アイソレーションキーボードのメリットとデメリット
投稿日:
※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
Apple製品で採用されたことから一気に普及した「アイソレーションキーボード」。今では国内メーカーでも珍しくなくなりましたね。
しかし、ゲーミング用途としては不向きという声もあります。そこで今回は、アイソレーションキーボードのメリットとデメリットなどについてまとめみてました。
アイソレーションキーボードとは
アイソレーションキーボードは、キーボードのキー間に十分なスペースがあるキーボードのことです。
アイソレーションキーボードは、もともとラップトップやノートブックコンピュータ向けに開発されたキーボードデザインです。2000年代初頭、Apple Inc.がMacBookシリーズで初めてこのスタイルを採用しました。
これは、従来のキーボードとは異なり、各キーが個別に隔てられていて、視覚的にも使いやすさの面でも改善が見られる設計でした。
アイソレーションキーボードの特徴
アイソレーションキーボードの特徴は以下3つです。
キーの間隔が大きい
アイソレーションキーボードは、その名の通り、各キーが独立して配置されており、周囲と明確に区切られています。キーの誤押しを防ぎやすくなり、タイピングの精度が向上します。
スリムデザイン
スリムでモダンなデザインが特徴で、特にポータブルデバイスに適していますね。キーボード全体の薄型化が進み、軽量で持ち運びやすい製品が多くなっています。
快適性
キーの反応性が良く、長時間の使用でも疲れにくい設計とされています。また、キー操作時の音が小さいものが多いため、公共の場所での使用に適しています。
アイソレーションキーボードのメリットとデメリット
メリットとデメリットとしては、以下が挙げられます。
メリット
快適性と精度の向上
アイソレーションキーボードは、キー間が広く設計されているため、指が自然な位置に落ち着きやすく、長時間のタイピングでも疲れにくいです。このため、タイピングの精度も向上します。
清掃が容易
キー間にスペースがあることで、ほこりや食べかすなどの汚れがたまりにくく、清掃が容易です。
デザインの美しさ
スタイリッシュでモダンなデザインが多いため、オフィスや自宅のデスクが洗練された印象になります。
デメリット
単純に高い
アイソレーションキーボードは、一般的なキーボードに比べて高価な場合があります。これは、デザインや材料の質によるものです。
携帯性の問題
キー間隔を広く取るため、全体のサイズが大きくなりがちで、持ち運びには不便な場合があります。折り畳みタイプであれば快適ですが、今度は強度的な問題がありますからね。
使いこなすためには慣れが必要
通常のキーボードから切り替えた場合、キーの配置や感触に慣れるまでに時間がかかることがあります。特に一般的なゲーミングキーボードに比べるとキーの位置がつかみにくく、操作に違和感を覚えることも多いでしょう。
また、キーヘッドが低いのでブラインドタッチがやりにくかったり、複数のキーを交互に連打する場合に指が疲れたりといった問題もあります。ゲーミング用途という点ではかなり微妙かもしれません。
ゲーミングキーボードとしては弱いが…
以上の内容を整理すると、やはりアイソレーションキーボードはゲーム用途には不向きですね。ちなみに耐久性にも難がある製品が多いと思います。
ノートPCの事務作業用、もしくはサブPC専用の文字入力用としてならば良いのですが、実際には安いメカニカルキーボードのほうが使いやすいです。
見た目のスタイリッシュさや薄さを求めないのであれば、無理に購入する必要はないですね。