【TGS2014】ARTISANブースで話し込んできました
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なんだかもう今更感が漂っていますが、せっかくなのでTGS2014でARTISANブースに行った時のことを書いておこうと思います。この記事を読んでいる方はみんなご存知でしょうが、ARTISANといえば日本を代表するマウスパッドメーカーです。
ブースには社長さんがひとりだけいらっしゃいました。ビジネスデイだったため、ブースに来るのは物販系企業ばかりだったのでしょう。ゲーマーである私が話を伺うと熱く話し込んでくれました。ARTISANのマウスパッドへのこだわりや使用感をレポートしていきます。
これが布!?あまりの滑りに衝撃!
ARTISANブースに到着した時、先客がいたので私は勝手にマウスパッドの滑りをチェックしていました。まず驚いたのはその滑り具合です。私はここ5年以上ずっとSteelSeries QcKシリーズを使っていたため、「これこそが布系マウスパッドだ」と思い込んでいました。
しかしARTISANのマウスパッドを触って、それが先入観だったと思い知らされます。布系とは思えないほど良く滑るからです。ARTISANブースには10枚ほどのマウスパッドが展示されていて、それぞれ滑り具合は違いました。特に滑ると感じたのは紫電改です。
何か表面にコーティングされています。オレンジ色ですが所々キラキラと光っています。真剣な面持ちでマウスパッドを触っていたからでしょうか、社長さんが話しかけてくれました。
早速「このマウスパッドは布とは思えないほどよく滑るのですが、何か秘密があるのですか?」と質問したら、ガラスコーティングだと答えてくれました。布にガラスという組み合わせは頭になかったため、とにかく驚きました。
ガラスのマウスパッドといえばアイスマットを最初に思い浮かべます。昔、同じクランだったメンバーが使っていたような覚えがあります。ガチャガチャと五月蝿かったような・・・。
でも紫電改はあくまで布にコーティングしたものです。表面は若干固いものの、マウスを操作して五月蝿いなんてことはありません。面白いことに「やろうと思えばもっと滑るようにできる」と豪語するのです。
ARTISANはゲーマーを理解している
ではなぜさらに滑りを良くしないのでしょうか。ゲーマーのあなたはその答えを知っているはずです。マウスパッドはただ滑ればいいというものではありません。「よく滑り、よく止まる」つまりコントロールできることが重要です。
ARTISANの社長さんは「アクティブコントロール」という言葉を使っていました。ユーザーが自分でしっかり操作できることが大切だと理解しているのです。もちろんマウス感度による好みがあります。でも限度を越えた滑りは使いにくいだけです。
だからARTISANはゲーマーが操作しやすいと感じる範囲内に抑えているのです。ゲーム用マウスパッドメーカーとはいえ、ここまでゲーマーのことを理解しているとは思いませんでした。職人気質の社長さんからゲーマーへの想いを感じた瞬間でした。
バランス重視なら疾風
そんなわけで紫電改の秘密がわかったので、他のマウスパッドも一通り触ってみました。私の好みに合致したのは疾風です。まさに布らしく程よく滑り、しっかり止まる印象です。耐久性にも相当こだわっているらしく、次回は疾風を買おうと決めました。
結局、20分以上も社長さんと話し込んでしまいました。もしかしたらARTISANのマウスパッドをレビューする日が来るかもしれないので、その日を楽しみにしたいと思います。