買い時到来!大容量SSDがおすすめな理由
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すっかりストレージの定番となったSSDですが、近年は大容量モデルが買い時を迎えています。
特に2TB~4TBのモデルが優秀で、私もついてTB級のSSDに買い換えました。そこで、なぜ大容量なSSDがおすすめなのかを解説していきます。
SSDもTB級が必須になる時代
ゲーミングPCでは、「SSD+HDD」の組合せが主流でしたが、ここ2年ほどでSSDのみのモデルが一般化しました。
その理由としては「SATA SSDの低価格化」や「ゲームクライアントの巨大化」等が挙げられます。
SATA SSDはすでに1TB級でも5000~1万円程度で購入できるようになっており、2台以上搭載しても経済的な負担はそれほど大きくありません。
2021年秋時点では、8TBのモデルも登場しており、お金さえ出せば超大容量なSSDを手に入れることもできます。
こうした大容量モデルは、4Kや8Kで編集された動画データの保存にも適しており、アプリケーション用としてもデータストレージとしても優秀です。
また、最近のゲームタイトルはクライアント容量が100~200GBに達するケースが増えています。
例えば、「Call of Duty Black Ops Cold War」は184GB、「アサシンクリード Valhalla」は108GBなど、インストールだけで100GB超なことがわかりますね。
250GB程度のSSDは、はっきり言って容量不足です。こうしたことから、SSDの大容量化が求められています。
2TB製品がねらい目に
価格的には5000~1万円前後の1TBモデルに目が活きがちですが、実は本当のねらい目は2TBモデルです。
大容量化が進んだ結果、2TBモデルがどんどん増えており、価格も安定しています。SATA SSDの2TBモデルは約22000円、NVMe SSDならば3万円弱が相場です。
また、速度面でも優秀なのが2TBモデルの特徴。NVMe SSDのあるSSDでは、500~4TBモデルのうち、2TB以上のモデルがシーケンシャルリード/ライト、ランダムリード/ライト共に優れています。
このように容量と読み書き速度を両立しやすいのも2TBモデルの特徴です。さらに2TBモデルは1TBモデルの倍のSLCキャッシュを使えるものが多く、速度を維持しやすいことも見逃せません。
SSDは、「空き容量が大きいほど速度低下が起きにくい」という特徴があります。さらに内部で余計な読み書きが発生しないことで、耐久性も向上するようです。
したがって、「できるだけ容量が大きいモデルを選ぶ=速度低下が起きにくく、寿命も長い」と言うことができるわけです。
2TBならば、一般的なゲーミングPCで使うストレージ容量としては十分でしょう。これまでは「500GB SSD+1TB HDD」といった組合せが多かったかもしれませんが、この程度ならば2TB SSDを一基搭載するだけでカバーできます。
耐久性重視ならば4TBモデルも視野に
空き容量の多さ=耐久性ともいえるSSDならば、4TBモデルも視野にいれておきたいところ。
耐久性の指標であるTBW(総書込み量)は、容量に比例して大きくなるからです。一般的なSSDの場合、500GBのTBWは「300TB前後」ですが、これが4TBになると「2400TB前後」にまで増大します。
また、読み書き性能は2TBと同等でシリーズ最速であることが多いため、現時点では4TBモデルが速度・耐久面でトップにいると考えて良いでしょう。
ただし、4TBモデルはまだまだ種類が少なく、価格も高いです。SATAモデルでも5~7万円、NVMeモデルならば大体7万円~10万円強といったところですからね。
個人的には、2TBのNVMe SSDがひとつあれば実際の運用では何ら問題ないと思います。