パソコンフェア2013に参加してきました
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2013年11月8日に開催された、リンクシェア主催のパソコンフェア2013に参加してきました。どのようなパソコンメーカーが参加したのか、展示の内容はどうだったのか、パソコンへのこだわりなどを詳しく聞いてきました。
パソコンフェア2013の概要
パソコンフェアは2度目の参加です。昨年はゲームPCが何台も展示されていて面白かったので、今回も楽しみにしていました。密かに年末で一番楽しみにしていたイベントです。
リンクシェアは広告代理店のような企業です。楽天が運営しているので、今回のパソコンフェア2013も楽天のビルで開催されました。品川シーサイド駅から徒歩2分くらいのところにある、楽天タワー2号館です。IT企業のビルですから、当然セキュリティがしっかりしていて、社員の方と一緒に自動改札機を通らないと中に入れない仕組みでした。(常に警備員が見張ってる!)
早速中に入って、受付を済まし、パソコンフェア2013に出店している企業ブースを巡って行きました。ここからは各企業ブースのご紹介になります。
マウスコンピューター
ゲームPCブランド「G-Tune」でお馴染みのマウスコンピューター。オンラインゲーマーの皆さんはよく知っている企業ではないでしょうか。マウスコンピューターのブースには、個人向けのデスクトップやノートパソコンの他にもG-Tuneモデルが展示されていました。
当サイトの右上でもオススメしている「NEXTGEAR i630GA2」があり、FF14ベンチマークがずっと走っていました。10000を越える非常に高いスコアを記録していて、性能の高さを改めて実感しました。コスパいいですよね、ホント。
パソコン工房
パソコン工房もGTXグラフィックボードを搭載したゲームPCを展示していました。ベンチマークソフトは起動していなかったため、性能はよくわかりませんでした。でもパーツ構成を見るとオンラインゲームに適したデスクトップのはずです。
Faith(フェイス)
フェイスもゲームPCを販売している有名なBTOメーカーです。フェイスとパソコン工房は同じユニットコムグループってことは意外と知られていない事実です。どちらかと言えば、フェイスのほうがゲームPCに力を入れている印象を受けます。
あまりにも大きなデスクトップがあって驚きました。こんなに大きなPCケースは久しぶりに見ました。大きくなってしまう理由はSLIにあります。GeForce GTX770グラフィックボードを2枚搭載しているのです。
小さいケースにグラフィックボードを2枚詰め込むと温度が上昇し、性能が落ちてしまうため(グラフィックボードは温度を見て自動的に性能を調節しています)、大きなケースにゆったりとスペースを開けて各パーツを挿したほうが性能を発揮できます。拡張性が高いのも魅力ですね。
こちらもFF14ベンチマークが走っていましたが、スコアを見るのをすっかり忘れてしまいました・・・。
エプソンダイレクト
エプソンはプリンターが強いイメージですよね。でもパソコンも販売しています。サポートに定評があり、満足度ランキング1位を数年間維持しています。他社さんも「エプソンさんはすごい・・・」と言っていました。
ただ、あくまでも普通の個人向けPCを販売しているので、ゲームPCはありません。
トレンドマイクロ
ウイルスバスターを販売しているトレンドマイクロは「ジュエリーボックス」という写真を簡単に取り込める機器の紹介をしていました。特に詳しい話は聞きませんでした。
マカフィー
マカフィーは想定通り、セキュリティソフトの展示をしていました。私はゲームPC目的でパソコンウェア2013に来たわけですが、マカフィーの担当者さんの話に引き込まれました。
というのも、セキュリティソフトは普通「1ライセンスで3台まで」のような制限があります。私が使っているセキュリティソフトもそうです。しかし今回マカフィーはこの制限を撤廃したのです。つまり1ライセンス購入すれば、自分が持っているパソコンや端末に無制限にインストールできます。
これって業界的に衝撃的な改革なのではないでしょうか。新しいことにチャレンジするマカフィーの姿勢が見えて、とても感心しました。
ノートン
ノートンは数カ月前のイベントで詳しく話を聞いたので今回は写真撮っただけです。
HP
私の中でHPはオフィス用パソコンの印象が強いです。でも最近は少しずつゲームPCにも進出してきています。事実、この記事を書いている現在、HPの週刊人気ランキング1位はGTX760を搭載したゲームPCです。
HPの方針としてゲームPCにだけ力を入れていることはありませんが、スクエニやEAと協力してゲーム推奨PCを販売していくそうなので、今後の動向に注目したいPCメーカーです。
パソコンフェア2013で注目を集めていたHPのノートパソコンがこれです。手に触れなくても操作ができるのです。写真はピアノを演奏しているところですね。これってゲームに活用できるのではないでしょうか。対応ソフトが増えることを期待しています。
NEC
展示しているパソコンが少なく、何をしているのかよくわかりませんでした。写真だけ撮りました。
DELL
DELLといえばエイリアンウェア!先日、エイリアンウェアX51の実機レビューを書いた際に性能の高さに驚いたため、その秘密を伺おうと思ったのですが・・・。
なんとDELLの展示にエイリアンウェアが1個もない!がっかりだ!
仕方がないのでエイリアンウェアの話だけ聞いてきました。「エイリアンウェアは搭載しているパーツの割にベンチマークスコアが高いのはなぜか?」という疑問をぶつけてみたところ、リリースする前に各オンラインゲームへの最適化に注力していることが判明。
単純にFF14ベンチマークやPSO2ベンチマークのスコアを高くするだけの最適化ではありません。本当に各オンラインゲームが快適に動作するのかまで検証し、深い部分のチューンナップをしているそうです。ここまでやっているのはDELLだけかもしれませんね。
FMV
FMVとゲームPCは関係ないかな?と思っていたのですが、最近Radeonグラフィックボードを搭載したゲームPCを販売したそうです。スペック表をじっくり見たところ、特別重い3Dオンラインゲームでなければ快適に動きそうだと感じました。
サンワサプライ
小さな周辺機器が展示されていました。常に人が集まっていて近付けなかったため、これらの周辺機器が一体何だったのかはわかりませんでした・・・。
こだわりが聞ける良いイベント
パソコンフェアは毎年楽しみにしているイベントです。なぜならBTOメーカー各社がどんなこだわりを持って、ゲームPCを販売しているのかを聞けるのは貴重な機会だからです。
パソコンに搭載しているパーツはスペック表を見ればわかります。しかし本当の性能やこだわりは実機に触ってみたり、話を聞かないとわかりません。また、サポートが充実しているかどうかなんて、公式サイトを見てもなかなかわからないものです。
だから今回のパソコンフェア2013で多くのことを学ぶことが出来ました。吸収した知識を今後のゲームPCレビュー記事に反映できそうです。来年のパソコンフェアも是非参加したいと思います。