フロンティア FRGAZ170/LEN 性能レビュー
Z170チップセット採用のミドルスペックデスクトップ!
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ゲーミングPCのCPUはCore i5で充分というのが定説です。ではCore i5-6000シリーズではどれが良いのでしょうか。過去にCore i5-6500搭載のデスクトップはレビューしたことがあります。
そして今回レビューするゲーミングPCにはCore i5-6600Kが搭載されています。Core i5-6500の動作周波数が定格3.2GHzなのに対し、Core i5-6600Kは定格3.5GHzです。でも最新ゲーム以外はほとんど影響しないはずです。
FRGAZ170/LENはこんな方におすすめ!
ミドルスペックゲーミングPCが欲しい!
拡張性の高いデスクトップを使いたい!
日本製コンデンサの電源を選びたい!
FRGAZ170/LENのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows 7/8.1/10 | Core i5-6600K(4コア/定格3.5GHz) |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX960 2GB | 8GB PC4-17000 |
HDD | チップセット |
1TB HDD | インテル Z170 チップセット |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 600W ATX電源 80PLUS BRONZE |
最新のミドルスペックゲーミングPCです。少し前だとCore i5-4590、メモリ8GB、GeForce GTX960の組み合わせでした。CPUが高速になり、同じメモリ8GBでもPC3-12800からPC4-17000になったことで性能が向上しています。
電源は普通に見えますが、日本製コンデンサが採用されています。電源ユニットの中で最も評価の高い105度 日本製コンデンサなので信頼性があります。フロンティアの強みです。
FRGAZ170/LENの外観
次にFRGAZ170/LENの外観や接続端子のレビューをしていきます。
幅:約234mm x 高さ:約533mm x 奥行:約558mm とデスクトップゲーミングPCとしては一般的な大きさです。いや、ちょっとだけ大きいと感じました。
一番上にDVDドライブがあります。
中央にUSB3.0が2個、マイク端子、ヘッドホン端子があります。その左にあるのはあらゆるメディアに対応したカードリーダーがあります。
下部に電源ボタンがあります。でもこの位置だと足元に置いた場合、電源をいれるために頑張って手を伸ばさなければなりません。少し不便です。
上部は何もありません。
左側は吸気口です。CPUのやや下、グラフィックボードの位置です。
開けてみるとスペースにかなり余裕があります。実は意外と拡張性の高いゲーミングPCで、 PCI Express x16が2つ、PCI Express x1が2つ、の拡張スロットが空いています。
GeForce GTX960とマザーボードはASUS製です。
右側は何もありません。
背面の排気口は電源ユニットとリアファンの部分だけです。
背面の接続端子はUSB3.0が2個、USB3.1、USB2.0が2個、PS2、LANポート、サウンド関連です。USB3.1はUSB3.0より2倍も高速です。
GeForce GTX960の接続端子はDVI-I、HDMI、DisplayPortが3つです。
FRGAZ170/LENのベンチマークスコア
最後にベンチマークスコアをご紹介します。GeForcr GTX960の性能がCPUとメモリに左右されているのか確認したいと思います。解像度はいつも通り1920×1080です。
DX11 最高品質 | DX11 高品質 | DX11 標準品質 |
---|---|---|
7482 | 8525 | 15405 |
DX9 最高品質 | DX9 高品質 | DX9 標準品質 |
9881 | 10159 | 18293 |
FF14ベンチマークはすべての設定で「非常に快適」です。Core i5-4460、メモリ8GB(DDR3)、GTX960を搭載したゲーミングPCで計測した際、DirectX11 + 最高品質で7313でした。ほとんど変わりませんね。
PSO2ベンチマークは設定5(最高画質)で46925、設定3(標準画質)で87150です。GTX960では歴代1位です。同様にCore i5-4460だと40601でした。やはりゲームによってCPUやメモリがどれくらい影響するのか結構変わります。
ドラクエ10は17176です。GTX960の平均的なスコアです。
MHFは14637です。これも平均値くらいです。身も蓋もないですが、グラフィックボード以外のパーツがどれくらい重要なのかはゲームによって変わる、というわかりきった結果になりました・・・。
3DMARKの評価は「上位50%のパソコン」です。CPUの推奨スペックが比較的高めでもしっかり動いてくれるゲーミングPCです。新しいけどそこまで重くないオンラインゲームにおすすめです。