ドスパラ ガレリア ゲームマスター GMH 性能レビュー
ゲームマスターシリーズ最安値のデスクトップ!
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ガレリア ゲームマスターシリーズには2つのPCケースがあります。「ガレリア ゲームマスター GXT」を始めとしたGXシリーズはミドルタワーケースです。
一方でミニタワーのGMシリーズもあります。「ゲームマスター(G)のミニタワー(M」みたいな覚え方でいいでしょう。そして今回レビューするのがGTX1050Tiを搭載したガレリアゲームマスター GMHです。
ガレリア ゲームマスター GMHはこんな方におすすめ!
サポートの充実したゲーミングPCを選びたい!
軽いゲームだけをプレイする予定!
15~20万円の予算でゲーミングPCを探している!
ガレリア ゲームマスター GMHのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i5-8500 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1050Ti 4GB | 8GB PC4-21300 |
ストレージ | チップセット |
500GB SSD + 1TB HDD | インテル H370 チップセット |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | Enhance 600W 静音電源 (80PLUS TITANIUM / ATX-1860) |
製品名からするとガレリア MHのゲームマスター版なのでしょうけど、パーツを見ると「ガレリア DH」のゲームマスター版と言ったほうが正しいでしょう。Core i5-8500が決定的ですね。
ガレリア DHと比較するとPCケース、チップセット、電源ユニット、ストレージ等が違います。すべてガレリア ゲームマスター GMHのほうが高性能です。特にストレージがしっかりSSD + HDDになっているのが素晴らしいです。
また、GTX1050TiではなくGTX1060を搭載した「ガレリア ゲームマスター GMT」も候補に入るでしょう。GMTのほうがグラフィック性能が高いため、プレイしたいゲームや予算に合わせて選んでください。
ストレージの速度
SSDとHDDの速度をCrystalDiskMarkで計測しました。
SSDの速度
SSDは「Colorful SL500」でシーケンシャルリードが518MB/s、シーケンシャルライトが471MB/sです。
HDDの速度
HDDは「東芝 DT01ACA100」でシーケンシャルリードが201MB/s、シーケンシャルライトが196MB/sです。
ガレリア ゲームマスター GMHの外観
次にガレリア ゲームマスター GMHの外観や接続端子のレビューをしていきます。
ゲームマスター専用 GKMミニタワーケースです。サイズは185(幅)×395(奥行き)×370(高さ) mmです。ミドルタワーケースに比べると高さが8cm低くなっています。
正面にはDVDスーパーマルチドライブ、電源ボタン、USB3.0が4つ、マイク入力、スピーカー出力があります。ミドルタワーと同じ構成です。使い勝手に違いはなさそうです。
上部は塞がっています。
クリアパネルで中身が見えます。この状態はフィルム張りっぱなしです。剥がせばもっと綺麗になります。
この部分を強く押すとカチッと音がして、サイドパネルを取り外せます。両手の親指で押すと開きやすかったです。
底面に装着されているフィルターはスライドすることで取り外せます。底面からの吸気が重要ですから、定期的にメンテナンスしましょう。
正面や右側にケースファンがありません。背面の排気用ケースファンだけしかありません。3.5インチシャドウベイがすでに埋まっていたり、使える拡張スロットがほぼないことから、拡張性の低さがわかります。
GTX1050Tiは非常にコンパクトです。M.2スロットは使えるかどうか微妙なラインです。
右側のメッシュは吸気の役割です。
背面です。
マザーボードのバックパネルにはPS2、USB2.0が2つ、USB3.0が2つ、USB3.1が2つ、LANポート、マイク入力、ライン入力、ライン出力があります。
GTX1050Tiの映像出力端子はDVI-D、HDMI、DisplayPortです。GTX1060よりDisplayPortが2つ少ないですね。
ガレリア ゲームマスター GMHの温度
ベンチマークスコアを計測しながら、各パーツの温度を計測してみました。CPU(Core i5-8500)、SSD、HDD、グラフィックボード(GTX1050Ti 4GB)の最大温度をご紹介します。
CPUは最大60℃、SSDは最大40℃、HDDは最大36℃、グラフィックボードは最大64℃です。Core i7や高性能グラフィックボードに比べて随分と低い温度で収まっています。
ガレリア ゲームマスター GMHのベンチマークスコア
ガレリア ゲームマスター GMHの性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
2676 | 4051 | 5373 |
FF15ベンチマークは高品質だと「やや重い」、標準品質だと「普通」、軽量品質だと「やや快適」の評価でした。どの画質にしてもガクガクで、FF15くらいの重さのゲームをプレイするには性能不足です。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
7815 | 9149 | 15036 |
FF14ベンチマークはどの画質でも「非常に快適」の評価です。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
23628 | 59799 | 88336 |
PSO2ベンチマークは最高画質だとスコアががくんと下がりました。GTX1060搭載ゲーミングPCの約半分のスコアです。
ドラクエ10ベンチマーク
ドラクエ10は19834です。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは15561でした。GTX1060なら25000を越えます。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
2565 | 2359 | 5086 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyでは「上位85%」の評価でした。つまり下から数えて15%の位置です。VRゲームの推奨スペックにも達していません。最新ゲームをプレイしたいならもっとハイスペックなゲーミングPCを選ぶべきです。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
6880 | 7770 | 12485 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位67%のパソコン」です。軽いゲームをプレイするには十分な性能です。ある程度重いゲームでも画質を下げれば快適に遊べます。ガレリアゲームマスターが動作サポートをしているゲーム一覧を確認して、そのなかにプレイしたいタイトルがあれば、このゲーミングPCを選ぶ価値があります。
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