10万円台!ドスパラ ガレリア DJ 性能レビュー
GTX1060 3GBだからとっても格安!
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GTX1060にはビデオメモリが3GBのものと6GBのものがあります。最新ゲームはグラフィックボードの負荷率が高くなっているため、6GBを使ったほうが良いです。
でも3GB版のほうが安くて買いやすいのも事実です。今回はGTX1060 3GB、Core i5-8500を搭載していて約10万円のガレリア DJをレビューしていきます。
ガレリア DJはこんな方におすすめ!
やや省スペースなデスクトップゲーミングPCが欲しい!
最安値のGTX1060 3GB搭載ゲーミングPCを買いたい!
最新の重いゲームはプレイしない予定!
ガレリア DJのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i5-8500 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1060 3GB | 8GB PC4-21300 |
ストレージ | チップセット |
1TB HDD | インテル H310 チップセット |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 500W 静音電源 (DELTA 製 / 80PLUS BRONZE) |
グラフィックボード以外の基本スペックは以前レビューした「ガレリア DT」とまったく同じです。CPUやメモリは格安ゲーミングPCらしくちょうどいい性能です。
唯一の不満はストレージです。1TB HDDしか搭載されていません。容量は別にいいです。問題は速度です。今どきのゲーミングPCならSSD + HDDにしたいです。SSDを追加してブートドライブにするだけでPCの動作速度が圧倒的に速くなります。
実際に今回のレビューでベンチマークソフトをインストールしていたら、普段の3倍以上の時間を要しました。だからガレリア DJを買うならカスタマイズでSSDの追加を忘れないようにしてください。それだけで解決します。
ストレージの速度
HDDの速度をCrystalDiskMarkで計測しました。
HDDの速度
HDDは「東芝 DT01ACA100」でシーケンシャルリードが122MB/s、シーケンシャルライトが148MB/sです。デスクトップに搭載するHDDにしては随分と遅いです。普通は200MB/s前後になります。だからSSDの追加だけでなく、HDDも「SEAGATE 2TB HDD」のような製品に変更することをおすすめします。
ガレリア DJの外観
次にガレリア DJの外観や接続端子のレビューをしていきます。
PCケースは「ガレリア専用 KTMケース ブラック」でミニタワーに分類されます。サイズは幅185 x 奥行き395 x 高さ370 mmです。やや小型で、上部に排気口がなく物を置けるメリットがあります。
正面にはUSB3.0が2つ、SDカードリーダー、マイク入力、スピーカー出力、リセットボタン、電源ボタンがあります。また、一番上にはDVDスーパーマルチドライブもあります。
左側には吸気口が2つあります。どちらにもケースファンを追加できます。
グラフィックボードのスペースを確保するためか、ストレージのシャドウベイは右中央に配置されています。
CPUクーラーは「ノーマルファン」が選択されていてトップフロータイプです。「静音パックまんぞくコース」にするとサイドフローになります。メモリスロットはあと2つ空いていて、最大64GBまで増やせます。しかし購入時のカスタマイズでは8GBまでしか選択できないようです。ちょっと謎な仕様ですね。
電源ユニットはDELTA製です。
GTX1060 3GBはPalit製です。CPUクーラーの右下にM.2スロットがあります。グラフィックボードの下にある拡張スロットはGTX1060に近すぎるので基本的には使えません。
右側です。
背面です。
マザーボードのバックパネルはPS2が2つ、USB3.0が2つ、USB2.0が2つ、LANポート、マイク入力、ライン入力、ライン出力があります。
GTX1060 3GBの映像出力端子は定番のDVI、HDMI、DisplayPortが3つです。
ガレリア DJの温度
ベンチマークソフトを1時間動作させて各パーツがどれくらいまで温度が上がるか計測しました。CPU(Core i5-8500)は最大67℃、HDDは最大41℃、GTX1060は最大83℃まで上がりました。
ガレリア DJのベンチマークスコア
ガレリア DJの性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 低品質 |
---|---|---|
3818 | 6176 | 8231 |
FF15ベンチマークは高品質だと「普通」、標準品質以下だと「快適」の評価でした。でも全然快適ではありません。そもそもCPU、メモリ、グラフィックボードすべてが推奨スペックを満たしていません。FF15くらい重いゲームをプレイするなら「ガレリア ZZ」のようなCore i7、メモリ16GB、GTX1080Tiの組み合わせをおすすめします。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
11589 | 13050 | 16900 |
FF14ベンチマークはすべて10000以上です。7000以上で最高評価の「非常に快適」が出るので余裕ですね。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
49047 | 70105 | 80708 |
PSO2ベンチマークも高いスコアです。ビデオメモリの影響はほとんど感じられません。
ドラクエ10ベンチマーク
ドラクエ10は19909です。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは23393でした。GTX1060 6GB + Core i7-8700なら27000を越えます。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
4015 | 3868 | 5122 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyでは「上位60%」の評価でした。VR系の基準は越えていますが、それでも下から数えたほうが早いスコアです。重いゲームをプレイしたいならもっとハイスペックなゲーミングPCをおすすめします。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
10461 | 12276 | 12487 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位32%のパソコン」です。現在稼働しているほとんどのオンラインゲームを遊べる性能です。10万円台のゲーミングPCで上半分に入るってかなり凄いですよね。
SSDを追加して、HDDを変更したとしてもまだまだ格安の部類に入ります。10万円ちょっとでデスクトップゲーミングPCを買おうとしている方におすすめです。
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