「極小SSD」はPCゲーマー御用達のツールになるか
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外付けSSDが普及し始めて結構な年数がたちましたが、かなり便利なので私も愛用しています。しかし、どれだけ小さくてもかさばることに変わりはなく、持ち運びも少しおっくうになってきました。
こうした外付けSSDのデメリットを解消する製品として「極小SSD」があります。この極小SSD、ゲーマーとの相性がよさそうです。
極小SSDとは
極小SSDとは、簡単にいえば「超小さいポータブルSSD」ですね。どのくらい小さいかというと、ミニUSBライトくらいです。
ミニUSBライトは車のシガーソケット電源などに取り付ける簡易的なライトで、USBの差込口の上に数センチのライト部分がある簡易な造りが特徴です。
極小SSDは、このミニUSBライトと非常によく似ていて、パッと見た感じはポータブルSSDに見えません。
しかし、1TBに対応するなど非常に大容量で、なおかつ重さも数gと超軽量。軽量を通り越して紛失が心配なレベルですが、兎にも角にも、ポータブルSSDのデメリットはほとんど克服できる優れものです。
バッファローから1TBモデルがリリース
さて、このポータブルSSDですが、バッファローからすでに1TB版モデルが登場しています。製品名は「MiniStation SSD」です。
1TBモデル「SSD-PST1.0U3-BA」は、税込18800円。1TBのSSDとしては高いですが、重さ4.5gでデバイス接続時の突起部がたった17mmですから、コンパクトさを考えれば妥当と言えるでしょう。
ちなみにバッファローでは、250GBモデルや500GBモデルも用意しています。
500GBモデル…10,000円(税抜9,091円)
250GBモデル…6,600円(税抜6,000円)
スペックはシリーズ共通で、Read速度 600MB/s、Write速度 500MB/sとなっています。読み書き速度も十分ですから、USBメモリを使うよりもこちらのほうが便利かもしれません。
PCゲーマーなら買って損はない?
この極小SSDですが、私も500GBモデルを所有しています。繰り返すようですが非常に便利ですね。まず、何といっても容量をほとんど気にしなくて良いのが便利すぎます。
USBメモリは32GBのものを使用していたのですが、長年使用しているとどうしても容量の問題がでてきます。
また、動画ファイルには容量的に適さないので、どうしても用途がテキストや資料、写真レベルに限定されてしまいます。極小SSDではこうした制限がありません。
私の場合、ゲームのクライアントデータやプレイ動画などを別のPCに移動するときに使っています。以前はNASに保存していたのですが、NASはネットワークがある場所でしか使えないという弱点があり、外出時には不便でした。
クラウドに保存しても良いのですが、クラウドにしてもネットに接続する必要がありますし、大容量ファイルの保管やDLには時間がかかります。何より通信コストがかかるので、どうしても用途が限定されるのです。
一方、極小SSDならば5g弱のメインストレージを持ち歩くに等しいので、オンライン/オフライン問わず気軽にデータを持ち運べます。
ちなみにバッファローの製品は、PCだけでなくゲーム機やテレビにも直接接続できるので、大変便利です。ノートPCにしてもデスクトップPCにしても、挿していることを忘れるほど小さいので、負担になりませんし。
もちろんUSBバスパワーで動作するので、電源は不要。ここ数年で使ったポータブルストレージの中では、群を抜いて使い勝手が良いですね。
500GBや1TBのデータを、手のひらサイズならぬ「ひとつまみサイズ」で持ち運べるのは、PCゲーマーにとっても有難いことだらけのはず。1万円程度でかなりQOLがあがるので、気になる方はぜひ調べてみてください。