不要なCPUクーラーの処分方法
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PCの中で大きなパーツといえば、マザーボードやグラボですが、単純な金属の塊としては「CPUクーラー」が最大かもしれません。
特にサードパーティー製のCPUクーラーは巨大な金属の塊ですから、処分の方法がわからない方も多いと思います。
そこで、私の過去の経験から3つのパターンを紹介し、それぞれのメリットとデメリットを解説してみたいと思います。
オークション、フリマで売る
第一の選択肢として誰もが思いつくのが「ネットークションやフリマで売る」という方法ですよね。
結論から言うと、この方法が最も良いのですが、いかんせん面倒くさいのです。化粧箱を探したり、写真を撮ったり、出品後には問い合わせに回答したり、最終的には梱包と発送。
数千円でも値段が付けばよいですが、使い古しのCPUクーラーは送料のほうが高いこともよくあります。
したがって、お金にはなるけども労力を考えると割に合わない、と考える方も多いようです。実際に私もそうでした。
CPUクーラーはCPUスロットの規格さえあっていれば何年でも使い続けられることが多いですが、正直なところそれほど高価なものではないですので、売却価格は期待できないんですよね。
ちなみに2023年9月時点の相場ですが、
- サイズ KABUTO 兜 12cmファン搭載:約500円
- CoolerMaster Hyper 212 EVO 120mm:約1900円
- IntelおもびAMDのリテールクーラー:200~500円
といった感じですね。新品未使用であればもう少し値段は上がりますが、送料の高騰が始まっている今、送料無料にすると赤字になりそうな勢いです。
ということで、以前ならフリマやヤフオクが良かったのですが、「何個もあるのでまとめて売ろう」という強者以外はあまりメリットがありません。
無料回収サービスを利用する
PCパーツは資源にもなるので、最近は無料回収サービスによる回収が行われています。代表的なところでは「リネットジャパン」がありますね。
リネットジャパンは環境省認定で自治体と連携したPCパーツ回収事業者です。回収品目をみると「CPUクーラー」としっかり記載があるので、無料回収の対象になっています。
正直なところ、現時点ではこれが最適解のような気がしますね。無料なので少なくとも赤字にはなりませんし、箱詰めも結構適当で問題ありません。
鉄くず買取事業者へ売却する
鉄のスクラップを買取している事業者は全国にありますが、CPUクーラーが買い取り対象になるかは微妙なところ。
こうした事業者の多くは最低1kg~買取などが多く、メッキ加工などが入っていると買い取り対象外になることもあります。
また、アルミや銅など別の金属が混合していると「雑品」となるため、運送費などを含めると手出しが発生する可能性も。
私が近所の事業者に問い合わせたときは「買取不可能」でした。有料での処分なら可能とのことだったので、リネットジャパンのほうが良いですね。
無料回収もしくは知人に譲渡が最適解か?
こうしてみると、2000円~以上の価格が付かないのであれば、無料回収に出してしまうのが最も良いと考えられます。
また、別の方法としては「知人に譲る」というのも良いでしょうね。ちなみに私の場合は過去3回ほど知人に譲っていますが、サブマシンなどを組むために使っているようです。
CPUクーラーは意外と息の長いパーツなので、SNSやオフ会などでも引き取り手が見つかるかもしれません。