ドット抜けは何個まで保証される?メーカー別 液晶モニターの保証期間
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徐々に4Kの高FPSなモニターが安くなってきているため、モニターの買い替えや追加を考えている人もいるのではないでしょうか。
しかしここで注意しておきたいのが「保証期間」ですね。モニターは結構な確率で壊れます。PC周辺機器の中では、マウスやキーボードと並んで「当たりはずれ」が出やすいです。
さらに、メーカーによって保証期間は全く異なります。そこで今回はメーカー別にモニターの保証期間を調べてみました。
主要モニターメーカーの保証期間一覧
早速、2024年時点で国内向けにPCモニターを出荷しているメーカーの「保証期間」を見ていきましょう。
保証期間5年
EIZO
EIZOでは、「お買い上げの日から5年間かつ製品使用時間が30000時間以内」を対象として製品保証を提供しています。
対象製品は、以下のとおり。
発売日が2012年7月以降のFlexScan、FORISシリーズ(ただし、NOVAは3年間保証)
発売日が2003年6月2日から2012年6月30日までの17型以上のFlexScanシリーズ、S1501、L557、L695、L767、L985EX
液晶パネルについては購入日から3年以内という備考もあるので注意が必要です。
フィリップス
フィリップスは全機種で、パネル・バックライト・本体(部品や電源)に5年間の製品保証があります。また、 修理専用化粧箱を用意するなどの配慮も嬉しいですね。
保証期間3年
DELL
DELLではすべてのモニターに対して、最短翌営業日発送の交換サポートを提供。さらに2年の延長保証も可能です。
IOデータ
かつては液晶パネル(バックパネル含む)のハードウェア保証が1年でしたが、3年間に延長されました。
対象商品であれば「ご購入日より12ヶ月間有効です」と記載があっても3年に延長されているようです。これは要チェックですね。
イイヤマ
LEDバックライト搭載の液晶ディスプレイはすべて3年保証です。また、ユーザー登録で5年保証に延長されるので忘れずに登録しておきましょう。
Asus
海外メーカーですが、日本国内3年間の保証がついています。年中無休の電話/メールサポートと故障時の製品引取サービスも提供。
MSI
ほかのメーカーと同じく3年保証ですが、QD-LEDについても液晶モニターと同様の3年保証が付帯しています。
LG
通常の保証に加え、「無輝点保証」も付帯しています。同じ色で光りっぱなしのピクセルが1個でもあった場合は無償修理対象とのこと。かなり精密な保証ですね。
HP
3年間ハードウェアオンサイト休日修理付翌日対応、3年間パーツ保証が提供されています。またHP Care Packに加入すると保証期間の延長も可能。
保証期間1~3年(パネル&バックライト1年)
Acer、BenQ、プリンストンに関しては保証が3年でパネルとバックライトが1年。ジャパンネクストに関しては保証が1年でした。
やはり安価なモデルが多いメーカーは保証期間が短い傾向にありますね。
1~2個の「ドット抜け」は保証されないことがほとんど
PCモニターといえば光らないドット、つまり「ドット抜け」が不具合になるかどうかという話題をよく見かけます。
メーカーの多くはドット抜けが不具合になるかどうかの基準を公開しており、「1個のみ」といった場合は不具合としないことがほとんどです。
例えばDELLではモニターのシリーズごとにドット抜けなどの個数を決めていて、「ガイドライン」として公開しています。
目安としてよくあるのは「パネル内の有効ドット数の0.001%以下はカウントしない」というもの。イイヤマなどはこれに該当しますが、1個や2個のドット抜けは保証修理の対象にならないことが多いので、注意しておきましょう。