晶だったのに対し、今回レビューするNEXTGEAR-NOTE i5751シリーズには3,840×2,160、60Hz、有機ELのグレア液晶です。解像度が高い代わりにリフレッシュレートが低くなっています。
またグレア液晶なので光沢があります。iPhoneの液晶みたいなイメージです。誰が見てもグレア液晶のほうが綺麗に感じるはずです。しかし光沢があるということは反射するわけです。暗い画面だと自分の顔が反射して鬱陶しく感じます。
私は対戦ゲームをやるならノングレア液晶をおすすめします。ノングレアなら反射が少なくてプレイに集中しやすいからです。一方で協力プレイやシングルゲームをやるならグレア液晶で綺麗なグラフィックを堪能するのも良いと思います。
私は職場でも自宅でもノングレア液晶しか使っていません。そのせいでしょうか。今回NEXTGEAR-NOTE i5751GA1の有機EL液晶を見て、あまりの綺麗さにびっくりしました。もう全然違います。
ただしレビューを書いている現在、NEXTGEAR-NOTE i5750シリーズよりNEXTGEAR-NOTE i5751シリーズのほうが2万円高額です。表示の綺麗さに2万円を上乗せする価値を感じるかどうかで判断してください。
ストレージの速度
NEXTGEAR-NOTE i5750GA1のストレージは256GB NVMe M.2 SSD + 1TB HDDです。どれくらいの速度が出るのかCrystalDiskMarkで計測してみました。
SSDの速度
SSDは「Western Digital PC SN520 NVMeシリーズ」で、シーケンシャルリードが1741MB/s、シーケンシャルライトが1300MB/sです。ゲーミングノートPCのSSDはNVMe M.2が標準になってきました。
HDDの速度
HDDは「SEAGATE ST1000LM048」で、シーケンシャルリードが135MB/s、シーケンシャルライトが131MB/sです。
NEXTGEAR-NOTE i5751GA1の外観
次にNEXTGEAR-NOTE i5751GA1の外観や接続端子のレビューをしていきます。
ノートPC本体もNEXTGEAR-NOTE i5750シリーズと同じです。
ナローベゼルですっきりとした印象です。
キーボードバックライトは15色から選べます。デフォルトだとうっすらとした青色です。
そして液晶は上で書いたようにグレアです。もちろんこれは電源を入れていない状態だからこそがっつり反射しています。普通に使っている時はそこまで気にならないと思います。でも画面が黒っぽくなった際にはこんな感じで反射します。
解像度は3840×2160で、一般的な1920×1080のフルHDより画面領域が4倍も広いです。実際にはディスプレイ設定のスケーリングで拡大されているので違和感はないと思います。
左側にはセキュリティスロット、USB3.0、マイク入力、スピーカー出力があります。
右側にはUSB3.1 Type-C、USB3.0があります。
後ろ側にはLANポート、HDMI出力、mini-DisplayPort出力、USB3.1 Type-C、USB3.0、電源端子があります。
NEXTGEAR-NOTE i5751GA1の重さ
ノートPC本体のみの重さは2.555kgです。15.6インチのゲーミングノートPCの中では平均的な重さです。
ACアダプターとケーブルを含めると3.407kgです。
NEXTGEAR-NOTE i5751GA1の温度
3DMARK FireStrikeを動作させたところ、CPU(Core i7-9750H)コアの温度は平均74.2℃、最大91℃でした。
GeForce RTX2070の温度は平均66.9℃、最大73℃でした。
NEXTGEAR-NOTE i5751GA1のベンチマークスコア
NEXTGEAR-NOTE i5751GA1の性能をベンチマークソフトで評価しました。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 1209 cb | 2543 cb |
シングルコア | 187 cb | 449 cb |
Core i7-9750Hの性能です。NEXTGEAR-NOTE i5750GA1よりもやや低いベンチマークスコアです。温度の影響かもしれません。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
7745 | 10250 | 12031 |
FF15ベンチマークは標準品質なら「非常に快適」の最高評価です。有機ELパネルのおかげで、グラフィックがいつも以上に綺麗でした。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
14017 | 14360 | 16789 |
平均106fps | 平均114fps | 平均144ps |
FF14ベンチマークは最高画質でも平均100fps以上でした。4Kの解像度にしたら標準品質で平均80fpsでした。ただし最低fpsは19まで下がりました。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
43072 | 48272 | 74061 |
同じスペックでもブレが大きいPSO2ベンチマークは未だに謎が多いです。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは43833です。4Kだと13170です。軽いゲームなら4Kの設定でも大丈夫です。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
7202 | 7423 | 6164 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyは上位31%の評価でした。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
17054 | 19624 | 16519 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位14%のパソコン」です。とてもハイスペックなゲーミングノートPCです。グラフィックが綺麗なゲームや、高画質な動作を楽しみたい方におすすめです。
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