重さ?性能?ゲーミングノートPCの正しい選び方
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ゲーミングPCはデスクトップが人気です。でもノートPCを選びたい人もいます。持ち運べますし、場所を取らないメリットがありますよね。
ただデスクトップゲーミングPCとは選び方がまったく異なります。価格は置いておいて、この記事では持ち運びやすさ、性能、液晶パネルの3つ観点からゲーミングノートPCの選び方を解説します。
持ち運びやすさで選ぶ
ゲーミングノートPCを選ぶということはどこかに持ち運びますよね?持ち運ばないのであればそもそもデスクトップを選べばいいのです。
問題はどれくらいの頻度で持ち運ぶのか、です。例えばあなたが学校に毎日持っていくならある程度小型で軽量のほうがいいですよね。でもゲームのオフラインイベントにしか持っていかないなら、大きいサイズのほうがゲーム画面を見やすくて便利です。
15インチ以下が現実的
ゲーミングノートPCのサイズは13インチ、15インチ、17インチの3タイプが主流です。もっと正確に言うなら15インチがド定番、次に大画面の17インチが多くて、13インチが少しだけあります。
17インチだとかなり大きいため、毎日持っていくのはかなりつらいです。私は大学入学時に17インチの5kg超をノートPCを買ったのですが、心の底から後悔しましたよ。肩掛けバッグからはみ出すし、重くて肩が痛くなるしで最悪でした。
だから基本的には15インチがおすすめです。どのメーカーも15インチのゲーミングノートPCが売れ筋だとわかっているので、ラインナップが豊富で選びやすいです。
合計3kg以下に抑えたい
ゲーミングノートPCはサイズが小さいからといって軽量だとは限りません。15インチよりも13インチのほうが重いなんてことがあります。どちらかといえばハイスペックになればなるほど重たくなる傾向があります。
そしてACアダプターの存在も忘れてはいけません。ゲーミングノートPCの製品ページに掲載されているのはノートPC本体の重さです。ACアダプターを含めた合計の重量を判断しましょう。2.5kg以下ならとても軽量です。3kg以下なら普通です。
軽いゲーミングノートPCが欲しいなら「重さを比較!軽量のゲーミングノートPC」の記事をご覧ください。
性能で選ぶ
どんなに軽いゲーミングノートPCを選んだとしても、ゲームの重さに対して性能が追いついていなかったら意味がありません。ゲーミングノートPCはCPUがほぼ固定、メモリは8GBか16GB、ストレージは250GB SSD + 1TB HDDのパーツ構成が一般的です。
あとはグラフィックボードをどれにするかによって、ゲームがカクカクかサクサクになるかが決まります。
GTX1060搭載モデルが定番
私はGTX1060搭載ゲーミングノートPCを一番におすすめします。GTX1050やGTX1050Tiはさらに安いのですけど、GTX1060との性能差が大きくて、遊べるゲームが一気に減ってしまいます。
GTX1060なら画質さえ気にしなければほとんどすべてのゲームを遊べます。それにコスパが凄く良いんですよ。実際、どのBTOメーカーでもGTX1060搭載モデルが人気です。
重いゲームにはGTX1070搭載モデル
将来性も見越すならGTX1070搭載ゲーミングノートPCがおすすめです。現在GTX1060が推奨ぎりぎりのゲームが出てきています。ということは1年後にはもっと重いゲームが出るわけですから、GTX1070にしておいたほうがいいですよね。
ただGTX1060搭載ノートに比べるとGTX1070はちょっとお高いので、みんなにおすすめできるわけではありません。20万円以上の予算で考えているなら候補に入れましょう。
液晶で選ぶ
多くの人は価格、重さ、性能でゲーミングノートPCを選びます。でも一部の人には液晶モニターもきちんと選んでほしいです。液晶のサイズだけでなくパネル、解像度、リフレッシュレートも意識しましょう。
ノングレアがおすすめ
液晶モニターにはグレアとノングレアの2タイプがあります。グレアは反射する光沢タイプ、ノングレアは反射が少ない非光沢タイプです。なんとなくグレア液晶のほうが綺麗なイメージを持つかもしれませんが、ゲーム用途にはノングレアをおすすめします。
まずノングレアのほうが長時間見ていても目が疲れにくいです。そしてグレアだと画面が黒くなって時に反射して、自分の顔が写るのがイラッとします。部屋のライティング環境によっては、グレアは本当に見にくいです。
まぁほとんどのゲーミングノートPCはノングレア液晶を採用しているのでそれほど気にしなくても大丈夫だと思います。
解像度は1920×1080
画面解像度は1920×1080(FHD)が普通ですが、一部のゲーミングノートPCは2560×1440(WQHD)や3840×2160(4K)に対応しています。「高解像度のほうが画質が綺麗でいいでしょ!」と単純に考えるのは間違っています。
そもそも現在のソフトウェアやゲームは1920×1080を前提にデザインされています。4Kに対応していないゲームもありますし、4Kに設定できても重すぎてカクカクなゲームが多いです。
またWindowsのスケーリングの関係でソフトウェアの表示が崩れるのも嫌です。どうしても4Kで動画を視聴したかったりゲームをしたかったりするのであれば別ですが、私は今のところ1920×1080より大きい液晶はまったく不要だと感じています。
リフレッシュレートは60Hzか120Hz
リフレッシュレートとは液晶が1秒間に何回描画してくれるのか、を表します。普通の液晶は60Hz、つまり1秒間に60回です。60fps出ている状態ですね。
ゲーミングノートPCには120Hz液晶を搭載したものがあり、ゲームの映像が2倍もヌルヌルになります。FPS、RTS、MOBAでは120fps以上でプレイするのが当たり前ですから、120Hz液晶をおすすめします。詳しくは「120Hz、144Hz!高リフレッシュレート対応ゲーミングノートPC」で紹介しています。
このようにあらゆる要素からゲーミングノートPCの選び方をまとめてみました。まだ迷っているなら「人気ゲーミングノートPC」の記事が役立つかもしれません。