HP ENVY Phoenix 810-180jp/CT 性能レビュー
投稿日:
※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
HPというPCメーカーをご存知でしょうか?世界的に有名なPCメーカーです。ただ、日本では個人で使っている人は少ないかもしれません。どちらかといえば法人向けのイメージが強いですね。私も昔の職場でHPのデスクトップを使っていました。
さて、そんなHPも実はゲームPCを用意しています。水冷CPUクーラーを搭載した本格派です。以前、HP ENVY Phoenix 810-190jp/CTのレビューをしましたが、今回は1つ下位モデルであるHP ENVY Phoenix 810-180jp/CTをご紹介します。
ENVY Phoenix 810-180jp/CTはこんな方におすすめ!
エントリーモデルのミドルスペックゲームPCが欲しい!
水冷CPUで静音化したい!
画質よりも快適性を重視したい!
ENVY Phoenix 810-180jp/CTのスペック
OS | CPU |
---|---|
Windows8.1 64bit | Core i7-4770(水冷CPU) |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX760 1.5GB | 8GB |
HDD | チップセット |
1TB HDD | INTEL Z87 Express |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 600W |
GeForce GTX760ですからミドルスペック相当です。どのBTOメーカーでも一番人気のグラフィックボードですね。エントリーモデルとしては現在、Core i7-4770、メモリ8GB、GTX760の構成が鉄板になっています。
しかしENVY Phoenix 810-180jp/CTは他のエントリーモデルとはちょっと違うところがあります。それはビデオメモリです。多くのBTOメーカーが採用しているGTX760はビデオメモリ2GBです。でもENVY Phoenix 810-180jp/CTは1.5GBです。
逆にCPUは水冷クーラーなので優秀です。電源を入れた時にかなり音が小さかったです。夜中に電源を入れっぱなしにしても、音が気にならず、ぐっすり眠れそうです。
多くのBTOメーカーはWindows7とWindows8.1を選べますが、ENVY Phoenix 810-180jp/CTはWindows8.1限定です。Windows8と比較して使い勝手が大きく改善されたので気にする必要はないかもしれません。
ENVY Phoenix 810-180jp/CTの外観
次にENVY Phoenix 810-180jp/CTの外観や接続端子のレビューをしていきます。
大きさは一般的なデスクトップくらいです。特に大きいとも小さいとも感じませんでした。前面部分が光沢のある材質で作られていて、それ以外の場所は非光沢です。電源を入れると前面下部と内部が赤く光ります。
前面はのっぺりとしていて何もないように見えます。でもDVDドライブと接続端子があります。中央部分をカシャッと引き下げると接続端子が現れます。使わない場合は閉じておいたほうが格好良いですね。
開いた様子がこちらです。USB2.0が4個、マルチカードリーダーが搭載されています。
電源は右上にあります。押しやすくていいですね。
USB3.0はないのかな?と思ったら上部にありました。正面から見えない場所にUSB3.0が2個、ヘッドホン端子、マイク端子がありました。正面から隠れているのでちょっと挿しにくそうです。
左側はほとんど塞がっています。小さな通気口が2個あります。ENVY Phoenix 810-180jp/CTをレビューしていて気付いたのですが、通気口が少ないですね。水冷CPUのおかげでしょう。
通気口が少なければホコリが入りにくいので、ゲームPCが長持ちします。そう考えると非常によく考えられたデザインですね。
右側は内面が見えるデザインになっています。電源を入れると赤く光る内部がよく見えます。
マザーボードが下の方に設置されているのは少し珍しいです。
GeForce GTX760の端子はDVIが2個、HDMI、DisplayPortです。
マザーボードの接続端子はUSB3.0が2個、USB2.0が2個、LANポート、サウンド関連です。PS2端子はありません。デスクトップ全体でUSB端子が10個もあります。
ENVY Phoenix 810-180jp/CTのベンチマークスコア
レビューの締め括りとしてENVY Phoenix 810-180jp/CTのベンチマークスコアをご紹介します。GeForce GTX760 1.5GBはどれくらいの性能なのかをチェックしてみましょう。
最高品質でも「非常に快適」の評価でした!とても高いスコアというわけではありませんが、FF14をプレイするには充分な性能だとわかります。標準品質では14685というスコアでした。
PSO2ベンチマークは最高画質設定で19983でした。まずまずといったところでしょうか。「30000点越えればヌルヌル」と判断しています。と思ったら、標準画質設定で34075でした。画質にこだわらなければ問題なさそうです。
ドラクエ10は14091です。GTX760ならこんなものでしょう。
MHFは11641でした。10000超えていれば問題ありません。やはり「エントリーモデルらしいミドルスペック」というのが正しい評価ですね。